「雪まつりを2100回」2020年度の年金運用実績が超優秀すぎる

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

お金についていろいろな話題を教えていただく、「川部紀子のおかねカンケイ」。

今回は、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子さんに
公的年金の運用状況についてお話を伺いました。

 

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 










Contents

2020年度の年金運用実績がすごすぎる!

 

 

 

 

 

年金の良いニュースが先々週に発表されたこと、みなさんはご存知ですか?

 

  • 良いニュース?そんなのあったっけ?
  • 知らない!

 

という方も多くいらっしゃると思います。

 

 

”良いニュースの割には、あまり話題になっていないような気がする”と川部紀子さん。

 

 

見てない!という方も多いと思います。

 

 

かくいう私も、全然知りませんでした…。
そんなニュースがあったことすら知らず…。

 

ということで、具体的にその年金の良いニュースはどんなものだったのかを
説明していきますね。

 

まず、日本の公的年金を管理・運用しているところがあります。
それが、GPIFというところです。

以前の記事にも登場した語句ですね。
覚えていますか?

 

覚えてない!という方はこちらを読んでいただくとより理解が深まると思います。
こちらの記事も参考にしてみてください。↓

 

 

社会に出る前に知りたかった!公的年金の最新情報を徹底解説

 

 

さて、話を元に戻しますが…

 

年金を管理・運用しているのはGPIFというところ、というのは
おわかりいただけましたよね?

このGPIFは日本語で言うと年金積み立て金管理運用独立行政法人です。
長いし、どっちもかなり覚えづらいという感じもしますね…。

GPIFでは、私たちがおさめている国民年金や厚生年金の保険料を管理運用しています。
先々週には、2020年度の運用状況が発表されました。

しかもこのGPIF、20分の動画がYouTubeで配信されているんです!
みなさん、ご存知でしたか?

 

チャンネルの名前は、GPIFチャンネル。

 

そのチャンネルの登録者数は、川部紀子さんのYouTubeチャンネル
「川部紀子のお金チャンネル」よりも若干少ないそうです。

 

ですが、川部紀子さん曰く

 

「もうすでに抜かされなきゃおかしいくらいのニュース、発表」

 

 

 

だったのだそうです。

 

 

にもかかわらず、登録者数が増えていないということなんですね。

 

 



「札幌雪まつりを2100回」2020年度の運用実績は超優秀

 

 

 

ここから、そんな大発表の内容について詳しくお伝えしていきます。

結論から言うと、2020年度の公的年金の運用状況がめちゃくちゃ良い

前年より+25.15%、金額にして+37兆7986億円です。

 

金額が2桁で、しかも37兆円!
なかなかピンとこない数字ではありますが、とてもすごいということはわかりますよね。

もちろん投資をしているので、良い年も悪い年もあります。
年金はずっと続くものなので、長い目で見ることが大事になってきます

2001年度の市場での運用開始以降の累積収益を発表されたのでご紹介します。
累積収益とは、この20年でどれだけの収益をあげたのかというもの。

累積収益は、+3.61%+95兆3363億円です。

95兆円っていうのも数字が大きすぎてよくわからないですが、
年金額は着実に増えているということがわかります。

20年ぐらいで95兆円。

この95兆円という数字がどのくらいすごいのかというと…

札幌雪まつりを2100回ほど開催したときの経済効果と同じです。

雪まつりの経済効果はかなりのものですから、それが2100回分となると
とてつもない効果だということがわかります。

桁数でいうと、14桁も増えているということですからね。

こんなすごい発表が先々週あったにもかかわらず、
さほど話題になっていないことに疑問を感じている川部紀子さん。

松尾亜希子さんも、そのニュースに全然気が付かなかったとのこと。

もちろんヒグマの目撃情報や災害のニュースも声明に関わることなので大事です。
でも、年金も大事

年金のニュースは時々大きな話題になりますが、先々週の発表はなぜか大きな話題になりませんでした。
こんなにすごいニュースなのに、なぜか報道されないんですね。

老後2000万円問題のときには、かなり話題になってニュースで何度も取り上げられましたが
今回のニュース、「年金が95兆円増えた」ことについては本当に取り上げられにくい。

 

これがもし、年金の運用額が減ったらすごい話題になったのだと思います。

 

そのことについて、川部紀子さんはこう話します。

 

『どうしてもマイナスの出来事で国民が、「政府ってひどい!日本ってひどいじゃないか!」って
ネタは取り上げられやすい。

我々もそんなふうに心して冷静に行動しなきゃいけないなと思いますね。

じゃないと、本当に「年金ってひどい!日本ってだめだ!」で終わっちゃうみたいに
感じになっちゃうじゃないですか。

そしたら、年金なんて払いたくないなんて思う人も出てくるかもしれないし。
未納にしちゃったりとかもありえるわけですよ。』

 

 

 

悪いところが報道されやすいところはありますが悪いところだけでなく良いところもあります。

 

それは、人間と同じ。

 

だめなところもあるし、良いところも絶対あります。
でも、話題としてもりあがりやすいのは悪いところというわけなんですね。

 

だからこそ、悪口に振り回されることなく良いところと悪いところの
両方にちゃんと目を向けて判断
していかなければいけません。

”年金が増えた”以外にも、年金には制度として良いところもいっぱいあります。

例えば、遺族年金と障害年金。
これについても知らない人が多いですよね。

遺族年金は、稼ぎ手が亡くなってしまって収入が少なくなってしまった配偶者や
両親が亡くなってしまった子供などに払われています。

そして障害年金は、重度の障害がある方に非課税で年金が払われていたりします。

 

年金については悪いイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、
なぜか報道されない年金のニュースにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

どんな話題でも、いろんな角度から見れるようになると新たな発見があるかもしれません。
表だけではなく、裏についても知っていくと自分なりの考えが変わるかも。

 

ぜひ、多面的な視点で物事を見てみてくださいね!

 

 

 








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