「人は変われる」aikoが発信する”変わらずして変わる”音楽とは

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みなさん、こんばんは。愛原夢音です♪

1ヶ月ごとに担当アーティストが替わってお届けしていく番組、
「Monthly Artist FileーTHE VOICEー」。

3月は、aikoさんが担当します!

今回は、3月3日にリリースされたニューアルバム
「どうしたって伝えられないから」より、全曲特集の前編をお届けします。

後編は、次回お伝えしていくので楽しみにしていてくださいね。

 

aikoさんが楽曲に込めた思いや制作秘話、
更に「しゃべくり007」での裏話も…!

 

お見逃しなく。

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 

 

 







Contents

「しゃべくり007」出演は夢のような瞬間

 

 

アルバムのプロモーションで、aikoさんはテレビや
いろいろなラジオにも出演しています。

「しゃべくり007」にも出演していましたよね。

みなさん、ご覧になりましたか?

“毎日熱出るかと思うくらい、いろんな人に会った”というaikoさん。

人に会うとすごい元気にもなるし、
自分の力も全部使ったといいます。

逆に自分の力を使わないと、相手に思っていることが
伝わらないとaikoさんは考えています。

番組に出演したあとは、完全燃焼。

家に帰っても興奮してなかなか寝られない…という
状態をずっと繰り返していたとか。

そんな状態は、なんと2週間も続きました

「しゃべくり007」に出られたことが夢のようだったといいます。

実はaikoさん、「しゃべくり007」のような
バラエティーに出るのは初めてだったんです。

「しゃべくり007」がパワースポットだったと話す、aikoさん。

以前スマスマに出演して一緒に歌ったときと、
同じような感覚があったとか。

すごいパワースポットだなと思いながら話していたら、
いつの間にか椅子の上に…!

「しゃべくり007」に出演したaikoさんが驚いたのは、
ネプチューンやチュートリアルのみなさん、
くりぃむしちゅーのお二人のパワフルさだけではありません。

aikoさんは、原田泰造さんにお会いしたのが20年ぶりだったんです。

にも関わらず!

顔が全く変わっていないどころか、
若いままだったというんです。

どうしたら、そんなに若々しくいられるのか。
aikoさんは、それが不思議でたまらなかったといいます。

あまりにも若々しいとはいえ、原田泰造さんが
プラセンタを打っていることは想像できない。

そう話すaikoさんは、原田泰造さんがどういう
心の中なのかを覗いてみたくなったと話します。

もしかしたら、マジンガーZとか心の中にずっといるのかな?

そう思いながら、aikoさんは「しゃべくり007」で
楽しいひとときを過ごしました。

 

そして、クイックジャパン、音楽と人、ナイロン、
ananなどのたくさんの雑誌にもaikoさんが特集されています。

みなさん、ぜひチェックしてみてください。

 

 



アルバム全曲特集前編!aikoが語る楽曲制作秘話

 

 

 

月替わりでアーティストがパーソナリティーを務める、
「Monthly Artist FileーTHE VOICEー」。

3月は、aikoさんが担当します。

 

実はaikoさん、この番組を担当するのは2度目なんです。

 

みなさん、ご存知でしたか?

 

前回は2017年の12月ということで、かなりご無沙汰。

4年ぐらい経っていたのですが、前回とても楽しかったそうで
ついこの間のような感覚だったとか。

 

さて、そんなaikoさんが担当する3月のVOICEは、この曲からスタート!

 

2017年11月にリリースされた、「予告」です。

前回THE VOICEに出演したときは「予告」のリリースのタイミング
でしたが、今回はニューアルバム「どうしたって伝えられないから」を
リリースしたタイミングでのご出演です。

ちなみにこの番組、THE VOICE。

前回は25分番組だったのですが、今回は55分番組にバージョンアップ!

前回出演したときは冬だったこともあって、
とても寒かったといいます。

いつも起きる時間がとてもまちまちなaikoさんは、
ギリギリまで寝ていました。

当然プロモーションの時期はあったので、
「おはようございます…」と声がかなり枯れた状態で
スタジオに入ったことを今でも覚えているそうです。

 

「予告」、みなさんもぜひ聞いてみてくださいね!

 

 

 

 

そんなTHE VOICEは、月替りで担当アーティストが自由に
お届けする55分間です。

今回は、3月3日にリリースされたニューアルバム
「どうしたって伝えられないから」の全曲特集前編をお届けしていきます!

1曲お届けする前に…

なんとTHE VOICEのスタッフの方が、トランプのように
aikoさんのアルバムの曲を全部カードにしてくれました!

