眩しいだけで、くしゃみがでる?春に起こる”光くしゃみ反射”とは

Pocket

みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

美味しいトークエッセイをお届けする、西山美食話。
今回は4本立てでお届けします!

 

☆眩しい光を感じただけでくしゃみがでる?”光くしゃみ反射”とは

☆端午の節句に菖蒲を飾るのはなぜ?

☆今注目されている快適な睡眠をサポートする最新アイテムとは?

☆見て楽しむだけじゃない!食べて楽しむ桜の話

 

どうぞ最後までお付き合いください!

 










Contents

春は”くしゃみがでる”季節

 

 

最近よく、くしゃみが出ると感じていませんか?

いつもならそれほど気にならないことでも、
このご時世だと気になってしまいますよね。

春は”くしゃみが出る季節”といわれています。

くしゃみを誘発する要因が、多々あるからです。

その一つが、北海道の場合だとしらかば花粉の飛散が増えるから。

いわゆる花粉症、アレルギー反応におけるくしゃみです。

さらに雪が溶けて地面が出ると乾燥が進むため
空気中のほこりの量も、多くなります。

このほこりが鼻の粘膜を刺激して、
くしゃみを引き起こすんですね。

これは、粘膜上のほこりを追い出すための反射であり
アレルギー反応ではありません

 

眩しい日差しでくしゃみがでる”光くしゃみ反射”とは

 

春は日差しが日に日に強くなりますが、日差しが顔にあたって
”眩しいな”と感じた瞬間にくしゃみが出たりします

これは、光くしゃみ反射と呼ばれるもの。

眩しさを感じると、脳が鼻の粘膜に刺激を与えて
くしゃみが起こる
とか。

これもまた、ごく自然な反射の一つなんですね。

 

この時期くしゃみが出てもさほど心配することはありませんが、

 

「くしゃみが出そう!」

 

と思ったら、マスクの上からでも
ハンカチやタオルを当てて周りに配慮したいものです。

 



時代で変化する端午の節句

 

 

5月5日はこどもの日。

かつては男の子の節句として親しまれましたが、
現代は子供たちの健やかな成長を祝うこどもの日と定められています。

少し、歴史を紐解いてみましょう。

そもそも端午の節句とは、この時期に盛りを迎える菖蒲(しょうぶ)で
邪気を払い、生まれた子の無病息災を願う古代中国の行事
でした。

これが奈良時代に日本に伝わり、
端午のせちえという宮中行事に発展。

当時、宮廷内では強い香りを放つ菖蒲を軒につるしたり、
菖蒲の葉で作ったくす玉を柱に提げたりして邪気を払ったそうです。

鎌倉時代になると、武家の間でかぶとに菖蒲を飾って
男の子に贈る風習
が生まれました。

江戸時代には幕府が定める重要な式日の一つとなり、
大名や旗本が式服を着て江戸城に赴き、鎧やかぶとを
奉じるようになったとか。

さらに、将軍家に男の子が生まれると初節句には
武家屋敷の玄関前にのぼりやうわ印を立てて
みんなで盛大に祝うようになりました。

こうした武士の気風や風習が民衆にも広がり、
男の子の初節句はかぶとや武者人形を飾るようになった
といいます。

 



江戸の町民文化から生まれた鯉のぼり

 

 

 

一方、鯉のぼりは江戸の町民社会から生まれたものです。

鯉はとても生命力が強く、中国の伝説によると
黄河上流の滝を登り切ると龍となって天に登るとされていました。

これにちなんで、鯉を立身出世のシンボルとして
のぼりにして掲げるようになった
そうです。

こうした歴史を経て、端午の節句には鎧、かぶと、武者人形、
そして鯉のぼりを飾る習わしが定着
しました。

地域によっては、伝説を重んじ男の子の初節句には
古式ゆかしいやり方で祝うところもあるとか。

どんなに時代が変わっても、また地域の差があろうとも。
生まれた子の無病息災を願う心に変わりはありません。

 



睡眠と目覚めをサポート!進化する最新アイテム

 

 

