”ママの幸せ”で決まる「神子育て」今すぐできるイライラ解消法とは

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

作家・星渉さんが子育て雑誌「AERA with Kids」で企画された「神子育て講座」の内容をまとめた新刊
「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」について伺います。

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 










Contents

大学で出会った心理学で気づいたメンタルケアの重要性

 

 

 

作家で講演家の星さんの新刊「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」が現在発売中です。

 

新刊のお話を伺う前に、星渉さんについて少しご紹介します。

星渉さんは、心理学と行動科学をベースに起業したい方々に対して
起業の仕方を教えるスクールを主な仕事としています。

なぜ、そこに行き着いたのか?

それには、星渉さんが大学生のときに経験した原体験がありました。

大学生のときに仙台で、4年間塾の先生をしていた星渉さん。

そのとき星渉さんが考えていたのは、

 

「どうやったら勉強をやりたくない子どもたちが勉強するようになるか?」

 

 

ということ。

 

そのときに、星渉さんは本を通して心理学と出会います。

 

その本に書いていることを机上の空論にするのではなく、
実際にそれを実践じてみたらどうだろう?

そう考えた星渉さんは、その本に書いてあったことを全て生徒たちに試してみたそうなんです。

すごい効果がでるものもある一方、そうではないものもありました。
それを4年間繰り返し実践し続けた星渉さん。

その中で、星渉さんが気づいたことがあります。

 

それは、人のメンタルをケアするとやりたくないなことや
多少つらいと思っていることでも、意欲的に取り組んで得たい結果を得られるようになる
ということ。

それ以来、メンタルケアがいかに大事なのかを感じるように。

そのときの経験が、星渉さんの現在の仕事にも生かされているというわけなんですね。

これから起業したいという人たちは、
不安や恐怖を抱えている方も少なくありません。

一歩が踏み出せないという方もいらっしゃいます。

そういう人たちのメンタル面でのサポートをしながら、
星渉さんは起業についても指導しています。

 

 



「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」で大切なこと

 

 

 

今回、星渉さんが書かれた本のタイトルは、「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」です。
この本は、子育て雑誌「AERA with Kids」で企画された神子育て講座の内容をまとめたもの

ベストセラーになった星渉さんの著書、「神メンタル」の内容の子育てバージョンですね。

 

科学的なアプローチで、子育てはどう良くなるのか?

 

それを検証するべく、子育て雑誌「AERA with Kids」の提案によって
心理学に一切興味がない子育て中のお母さんたちを集めて3ヶ月密着。

講座に参加したお母さんたちの変化を検証することになりました。

しかも、星渉さんは結婚はしているもののまだお子さんはいらっしゃいません。

子供のいない星渉さんが子育て中のお母さんたちに
科学的なアプローチを伝えるということなのですが…

この科学的なアプローチを実践して成功すれば、対応性がある。

つまり、誰にでも効果があるということを実証できるというわけです。

 

星渉さんの講座では、短期的なデータに基づいてワークを実践。

参加されたお母さんたちは、3ヶ月でお子さんの関係性がかなり変わったそうです。
お子さんだけでなく、旦那さんの様子も変わってしまったというから驚きです。

そんな驚くべき現象がどんどん起きたので、「AERA with Kids」側から

 

企画のままにしておくのはもったいないから、ぜひ本にしましょう

 

との提言を受け、今回講座の内容が本になりました。

 

 

 



神子育てのポイントは”ママが幸せになる”こと

 

 

 

 

 

神子育てで一番大事なことは、何なのでしょうか?

 

神子育てで何よりも大切なことは、”ママが幸せになる“こと。
これが一番のポイントです。

 

 

「じゃあ、子供ないがしろにしていいのか」

 

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

 

自分に余裕がないと、人に優しくなることってなかなかできないですよね?

