欲を出すと失敗する!格言から読み解く投資の4つの心得

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

今回は、Sparkle Sparkerから。

聞くとためになる、役に立つという情報をその道の
スペシャリストにお話を伺っています。Sparkle College。

ゲストは、ファイナンシャルプランナーで
社会保険労務士の川辺紀子さんです。

今回は、投資の話…ですが、格言のお話でもあります。
さて、これはどういうことなのでしょうか?



 

Contents

欲を出すと失敗する!そのワケを格言から読み解く

 

 

投資の話なのに、格言の話?と疑問に思った方も多いと思います。
ですが、これからご紹介する格言は理にかなっているんです。

投資で失敗しないためにもぜひ知っておきたい、
そんな格言からお伝えしていきたいと思います。

 

アメリカの有名な投資家の格言に、このようなものがあります。

強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ。
楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。

 

この格言は一体どういう意味なのか、首をかしげて
いらっしゃる方も多いと思うので、1つずつ解説していきますね。

 

まず、”強気相場は”という主語から。

 

これは、文字通り強気の相場ということです。

相場は、値段のこと。

家賃でも、よく「○○駅から徒歩○分圏内だと相場はこのくらい」
とかいいますよね。

強気相場=強気な(高い)値段と覚えておいてくださいね。

ここでいう値段というのは、
投資の話なので株価と考えてOKです。

 

さあ、また格言に戻りますよ。

 

次の言葉は、”悲観の中に生まれ”です。

 

高い株価は、悲観の中で生まれるということですね。

ここでみなさん、株価を思い出していただきたいのですが
去年の春のコロナショックで世界中が悲観しているとき、
株価がかなり下落
しましたよね。

ですが、そこで新たな強い値段のものが生まれたということなんです。

 

ここまでが格言の前半です。
みなさん、おわかりいただけましたか?

 

それでは、格言の後半に移ります。

 

”懐疑の中で育ち”。

 

みなさん、この意味はわかりますか?

 

これは、今の世間の状況的に言うと

 

「コロナってどうなんだろうね?いつまで続くんだろう?」

 

という中で、株価が育ってきているということなんです。

 

まさにこの春のコロナショックのあと、育ったという感じですね。

 

日本もアメリカも、株価が急上昇しましたよね。
そのことも、このフレーズから読み取ることができます。

 

そして次の”楽観の中で成熟し”というフレーズ。

 

新型コロナウイルス収束のカギとなっているワクチンの
が出てきていますよね。

このワクチンが出回って、インフルエンザ扱いになる
というのが、”楽観の中で成熟し”に当てはまります。

Go toキャンペーンもありましたが、現在は停止されているので
一瞬と言ってもいいくらい短かったですよね。

これは、まだ楽観とまでは言えません。

 

そして、いよいよラストです。

 

ラストは”幸福感の中で消えていく”というフレーズ。

 

「えっ、最後は消えちゃうの!?」

 

と驚いた方もいらっしゃると思います。

 

そうなんです、消えてしまうんです

 

景気や株は当然波があるので、消えていってしまいます。
それが幸福に包まれている中で消えていくということなんですね。

ここまで格言について説明してきましたが…
ここでもう1度、格言に当てはめておさらいをしておきましょう。

簡単に言うと、去年の3月に投資をしておけば上がっていく株を
生まれた瞬間に買うことができましたよ
、ということです。

幸福感の手前の”楽観”のところで売却しないと、
株が下がるどころか消えてしまう
ことさえあるんです。

この格言を聞いてしまったら、絶対に楽観のタイミングで
売却しないと損してしまうということになりますよね。

欲を出して、もっと上がるまで待っていたら
最悪の場合は消えてしまいますからね。

待ったなしです。

ただ、去年の3月に買わなかった人にとって
今から株を買うとなると一体どうなるのか…?