5月に入り新社会人になった方は、1ヶ月が経って少し
緊張がほぐれると同時に、疲れが取れず目覚めが
悪くなっていると感じることがあるかもしれません。

そこで、眠りや目覚めをサポートする最新アイテムをご紹介します。

スマートスリープ ディープスリープヘッドバンドは、
世界的な睡眠専門医とメーカーがおよそ14年かけて研究開発したもの。

ヘッドバンド型のデバイスを眠る前に、頭に装着。

脳波を自動的に計測するとともに、深い睡眠時に
出現する徐波というものを活性化させる
機能を有しています。

スマホに専用アプリをインストール。

その連携で、眠りの質を点数化するというのも特徴です。

また、やはり睡眠前に装着するアイマスク型のアイテムもあります。

アイマスク内の光照射機能によって、
快適な入眠と目覚めが得られる
とか。

日没時のようなオレンジ色の光を照射して穏やかな入眠を導き、
朝は日の出に近い青い光を徐々に照射して
自然な起床を実現してくれるそう。

もちろん、どちらも脳や体に負担を与えることはないといいます。

 

 



進化する目覚まし時計が自然な入眠と目覚めを実現

 

 

スタンダードな目覚まし時計も、進化しています

たとえば、24種類もの癒やしのサウンドにより
快適な目覚めと入眠をサポートするセラピー時計が登場。

波の音、牛や鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、
森のざわめきなど多彩な音を収録。

音を聴きながら眠りに入り、目覚めることができるそう。

一方、目覚まし時計といっても腕にはめるものもあるとか。

音ではなく、腕に伝わる振動によって目覚めさせる特殊アラームです。

腕時計の裏側に内蔵した小型モーターが強力に振動して
時刻を知らせてくれるしくみ。

直径40ミリと通常の男性腕時計とほぼ同じ大きさなので
会社で仮眠を取るとき、あるいは昼食後のちょっとした
昼寝に活躍
してくれるとのことです。

世界的にみても、日本人は睡眠に関する問題を
抱えている人が多いそう。

自分に合ったアイテムを活用して、良質な眠りとともに
スッキリと目覚める朝を取り戻したいものです。

 



伊豆半島は桜の塩漬けの一大産地

 

 

北海道にも、桜の季節がやってきました。

今年はどこも開花が早く、満開の場所もあれば
すでに葉桜というところもあります。

美しく咲き誇る花を愛でるのもいいですが、
ここからは食べて楽しむ桜のお話です。

桜餅に欠かせない桜の葉の塩漬け。

その塩漬けは、静岡県西伊豆にある松崎町が
国内生産量の7割
を占めているそう。

残りの3割は隣の南伊豆町で生産されているため、
伊豆半島はまさに一大産地といえるでしょう。

塩漬けに使われるのは、オオシマザクラの葉。

オオシマザクラは葉の裏に産毛がないので口あたりがよく
香り成分も豊富に含まれているため、塩漬けに適した品種
なんです。

桜の葉の収穫期は、5月の連休明けから8月末まで。

葉を一枚一枚手で摘み取り、大きさ別に50枚をひと束にまとめ
大樽の中に同心円状やに並べられます。

そして、徳島県鳴門産の粗塩でつけられるんですね。

一つの樽に4万束の桜の葉をつめたら、
およそ10トンのおもしをのせて待つこと半年。

樽の中で熟成、発酵した桜の葉はきれいな飴色に染まり、
桜の葉の塩漬けが完成します。

 



八重桜の塩漬けは神奈川県が8割

 

 

美味しい桜は、葉だけではありません。

花びらが多く色も鮮やかな八重桜の花も塩漬けにされ、
アイスクリームやあんぱんのトッピング、吸い物や蒸し物、
桜ごはんなど様々な料理に使われています

八重桜の花の塩漬けをつくっているのは、神奈川県。

特に秦野市と小田原市で生産され、
国内生産量の8割を占めているそうです。

収穫期は、4月初旬から5月中旬にかけて。

桜の花はとても繊細なため、花を摘み取ったらその日のうちに
塩と梅酢を入れて漬けこまれます。

梅は、桜と同じバラ科、サクラソウゆえ梅酢を使うことで
酸が上手く作用して鮮やかなピンク色に仕上がるのだとか。

桜の花を楽しめるのは、ほんの1週間。

でも塩漬けされた桜の葉、そして桜の花ならば保存できるため
長くじっくり楽しめます。

これもまた、桜に特別な思いを寄せてきた日本人の知恵でしょうか。

 

 

 

 










この記事をSNSでシェア!

おすすめ記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。