人に優しくできるようにするためには、自分自身が良い状態にすることが重要。
つまり、自分を満たすことにもっと目を向けてみることが大切なんです。

そうすると、見え方も対応の仕方もガラリと変わってきます。

これが、神子育ての本質的なメカニズムなんです。

どうしてもお母さんが子供といる時間は長いですから、
それだけイライラに直面する場面も多いと思います。

同じ場面やトラブルでも、気持ちに余裕があるときと
そうでないときって対応が全く違いますよね?

 

「これは怒る場面だから怒っていても、
やっぱりどこかで自分の機嫌が悪いからだなってわかっていたりして。ああ、悪いなあ、って。」

 

と、坂本美雨さん。

 

子供を強く叱ってしまって、自己嫌悪に陥ることもあるそうです。

 

きっと、同じように思われているお母さんやお父さんもいらっしゃると思います。
それでは自己嫌悪をなくすには、どうすればいいのでしょうか?

 

 

 



自分を満たすとはどういうことか イライラの自己嫌悪を失くす方法

 

 

先程から、自分を満たすという言葉が出てきていますが…
自分を満たすとは、どういうことなのでしょうか?

 

仕事と子育ての両立をしなければいけない。

その他にも家事がたくさんある…という限られた短い時間の中で、
自分を満たすことができるのだろうか?

そして、そもそもそのやり方がわかんないという方も多いですよね。

そんな方におすすめしたいのが1つのアクションを変えること、
そして自分を満たす時間を持つことです。

例えば、夜寝る前。

お子さんと今日1日のありがたかったことを3つずつ話すのをやるだけで、
実は怒りをかなり抑えることができるんです。

講座に参加された方が一番最初に解消したいと思っていたのが、
すぐイラッとしてしまうこと。

イラッとして言っちゃうことも嫌なのですが、それ以上に言ったあとの
自己嫌悪感がすごく嫌だというお母さんたちが多くいらっしゃいました。

そんなお母さんたちが、たった3ヶ月でイライラも自己嫌悪感もなくなり、

 

「あのとき、講座に来てよかったです」

 

とメッセージをくれるようにまでなりました。

 

 

効果は抜群ですね。

 

 



そのイライラ、もしかしたら自分で引き起こしているかも?

 

 

 

 

 

 

星渉さんがアプローチの中で、とても大切にしているのが言葉です。

 

なぜそんなに言葉を大切にしているかというと…
脳科学的にも心理学的にも、感情のスタートは言葉だからなんです。

 

例えば、イケメンと言ったらみなさんは誰をイメージしますか?

 

  • 福山雅治さん
  • 加藤シゲアキさん
  • 増田貴久さん
  • 小山慶一郎さん
  • 手越祐也さん
  • 横浜流星さん

 

などなど、挙げると止まらなくなるのでここで止めておきますが…

 

人によって、イメージする人は違いますよね。

 

このイケメンという言葉には必ずイメージがくっついています。
イメージがわくと、私たちの脳は次に感情とつながります。

 

そのため、イケメンというと福山雅治さんを思い浮かべて、

 

「ああ、かっこいいな」

 

という気持ちになります。

 

 

これは、ワードピクチャーエモーションと言われています。

日常でイライラしてしまうときというのは、必ず自分をイラッとさせてしまう言葉や
場面を想像できる場面が浮かんでイラッとした感情が生まれてしまう
んです。

なので、無理にでもいいからまず言葉を変えてみる

そうすると、脳に対しての感情をコントロールすることができます。

 

イライラとした感情は、自分で引き起こしているという可能性もあります。

 

このイライラを解消するには、アクションや言葉を無理にでも変える
これが、一番効果があります。

自分の好きな言葉や、自分の好きなものならOK。
自分の感情が自動的によくなる言葉を使うようにするといいですね。

笑いは感情を和らげる効果っていうのがわかっているので、
笑うことも心がけるようにしましょう。

 

そうすると、

 

「何言ってんだろう、私」

 

と、ふと思う瞬間があります。

 

その瞬間、さっきまでイラッとしてたことを忘れていたりもします。

 

「何言ってんだろう、私」

 

 

と思っている間に、イライラが収まるんです。

 

こうなると、もうこっちのもの。

 

「ま、いっか。言わなくても」というふうになると、
「あれ?最近怒ってる回数減ってきたかも」というふうに、
少しずつ自分を満たすことができるようになっていきます。

 

坂本美雨さん、その言葉に思わず

 

「すぐやる!」

 

と即答。

 

みなさんもぜひ、やってみてくださいね。

 

 

 

 



「ま、いっか」と口にすると、切り替える方向に脳が動く?