それをaikoさんがランダムに引いて、そこに書かれた曲に対して
“この曲はこうだった”という一言をつけて曲を紹介していくという
スタイルでaikoさんのニューアルバム全曲特集前編を
お届けしていこうと思います。

 



トウミヨウのアレンジで新しい世界が開けた「青空」

 

 

さて…冒頭の「予告」に続いてご紹介する2曲目は、「青空」です。

この曲のレコーディングとミュージックビデオを
撮影したのは、冬でした。

冬の空がとても青いと、気持ちが引き締まって頑張ろうと思える。
それが、この「青空」という曲です。

このアルバムの中で「青空」は、aikoさんにとって”第一歩の曲“。

この曲は、トオミヨウさんにアレンジをお願いした曲でした。

アレンジャーであるトウミヨウさんに曲のアレンジを
お願いしたのは、これが初めて。

なぜトウミヨウさんにアレンジをお願いしたのかというと…

みなさん、メロンソーダという曲はご存知ですか?

ラジオ局のキャンペーンソングとしてつくった、メロンソーダ。

メロンソーダをつくっていたときに、aikoさんは
ラジオ局のスタッフにこう声をかけられたといいます。

「トウミヨウさんっていうアレンジャーさんかすごくいいんで、
ぜひaikoさんの曲をトウミヨウさんでやってみたいです」

そんな経緯もあって、aikoさんはトウミヨウさんに
曲のアレンジをお願いすることに。

出来上がった曲を聴いたaikoさんは、
新しい世界が開けたような感じがしたとか。

改めて、自分でもお願いしよう。
そう思って初めてお願いしたのが、この「青空」だったんですね。

aikoさんはデビューから22年経った今も、
大切にしているテーマがあります。

それは、「変わらずして変わる」ということ。

そのテーマにはぴったりだった、とaikoさんは話します。

これからまた新しくがんばっていく、第一歩。
それをトウミヨウさんがつくってくれた、大切な一曲となっています。

 

みなさんも、ぜひ「青空」を聴いてみてくださいね。

 

 

 



「Last」の歌詞にあえて”生きる”を入れた理由

 

 

aikoさんのアルバムを一曲目から聴いている方にも、
このアルバ厶をこれからじっくり聞こうと思っている方にも。

聞き方、聞こえ方が少しだけ変わるような、aikoさんなりの
プチ解説・裏話を交えて曲を紹介していきたいと思います。

 

早速、3曲目にまいりましょう!

 

次の曲は…「Last」です。

 

曲をつくるとき、aikoさんは0→1のところを担当しています。

つまり、aikoさんは全く何もないところから
新しいものを生み出している
んです。

aikoさんが生み出した1を5にしたり、10にしたり100にする。

それらは、クリエイターやアレンジャーなどのたくさんの方が
手を加えることで素晴らしい楽曲の数々が誕生していきます。

ギタリストの演奏やソロが入るとその部分が印象的になったり、
ピアノの音色やドラム、ベースなどの楽器の音によっても
曲調は全く変わってきます。

この曲は、島田さんがアレンジしたもの。

aikoさんは初めてこのアレンジを聴いたあと、
歌詞がどんどん生まれてきたといいます。

もっと力強い言葉を書いてもいいのかもしれない

そう思い、「私は生きてた」というフレーズを書き加えました。

生きるとか死ぬという言葉は、強くて重たい言葉ですよね。
aikoさんの中でも、この2つの言葉はあまりスラッと出てこない言葉でした。

ですが、島田さんのアレンジをききながら歌詞を書いていたaikoさんは

“ここはやっぱり、このフレーズを入れたい”と、
「私は生きてた」というフレーズを入れることに。

去年のコロナの中でいろいろくすぶってた気持ちも
少なからず関係していようです。

「Last」は、aikoさんがレコーディングをした中で最も燃えた一曲でした。

なぜかというと、レコーディングが”なかなか大変”だったから。

この曲は特に、内なる燃えたぎったものを言葉にして歌っていたので
1回1回、レコーディングで歌い終わるたびに

 

「ちょっと休憩します…」

 

 

と言って休憩するほど息がすごい上がっていたそうなんです。

この曲は、アルバムの後半にレコーディングしました。

レコーディング自体は毎回楽しいのですが、後半になると
「がんばらなきゃ」「急がなきゃ」と焦りの気持ちが生まれてきます。

しかし今回のアルバムに関しては、毎回毎回完全燃焼

レコーディングが終わったあとには、スタジオで
ゲラゲラ笑って家に帰って、気持ちをリセット。

また新たな気持ちでレコーディングに向かう…という、
楽しいレコーディングとなったようです。

島田さんの素敵なアレンジが、aikoさんの闘志に火をつけました。

 

このときのことを、aikoさんはこう語っています。

 

「もうスタジオのボーカルブースに入るときの気持ちが違いましたね。
たぶん、背中燃えてたと思う笑

そのくらいの気持ちでスタジオ入って歌いました。

だからとってもとっても歌い終わったあとに
気持ちよかった1曲でした。」

 

レコーディングでaikoさんが最も燃えた曲、「Last」。
みなさんもぜひきいてみてくださいね。

 

 



人間はきっと変われる「No.7」

 

 

ニューアルバム「どうしたって伝えられないから」の
全曲特集前編をお送りしています。

4曲目にお届けするのは…

 

No.7」です!

