「絶対出ると思ってた」今激増&注目の投資信託”ESG投資”とは?

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

 

この時間はお金についていろいろな話題を教えていただきます。

今回は、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子さんに
SDGSとESG投資について伺いました。

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

Contents

SDGSとは?

 

 

最近SDGSという言葉、みなさんよく聞きますよね。

 

SDGSとは何か、みなさんは説明できますか?

 

 

 

SDGSとは、

 

サステイナブル、ディベロップメント、ゴールズの頭文字をとったもので、
日本語では持続可能な開発目標と訳されています。

これは、国連で定めているものです。

 

一言でいうと、

 

「ちゃんと次世代まで維持していけるような良い地球を目指すために、
世界のみんなが目標を決めてやっていこうよ!

 

ということですね。

 

いわば、地球のための目標です。

 

  • 貧困問題
  • 健康や福祉
  • 資源
  • 食料

 

などなど、

 

世界的、地球的規模の問題について目標が実際に17個定められています。

各国がその達成を目指して頑張っている。
それがSDGSということになります。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ESG投資って何?

 

 

 

みなさん、ESG投資という言葉はご存知ですか?

 

ESGはそれぞれ、ある単語の頭文字をとったものです。

 

 

その頭文字とは……

 

 

 

エンバイアメントのE、環境。
ソーシャル(社会)のS。

そして、ガバナンスです。

 

ここでいうガバナンスとは、企業のことではなく、企業統治のことです。
企業をまとめる、という意味ですね。

それが、ESGです。

 

どっちも環境に優しそうなイメージはありますよね。

 

さて、先程お話したSDGSとESG。この2つの違いは何なのでしょうか?

 

SDGSとESG、どちらも国連から登場した言葉なのですが…

 

これらの決定的な違いは、つながるかバラバラか、ということです。

 

「つながるかバラバラか、ってどういうこと?」

 

と、思いますよね?

 

 

順を追って説明していきますね。

 

 

まずSDGSは、”持続可能な開発目標”と全部単語がつながっていきますよね。
でもESGは、環境、社会、ガバナンスと単語がバラバラ。

 

バラけてるんです。

 

 

「えっ、そういう問題?」

 

 

と、思いましたか?

 

 

そうなんです、そういう問題なんです。

 

 

 

先程もお伝えしたように、SDGSには17個の”持続可能な”目標があるわけです。
それに対してESGは、それぞれ環境、社会、ガバナンスとバラバラ。

要は、目標とそれを達成するための重要項目という違いです。

SDGSは目標、そしてその達成に向けた具体的な項目がESGということなんですね。

 

ね?つながってるか、バラバラかでしょ?

 

 

「SDGSとESGについてはわかったけど、この話がマネーの話につながるの?」

 

と、半信半疑に思っているあなた!

 

 

実は、つながるんですよ。

 

 

なぜかというと、ESG投資という言葉があるからなんです。

 

ESG投資という言葉、まだ聞き慣れない方が多いかもしれませんが…
ESG投資とは、その名の通り環境や社会、企業統治を基準に投資すること。

 

例えば、みなさんが投資先として会社を選ぶとします。

 

儲かっているかどうか以外の部分で、環境や社会、企業統治に注目して会社を選んで投資する。

 

これが、ESG投資です。

 

つまり、投資先の企業の話ということですね。

 

投資先は環境のことを考えて取り組んでる企業がいいんじゃない?

 

とか、

 

社会的に素晴らしいこと、例えばダイバーシティーに取り組んでいる会社を選ぼうかな?

 

とか、

 

いろんな人に平等に働く機会を与えて多様な働き方できますよ、ウチの会社!

 

みたいなところを投資先として選んだり…

 

 

企業統治で取締役会をきちっと構成して少数株主様もちゃんと保護しますよ!

 

という企業を選んだり。

 

投資する先の企業価値をみる材料として、環境(E)や社会(S)や企業統治(G)をみる。
それがESG投資ということになります。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ESG投資は微妙?

 

 

「ESGに取り組んでいる会社を選んで投資しておくといいですよね」

 

という会社のパッケージの投資信託の商品も実際出ています。

 

ESGに取り組んでいる会社と言うと、良い会社っぽく思えますしね。

自分のお金を投資先として安心だなと思えますし、

 

「なるほど、ここだったら…」

 

という感じで良さそうですよね。

 

あとは、ぶっちゃけそういう企業に投資をしておいたら儲かりそう、みたいな感じもありますよね。

そういう人が多いだろうということで、運用会社もESGに着目して
会社を絞り込んでる投資信託をバンバン発売
しています。

 

ところが…!

 

その商品に対して実は、金融庁からお咎めが入りました。

 

 

「えっ、何でお咎め?だっていいことしてる企業に投資をする商品だよね?」

 

 

と思いますよね?

 

 

 

お咎めが入った理由としては、

 

 

「その投資する会社選びが、ちょっとお宅微妙じゃないですか?」

 

ということ。

 

「そういうこと商品で言っておきながら名ばかりESG商品なんじゃないですか?」

 

ということだったんですね。

 

 

このことについて、川部紀子さんはこう話します。

 

 

「絶対私ね、こういう商品出ると思ってて。実は私は、ESG投資に若干懐疑的だったんですよ。

実は、ESG投資に関する取材とか仕事の依頼も私にきていたのあったんですけど、
かなり慎重に対応してたんですよ。

“川部のおすすめはESG投資のこの商品です!”とか、軽く書かないと約束してくれますか?

みたいに言ってたんですよ。

だって嫌じゃないですか、言ってもいないこと。

というふうに慎重に対応していたら、断る前に仕事を断られたってこともありましたけどね。
微妙ですよね…。」

 

その一方で、

 

“SDGSもESGも本当に素晴らしいことだ”と話す、川部紀子さん。

 

ですが、その言葉をあまり良くない方向に利用してる人も残念ながらいます。

 

ですから私たちもそういった言葉で安易に飛びつくことには注意しなければなりません
そして企業側も、そのような謳い文句で釣るようなやり方はやめてほしい

 

そう、川部紀子さんは強く願っています。

 

それを出すのであれば企業側もしっかりとやらないといけないし、
本当にそうやっているのかどうかという見極めも私たちはできないといけない。

そんな気がします。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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