 

 

 

 

 

そしてもう1つ、大事なことが本には書いてあります。
それは、”なんとかなる“ということです。

 

坂本美雨さんもよく、「ま、いっか」と言うようにしています。
これは、心理学的にもめちゃめちゃ良いことなんです!

 

 

「空気に、部屋の空間に”ま、いっか”を放つみたいなイメージで。
“ま、いっか”って大きな声で言うんですけど。笑」

 

と、坂本美雨さん。

 

 

なぜ、「ま、いっか」ということが心理学的にもいいのか。

 

それは、「ま、いっか」という言葉が切り替える言葉だからです。

これを口にしないで自分の胸の中で、”切り替える切り替える”と言うよりも
「ま、いっか」と口に出した方がいいのは、脳がその指示を受け取るので
切り替える方向に動こうとする
からです。

気持ちの切り替えがうまい人ほど、幸福度が高いということが研究でもわかってきています。

 

 

「”なんとかなるか”という、自分のコントロールできない部分を許すというか、
委ねる気持ちって大事だなあってやっぱり星さんの本を読んで思いました。」

 

と話す、坂本美雨さん。

 

この坂本美雨さんの言葉に重要なキーワードがあったこと、
みなさんはわかりましたか?

 

その重要なキーワードとは、許すという言葉。

 

この許すという言葉は、心理学でいう自己受容力
自分で自分自身のことを受け入れることができる力のことを指します。

この力が強いと、感情がポジティブになり気持ちの余裕も出てくることがわかっています。

 

自己受容力とは、良いことであっても悪いことであっても「ま、いっか」と割り切ること。

 

「それが私なんだし、全然それでいいじゃん、頑張ってるもん!」

 

と、自分を許すことができる力なんです。

 

 

 



自分に良い言葉をかけるとイキイキする?

 

 

 

 

星渉さんが神子育ての本の中でも講演会でも、いつも必ずオススメすることがあります。
それは、鏡の中の自分に向かって、セルフ反応をすることです。

 

セルフ反応をするとは、どういうことなのでしょうか?

 

例えば、「家事と育児をやっているのになかなか夫が手伝ってくれない…」と
悩んでいるママがいるとしますよね。

 

そんなとき、鏡の中の自分に向かって夫に言ってほしいことを実際に口にして
その言葉に対して反応してみるんです。

 

  • いつもありがとう
  • 感謝してるよ

 

 

など。

 

 

それらを言いながら、セルフ反応してみましょう。

 

これをすることで、体感覚、肌感覚で安心感を覚えます。

 

このときに、さらに言葉を鏡の中の自分に言っているので癒やされていくということなんですね。
許して、許されてという感じになっていくので自分を満たすことができるというわけです。

ちょっとイラッとすることを言ってしまったり、
自分の機嫌が悪くて子供にあたってしまったことも許すことができて、
“次はやらないようにしよう”と、心の余裕も生まれてきます。

鏡の中の自分に向かってセルフ反応

ぜひみなさんもやっていただきたいなと思います。

ちょっと恥ずかしいかもしれないので、周りに人がいないことを
まずは確認してから、実践してみましょう!

脳は、自分が言った言葉でも客観的に聞こえた言葉として判断します。

可愛いね、と鏡の自分に本当に口に出すだけで生き生きしてくるのだそう。

周りからそういう評価を受けとったと認識するので、
自分にいい言葉をかけてあげることは科学的にも効果があります。

 

 



星渉が“神ってる”と感じた人物は?

 

 

さあ、ここからは「拝啓、なじみたち」。
ゲストの方のプライベートな部分を少し覗かせていただくコーナーです。

 

星さんへの質問はこちら!

