みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今日これから、一日のスタートに元気になれる音楽、癒やされる音楽をオンエアして
心と体の健康を保っていこうというコーナー、音楽の処方箋。
今回は、健康的なダイエットや美容についてのお話を
ナカジマ薬局管理栄養士の横井ゆりさんに伺いました。
今回お伝えするテーマは、”小顔体操は病気を予防する“です!
これは一体、どういうことなのでしょうか?
どうぞ、最後までお付き合いください。
Contents
小顔体操は病気を予防する?
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「小顔体操は病気を予防するってどういうこと?」
と、思った方もいらっしゃるかと思います。
これは一体、どういうことなのでしょうか?
小顔やリストアップは、女性にとって永遠のテーマというべきものだと思います。
毎日鏡を見て、
「なんとかならないかな…」と、お悩みの方もいらっしゃるはず。
その悩みを改善するのが、小顔体操。
この小顔体操、実はある病気を予防することができるんです。
それはなんだと思いますか?
答えは…
誤嚥性(ごえんせい)肺炎です。
みなさんも、一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。
横井ゆりさんはナカジマ薬局に務める前に病院で14年間勤務し、
のべ1万人の患者様の栄養管理をしてきました。
その中で、横井ゆりさんが思ったことがあります。
それは…
自分や家族が誤嚥性肺炎になってしまったら、一番悲しいということ。
そう思った病気が、誤嚥性肺炎だったんです。
誤嚥性肺炎はどんな病気?
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では、その誤嚥性肺炎という病気はどのような病気なのでしょうか?
口の中の細菌や肺炎球菌が唾液や食べ物を飲み込むときに、
食道ではなく間違えて器官に入ってしまい肺の中で炎症を起こしてしまう。
それが、誤嚥性肺炎という病気です。
本来、唾液や食べ物は食道を通って胃の中に入るので胃液によって細菌は殺菌されます。
ところが、細菌が間違って肺に入ってしまうと…
肺には胃液のような消化機能はないので、
細菌が入ると炎症を起こしやすいんですね。
そのため、誤嚥性肺炎になると”食事を食べてはいけません”と言われることが多いです。
ですが、厳密に言えば食べても大丈夫なんです。
というのも、適切に消化してケアをし、リハビリをすれば
少量から食事をできる方がほとんどだからです。
医療の歴史の中では誤嚥性肺炎にかかった方は”食事をしないほうがいい”とされがち。
でも、食べる楽しみを奪われるということはとても悲しいしつらいですよね。
間違って期間に入るのを防ぐために、”食べちゃだめ”と言われるわけですから…。
そうならないためにも、
誤嚥性肺炎の対策を今からしっかりしていきましょう!
誤嚥性肺炎を予防する2つの対策
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誤嚥性肺炎の対策は、2つあります。
まず1つ目は、誤嚥性肺炎は口の中の細菌が主な原因なので口腔ケアをしっかりとすること。
そして、もう一つは間違えて飲み込まないようにのどと舌の筋肉を鍛えることです。
実は、のどと舌の筋肉を鍛えることは小顔体操とほぼ同じ。
つまり、小顔体操が病気の予防になるということなんですね。
管理栄養士オススメ!2つの小顔体操
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ここで、横井ゆりさんオススメの2つの体操をお伝えします!
まずは、1つ目の体操から。
① あくびをする時のイメージで口を大きく開けて10秒キープ
首の両側、横の筋肉に力が入っていることを意識しながら、
あくびのように大きく口を開けて10秒キープしましょう!
② ①を行ったあと、10秒休憩する
③ ①と②を5回以上繰り返す
実際にこの小顔体操をしてみるとわかるのですが…
大きく口を開けて10秒キープすると、首の横の筋肉に力が入るのがわかります。
その力の入っているところが、のどを引き上げる筋肉です。
これを10秒休憩をしながら5回以上繰り返しながら行いましょう。
次に、2つ目の体操をご紹介します。
① 舌を1センチほど前に出して上下の唇で軽くはさむ
② ①の状態でつばをごくりと思い切って飲み込む
③ ①と②を5回以上繰り返す
この体操をすると、舌のつけ根からのどの入口あたりに力が入ります。
のどと舌の筋肉を鍛えることは、リストアップすなわち小顔にもつながるので
ぜひみなさんもやってみてくださいね!
早くから小顔のためにのどや舌の筋肉を鍛えていくと、
将来的には誤嚥性肺炎の予防にもなります。
横井ゆりさんも、気づいたときにはこの小顔体操をするようにしているそうです。
小顔体操は他にもいろいろあるので、好きな小顔体操を見つけて
みなさんもぜひ空いている時間にやってみてください!
今回お伝えした2つの小顔体操をやってみるだけでも、かなり違うと思います。
小顔体操で、病気を未然に防止しましょう!
今回お伝えした内容は、ナカジマ薬局ホームページ、トップページにあります
News&Topicsにも掲載されていますので、そちらもチェックしてみてください!
まとめ
◎小顔体操は、誤嚥性肺炎の予防になる
◎誤嚥性肺炎は、口の中の細菌や肺炎球菌が間違って器官に入り肺の中で炎症を起こしてしまう病気
◎誤嚥性肺炎を予防するには、口腔ケアとのど・舌の筋肉を鍛えることが大切