という疑問のお持ちの方も多いですよね。

もしも今が”懐疑”の状況であれば格言的には育ちの段階になります。
”懐疑の中に育ち”ですからね。

育ちの段階なので、株を買ってもいいことにはなります。

先ほどもちらっとお伝えしましたが、ワクチンの話が
出始めているのはみなさんもご承知のことと思います。

これは、楽観の手前か楽観に入ったばかりの状況

完全に楽観の範囲内というわけではありませんが、
育つ段階であればこのタイミングで売ってもOKということになります。

 

※これはあくまでも「格言に当てはめるとこうなりますよ」と
いうことなので、投資をする際は自己責任でお願いします。
タイミングを見極める参考にして頂ければと思います。

 



専門家が予測する2021年「ゴルディロックス相場」とは一体何なのか

 

 

さて、ここからは格言の話からは離れて相場のお話です。

 

今年の相場は、専門家から○○相場と呼ばれています。
この○○に入る言葉、みなさんはわかりますか?

 

正解は…

 

ゴルディロックス相場   です。

 

「ゴルディロックス相場って何!?」

 

と、思いますよね。

 

多くの専門家が予想しているという”ゴルディロックス相場”とは
何なのか、外国の童話を話を交えてわかりやすく解説していきますね。

 

 

童話「3匹のクマ」から読み取る教訓

 

 

ゴルディロックス相場という言葉のもととなっているのが、
外国の童話「3匹のクマ」です。

その童話には女の子が登場します。
その女の子の名前が、ゴルディロックスちゃん。

 

「あっ!」と思った方、そうなんです。

ゴルディロックス相場の”ゴルディロックス”というのは
登場人物の女の子の名前
なんですね。

そのゴルディロックスちゃん、実は童話の中で
クマさんのお家に勝手に入ってしまうんです。

そこに、あたたかい飲み物が3つありました。
あつあつのものと、冷めたものと、ちょうどいい温度のもの。

ゴルディロックスちゃんは、ちょうどいい温度のもの
選んで勝手に飲んでしまいます。

次に、ゴルディロックスちゃんは、椅子に座ります。

ここでも3種類の椅子があって、ゴルディロックスちゃんが
選んだのは高いものでもなく、低いものでもなく、
ちょうどいい高さのもの。

ところが、ゴルディロックスちゃんは
その椅子を壊してしまうんです。

そして、最後にゴルディロックスちゃんはベッドに寝ます。

クマのベッドは3種類。
かたすぎるのと、やわらかすぎるのと、ちょうどいいかたさのもの。

ゴルディロックスちゃんは、これまた
ちょうどいいものを選んで寝てしまいます。

そこにクマが帰ってきて、ゴルディロックスちゃんは
クマに追いかけられて逃げ回ります。

追いかけられてすごく怖かった…という、お話。

 

なんだか、教訓がよくわからない童話ではありますが
川辺紀子さんはこの話からこのような教訓を見出しています。

それは、

ちょうどいいものばかりを探して生きていたら追いかけられて
怖い思いをするから、ちょっとはリスクをとって冒険したり
いろいろなことをやってみようよ
ということ。

実際には、逃げて怖かったというだけなんですけどね。

その話から来たのが、ゴルディロックス相場というわけです。

 

つまり、どういうことなのか。

景気や株価に当てはめると、過熱状態でもなく
景気が冷え込みすぎることもなく、適度な状況
という相場。

これが、ゴルディロックス相場といわれています。

経済は普通に動いているので、緩やかな成長が続く
それが2021年ではないかと専門家が予測しています。

ここでみなさん、最初の格言を1度思い出してみてください。

 

強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ
楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

 

でしたよね。

 

多くの専門家が「ゴルディロックス相場」と予想している
2021年ということを意識しながら、これからの
お金の動きに注目していきましょう!

 

話をまとめると…

ドーンと上がったり下がったりというよりかは、
緩やかな動きになる2021年になるのではないかと
言われているということです。

リスク回避も大切なことですが、ときには
勇気をもって進んだ方がいいということですね。

 

ここまで、投資と格言の話をお伝えしてきました。
いかがでしたか?

ぜひ、投資をする際の指標にしていただければと思います。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪

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