「ある意味貴重」”幻の手帳”廃止でチェックしたい2つのポイントとは?

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

 

お金についていろいろな話題をお伝えしていく、
「川部紀子のおかねカンケイ」。

 

ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の
川部紀子さんにお話を伺いました。

 

今回のテーマは…

 

4月に廃止になった「あるもの」についてです。

 

 

みなさん、どうぞ最後までお付き合いください!










 

 

 

Contents

4月に廃止になった”幻の手帳”とは?

 

 

 

突然ですが、皆さんにクイズです!

 

冒頭でもちらっとお伝えしましたが…
今年の4月に廃止になった「あるもの」とは何でしょうか?

 

ヒントは若い人は青、若くない人はオレンジです。

 

 

みなさん、わかりましたか?

 

 

 

 

正解は…

 

 

 

年金手帳です。

 

 

 

 

 

この4月に年金手帳が廃止になりました。

 

みなさんご存じでしたか?

 

 

 



 

 

 

 

年金手帳って、なくしても大丈夫なの?

 

 

「年金手帳って、どういう場面で使うんだろう?」

 

 

と思いながら、大切な書類と一緒にしまっているという方も
いらっしゃるかと思います。

 

「転職したときや年金を受け取る年齢になったら必要だから…」

 

と、”なくしたら絶対だめだ!”と思って見当たらないなってなったら
めちゃくちゃ焦ったことある方もいらっしゃると思います。

 

かくいう私も、その一人です。

 

でも、年金手帳をなくしてしまっても大丈夫。

 

というのも…

 

基礎年金番号さえわかっていれば、
年金手帳がなくても大丈夫
だからです。

 

基礎年金番号は、20歳以上の人が全員持っている番号。

 

「その番号がわかっていれば、何もかも用は足りる」

 

そう、川部紀子さんはいいます。

 

転職や就職のときに必要なのは基礎年金番号だけ。
年金をもらうときにも基礎年金番号がわかればOKなんです。

 

年金手帳って、大事にしまっていても
使うことってほとんどないですよね?

 

そのため、年金手帳は廃止に至ったということなんです。

 

年金手帳が廃止になった代わりに、20歳になった人には
基礎年金番号通知書が4月から届くようになりました

 

成人年齢は18歳に変わりましたが、国民年金の対象は20歳からです。
20歳以上の人は、国民年金の対象になります。

 

まとめると…

 

年金手帳が廃止になって、4月以降に20歳という方は
基礎年金番号通知書というのが届くので、
それをなくさないようにしてくださいね。

 

 



年金手帳はしっかりと保存!

 

「基礎年金番号だけ覚えてればいいんだから、
年金手帳はもっと早く廃止してもよかったのでは?」

 

という声も聞こえてきそうですね。

 

確かに、その通りです。

 

廃止にするのが遅い気もしますが…

 

基礎年金番号が書かれた大事なものだから、なくさないようにと
いうことであえて手帳にしたのかもしれません。

 

 

年金手帳をすでにもっている方もいらっしゃると思います。

 

基礎年金番号は今後もなくなる番号ではないので、
年金手帳はしっかりと保存しておきましょう

 

廃止になってしまったので、年金手帳を失くしてしまった方は
もう手に入りません。

 

そういう意味では貴重ですね。

今までは再発行できましたが、もうできないから幻です。
まさに、幻の年金手帳ですね。

 

 



年金手帳の再発行は年金事務所へ

 

 

紛失して、

 

「年金手帳の再発行お願いします」

 

と手続きに行くと、基礎年金番号通知書が発行されるようになります。

 

手続きは自分が住んでいる地域の年金事務所です。

昔は社会保険事務所と言っていましたが、
今は年金事務所となるので注意してくださいね。

 

 

単に年金手帳をなくしても、問題はありません。
基礎年金番号通知書をもらう手続きをすればいいですからね。

 

 


 

 

 

 

年金手帳を2冊持ってる人がいる⁉

 

 

 

 

 

 

ですが、ここで注意すべきことがあります

 

それは、年金手帳を2冊持っているかどうかということです。

 

 

「えっ、年金手帳2冊持ってる人なんているの?」

 

 

と、思いますよね?

 

 

実は、かなりいるんです。

 

年金手帳を2冊持っている人はかなりいるので、
その方は要チェックです!

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎年金番号が正しいかチェック!

 

 

年金手帳を2冊持っている方は、まず基礎年金番号が正しいか
しっかりとチェックしましょう。

 

なぜなら、自分の名前なのに全く違う番号だった方もいるからなんです。

 

中には、こんな例もありました。

 

同姓同名で生年月日も同じだけど、別の都道府県に住んでいる方の
年金手帳(2冊)を確認してみると…

その人の基礎年金番号とは全く違いました。

 

その方の基礎年金番号が書かれた年金手帳が、
実際に実在する別の人のところにあったなんてことも。

 

年金手帳を2冊持っていて、そこに書かれている番号が
全く違っていたというケースもあります。

 

 


 

 

 

 

 

「99」で始まる基礎年金番号は実在しない!

 

 

そして、基礎年金番号が「99」から始まっている方も
います。

 

「99」から始まる番号が書かれていたら、
年金事務所に一報を入れましょう

というのも、この「99」で始まる番号は
実在しない基礎年金番号なんです。

「99」からはじまる番号は、あくまでも仮の番号

転職や就職のときにスッと手続きできなかったので、
とりあえず仮の番号で持っている可能性は大いにあります。

これは、今すぐチェックしておきましょう。

 

でも、安心してください。

 

年金がもらえない、ということはないので
落ち着いて年金事務所に連絡をとってくださいね。

年金手帳はなくなりましたが、基礎年金番号通知書は
なくさないようにしっかりとっておきましょう。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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