 

この人、神ってる!と思った人物は?

 

星渉さんが、神ってる!と思った人は…

 

星渉さんの奥さんです!!

 

星渉さんは、ちょうど5月が誕生日だったのでいろいろな兼ね合いもあり
奄美大島に行く機会がありました。

5日間くらい滞在したんですが、既に梅雨の時期に入ってしまったので
滞在中の80%ぐらいがずっと雷雨だったんです。

その時、奥さんが口にした言葉に星渉さんは目を見張りました。

 

「雷様たちが、ずっと機嫌よくライブをやってるんだね」

 

 

せっかくだから、きれいな海を見せたかったなと思っていた星渉さんですが、

 

「そこでこのセリフを言えるって神ってるなあ」

 

と、感心したそうです。

 

すばらしいですね!

 

これもまさに、ワードピクチャーエモーションと同じ。

 

「なんだよ、もう。雷雨で、ちくしょう!」

 

というと、マイナスのことが思い浮かんでそういう感じになってしまうのですが、

 

「ご機嫌よくライブやってるね」

 

というと、ご機嫌な人たちが見えてきて
なんか楽しそうかなって気持ちになったといいます。

ちなみに、奥さんは心理学の勉強をしているわけではなかったので
すごいなあと思ったそうなんですね。

 

 



逃げ恥にも通じる?月に1度の”夫婦ミーティング”で円満な家庭を

 

 

家庭内でも、神子育ての内容を実践しています。

「神子育て」の中に、科学的に人が幸せになる4条件が書いてあります。
その中に、感謝をするという項目があります。

これは、自分自身だけでなく相手にも感謝をするということです。

星渉さんは、月に1度夫婦ミーティングをやっています。

先月の振り返りをして

 

  • 嬉しかったこと
  • 楽しかったこと
  • よかったこと        を振り返ります。

 

 

この場面でもうちょっとこういうふうにしていたら、もっと二人とも気持ちよく
すごすことができたよね
”ということを話し合うんです。

その上で、今月の目標は?ということを話しながら過ごしているとか。

この時のポイントは、必ずそのミーティングの1番最後に
お互いに3つずつ感謝していることを伝え合うこと。

これがルールなんです。

なぜかというと、終わりが大事だから。

たとえば、どんなに素敵なデートをしたとしても帰り際に喧嘩をしたら

「もう、何なのよ!」

 

みたいになっちゃいますよね。

 

なので、ミーティングをしたら最後に良く終わることが大事です。
終わりよければすべてよし、って言葉もありますしね。

”お互いに感謝しあっていることを3つずつ言い合って、
今月もよろしく”ということを毎月やるようにしているんですね。

そういう習慣がずっとあるためか、奥さんも
”80%雷雨だったけど雷様が機嫌よくライブをしてるね”という
表現をするようになったのかもしれませんね。

もちろん喧嘩もするそうですが、そこで冷静に話し合うことができるといいます。

ここで重要なのは、話し合うことから逃げないこと。

そこまでするのも面倒だな…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
そこから逃げるとその面倒くささが積もっていってだんだんと話さなくなってしまうので
ちゃんと向き合って話すことを心がけるようにしましょうね!

 

 

さあ、ここで一曲、星渉さんからのリクエストをお届けしたいと思います。

星渉さんのリクエスト曲は、安室奈美恵さんの「BRIGHTER DAY」です。

今回の「神子育て」のときもそうなのですが、いつもストレッチをして体をほぐして、
よし書こうと執筆に入るときにいつも聞くのがこの曲なのだとか。

 

みなさんも、ぜひきいてみてくださいね。

 

 

 

 

 



今回は、子育てについてたくさんのキーワードがありました。
すぐできること、今からできることもたくさんあったので、みなさんもぜひ取り入れてみてくださいね。

新刊「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」は現在、朝日新聞出版から発売中です。
星さんの詳しい状態は、オフィシャルサイトやSNSをご覧ください!

 

 






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