 

1から10の数字の中で、みなさんはどの数字が好きですか?
5とか8とか、好きな数字は人それぞれ違うと思いますが…

1または7が好きな人!

aikoさんは、1または7が好きな人に対して赤レンジャーと
青レンジャーのようなイメージがあるそうです。

なぜそう思うのかは、aikoさん自身も不明…。

aikoさんの持論からお伝えすると、7を自分の好きな数字で言える人は
自分の好きなところがいっぱいある人

aikoさんの中では、7という数字は輝きすぎていて自分の口から
「7が好きです」とは言えないんだとか。

ちなみに、aikoさんは1から10の間だと5が好きで、
1から100の間だと、68が好きなのだそうです。

“7や1という数字は輝いているから、普段自分で使うことが
あまりない”
とaikoさん。

この曲ができあがったときは、曲も歌詞もメロディーもリズムも
テンポもすべてが前向きでかわいいと素直に思えたとか。

キラキラしていてほしいなという思いを込めて
つけられたのが「No.7」です。

この曲を一言で表すと、”アルバムの中で女の子が更生した曲“。

女の子が更生した曲とは、どういうことなのか。

これは、気持ちが不良だった女の子が好きな人に出会えて、
気持ちが前を向くことができた
という曲。

そういう意味で、更生した曲のということなんですね。

 

aikoさんは、この曲についてこう語っています。

 

「もともと私は後ろ向きになることが多くて。

子供の頃はそこまで後ろ向きになることはなかったんだけど、
10代、20代を経ていろいろな出会いや悲しいことがあって
ちょっとひねくれたのかなって思って。

10代の頃に、付き合ってた彼氏に2回連続で浮気を
されてしまったことがあって。

それをされた瞬間に男の人が信用できなくなったって
いうのが結構大きかったと思うんですよね。

もう、生き物として違うんじゃないかなって。

わかりあえないし、わかってもらえないから
信用しちゃいけないんだって思ってしまった時期があって。

そこから、”私も男の人もみんな同じ人間なんだ”って
いうふうに最後にいきつけたのも本当に10年以上かかったので、
本当にこの曲はすごく今だからこそかけたのかなと思います。」

 

それを経験したのは、aikoさんがちょうど19・20歳くらいの頃。
立ち直るまでには、かなりの時間がかかりました。

それでもちゃんと元に戻った自分がいたから、人間はきっと変われる
そう、aikoさんはいいます。

 

「No.7」、ぜひみなさんも聴いてみてくださいね!

 

 



「シラフの夢」は濃厚な瞬間

 

 

「Monthly Artist FileーTHE VOICEー」。

3月は、aikoさんが担当しています。

ここまで「予告」「青空」「Last」「No.7」を
お送りしてきましたが、6曲目に突入していこうと思います。

6曲目は、レコーディングしている最中に1番頭の中で
沸騰した曲「シラフの夢」です。

一日のうちにすべてレコーディングをするのですが、
入れ代わり立ち代わりいろんな楽器が入って
かなり慌ただしかったとか。

それでも、歌詞やタイトルにもあるように

 

今、これは夢なのではないか

 

 

と思うぐらい夢のような濃厚な瞬間をレコーディングで
体験することができたという、aikoさん。

 

この「シラフの夢」は1月3日が誕生日
つまり、この曲は1月3日に生まれた曲なんです。

年が変わって1番最初ににつくる曲は、
aikoさんの中ではとても大事なもの。

年が明けても、家からはあまり出られない状態でした。
なので、aikoさんは初詣にもいけていません。

家で普通にお正月を過ごしたというよりは、
日常を過ごしている感覚で掃除や洗濯をしていました。

そんな、新年が開けて間もない頃。

洗濯物を今から干そうと思ったaikoさんは、
スウェットをパンパンと叩いて皺を伸ばして干していました。

すると、突然曲のサビがパアーッとおりてきたんです!

 

「あっ!なんかいい曲が思いついたぞ!」

 

と思ったaikoさんは、そのままピアノで曲をつくりました。

それが、「シラフの夢」だったんです。

 

初詣にも行けず、おみくじもひいていないけど、
大吉ひけたなと思った。

aikoさんは、このときのことをそう振り返ります。

この曲が大吉で返ってきてくれたという気持ちで
いっぱいだったんですね。

そして、レコーディングもとても楽しかったといいます。

ピアノとベース、ゲンカル、ハープ、フルート、
クラリネットを入れてのレコーディングを一日のうちに。

そうすると、本当に夢の中にいるような感じで頭がほかほかに
なりながら冬道を歩いて帰ったことを、aikoさんは今も覚えてます。

aikoさんにとっては、とても思い出深い曲なのでみなさんにも
ぜひ「シラフの夢」をきいていただきたいと思います。

 

 



“自由でいてもいい”メロンソーダが教えてくれたこと

 

 

 

続いての曲は、初めてaikoさんの曲をいろんな方が
歌ってくださった曲です。

たくさんの方が歌ってくれたことで、
“もう完成したな”とaikoさん自身も思った曲です。

曲のタイトル、みなさんはわかりますか?

 

タイトルは、「メロンソーダ」です。

 

たくさんの方が歌ってくれたこの曲は、
すでに完成形だと思っていたaikoさん。

自分が歌うときは炭酸が抜けているのではないかと思ったくらいです。

それでも、どうしても一人で歌いたい。

そんな思いで、ニューアルバム「どうしたって伝えられないから」にも
収録されている曲、「メロンソーダ」。

aikoさんにとってこの曲は、”人生の分かれ道な一曲“です。

人生の分かれ道というと、切なく悲しい感じになるかも
しれませんがネガティブなものばかりではありません。

自分が今歩いている道が自由でいいんだと思わせてくれた大切な曲が、
メロンソーダなんです。

 

aikoさんは、メロンソーダについてこのように語っています。

 

「この道ってこうやって進まなきゃいけないんじゃないかなとか、
ここは曲がらないほうがいいかな、とか。

 それが合ってるんじゃないかっていつの間にか
思い込んでしまっているところがあって

でも好きなことをやっぱりやらないと、気持ちって伝わらないなって
思ったきっかけになった曲ですね。」

 

それから、どんどん好きなことをやっていこうと
思うことができたといいます。

その後、aikoさんは東京スカパラダイスオーケストラの
「Good ~ブルー・デイジーfeat.aiko」という曲のボーカルとして
参加させていただくことに。

“いろいろやっていいんだな”と思えたきっかけが、
このメロンソーダでした。

そして、いろいろな方にも歌ってもらったことで、
記念になったとaikoさん。

しかも今回のアルバムに収録されているツーコーラス目の
コーラスは、aikoさんが尊敬するKANさんが考えた
コーラスをもとにaikoさん自身がアレンジを加えてつくられたもの。

そのため、CDにはKANさんの名前が。

それが、aikoさんはすごく嬉しかったそうです。

なぜかというと、中学3年生くらいから聴いているのが
KANさんの曲だからです。

30年の時を経て、憧れのKANさんの名前が自分の
アルバムに入っている
ことが、よほど嬉しかったご様子。

宝物のような一曲、メロンソーダ。

みなさんもぜひ、聞いてみてくださいね!

 

 

 



岡崎体育「胸が痛かった」甘くて苦い思い出と重なるはちみつ

 

 

 

ここまで、aikoさんのニューアルバム
「どうしたって伝えられないから」より全曲特集前編を
お届けしてきました。

最後に1曲ご紹介しようと思います。

その曲とは…

 

ハニーメモリー」です!

 

この曲は、いろんな方に「この歌詞がグッときました」と言われた曲。

特に男性の方の心には刺さったようです。

歌詞の中で「洗面所に電気がついてた」というフレーズがあるのですが、
そのフレーズを聴いて”胸が痛かった”と言われたこともあるそうです。

しかも、岡崎体育さんに。

岡崎体育さん、この曲を聞いてくださっていたんですね。

「ハニーメモリー」は、aikoさんにとって最も甘くて苦い思い出の曲

ハニーって、すごく大切な人のことを言ったりしますよね?
ですが、aikoさんにとってハニーというのは蜂蜜なんです。

それはどういうことなのかというと…

aikoさんは蜂蜜がすごく苦手。

すごく甘くて舌に絡まって、最終的には舌がザラザラして
残って離れませんよね。

甘いのに体の中に残って離れない

すごく好きで大切だった恋愛の思い出を振り返ることと、
蜂蜜の甘さが体の中に残ってなかなか離れないことは一緒
だと思って、
このタイトルにしたんですね。

絶対に戻れない恋愛が、音楽になった「ハニーメモリー」。

みなさんもぜひきいてみてください!

 

 

 

ここまで、ニューアルバム「どうしたって伝えられないから」からの
全曲特集前編をご紹介してきました。

みなさんいかがでしたでしょうか?

全曲特集前編はここまで!

 

次回は、ニューアルバム「どうしたって伝えられないから」の
全曲特集後編をお届けします!

 

ぜひ楽しみにしていてください!
次回もお楽しみに…♪

 







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