パックンが語る「逆境力」7人に1人が貧困に苦しむ日本の現状とは

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

今回は、ディアフレンズから。
ゲストは、パックンこと、タレントのパトリック・ハーランさんです。

パックンの意外な子供時代の話からパックンの新刊「逆境力」について、
そして日本の貧困事情について伺います。

 

パックンの新刊「逆境力」から見える、貧困の深刻な状況

 

 

今回は、パックンの「逆境力」という本を中心にお届けしていきます。

ニュースをみなさんに届ける立場として親しみやすさを感じますよね。

パックンはご自身の体験を書かれたり、社会について書いたりという
活動を本という形にしてしっかり行っているということを
改めて知った方も多いことかと思います。

アメリカにいる頃に、パックンはシングルマザーとなった
母親に育てられました。

経済的に苦労したというルーツも本の中では明かされています

いわゆる逆境に置かれていたというところから、
「逆境力」というタイトルを思いついたパックン。

ですが、実は最初は「貧乏力」という題名に
しようとしていたそうなんです。

パックンは貧乏育ちでしたが、そのことを全然
恥ずかしいことだとは思っていませんでした。

逆に、その殻にこもった時代が今の力の原点にさえなっているんです。

だからといって、「貧乏力」なんてタイトルをつけると
みんなに貧乏を勧めているように聞こえてしまいますよね。

ここで勘違いしてほしくないのは、貧乏になれ!と
思っているわけではないということ。

決して、貧困になってほしいと考えているわけではありません。

貧困で苦しんでいる方々を助けないで、
「自力でなんとかなる!」という立場ではありませんからね。

だから、「貧困力」というタイトルをつけるのはさすがに違う。
パックンは、そう思ったそうです。

パックン自身が逆境に置かれていたのは事実で、
周りのみなさんの支えがあったからこそ、ここまで頑張ってこられた

もちろん、パックン自身の恵まれている健康と家庭、
お母さんの愛があったから乗り越えられたということなんです。

自分の過酷なことを語ることによって、そういう立場に
置かれているみなさんには、希望を見失ってほしくない

そんな強い思いが、この本には込められています。

貧困という立場ではないみなさんには、
その立場の方に少し目をやって、助けるところは助けよう。

手を貸せるときは貸しましょうという呼びかけでもある
それが、今回の新刊「逆境力」です。

坂本美雨さんは、子供の虐待を減らそうという活動を
何年か前からチームに加わり活動しています。

その中で感じるのは貧困はとても根深く、
虐待とつながっていることが多い
ということ。

この問題はとても難しくて、
すぐには解決できないことが多いんです。

そこには貧困だけではなく、いろんな要素を総合的に
紐解いていかないと問題の解決には至らない

坂本美雨さんは、その現実を痛感しています。

そうなると”何から始めたらいいのか
わからない気持ちになる”と坂本美雨さん。

でも、取り掛からないわけにはいきません
待ったなしの問題ですからね。

 

8歳から訪問販売、10歳で新聞配達

 

 

パックンは逆境を力にして、日本で自分の居場所を切り開いてきました。
パックンはもともと、エネルギッシュな子供でした。

まってはいられないタイプ” だったそうです。

幼稚園の頃から先生が冷静に話をしていても、
黙って聞いていることができなかった。

動いていないと気がすまない。
”良くも悪くも、そんな性格だった”とパックン。

動きたいから、仕事ができる

パックンがそう気づいたのは8歳のこと。

自分がいきたかったサマーキャンプの料金を、甘いピーナッツの
お菓子を8歳ぐらいから訪問販売して、お金を稼ぎました。

そして、10歳からは新聞配達を始めます。

家計を支えるためだけではなく、自分のやりたいことを
するためのお金を稼ぐためにパックンは仕事をしていました

母親からお金はもらませんからね。

スキーに行きたい!と思ったら「よし、稼ごう」と
すぐにパックンは行動に移していたんです。

動きたい性格と逆境がフィットしていた、とパックン。
仕事をしている自分が、誰よりもかっこいいと思っていたとか。

小遣いをもらってほしいものを買った友達よりも、
親にプレゼントを買ってもらった友達よりも、
“自分が仕事で稼いだお金で買った”ことが何より誇らしかったといいます。

 

16歳で廃車になった母親の車を1300ドルで買い取り

 

 

それを表すエピソードも、今回伺うことができました。

それは、パックンが新聞配達をしていたときのお話。

16歳のときに車の免許を取得したパックンは、
なんと!母親が廃車にしていた車を保険会社から買ったんです!

しかも、1300ドルで。日本円にすると、約13万8000円です。

ちなみに、車は日本製の車。

バズラファミリアという小さい車に乗って、
毎朝3時30分に起きて400件も回り新聞配達をしていました。

その車を買ったお金は、10歳からやっている新聞配達で稼いだもの。
これは、パックンにとっては超高級車!

友達が、「親に車買ってもらった!」と自慢していても
自分の車のほうがかっこいいと思っていたそうです。

これはまさに、自尊心になっているわけですね。

パックンは、人に頼るときの感謝が人1倍、2倍強いんてす。
なぜかというと、自分がどんなに恵まれているのかわかるから。

逆境をしっかり経験しているから、今どんなに
ラッキーなのかということも身にしみてわかるからなんですね。

努力することによって、パックンはいい結果に結びついたわけですが…、
これを人に勧めるわけにはいきません。

どうしたら良い連鎖を、周りの人にも起こすことができるのか。
そのきっかけになれるか。

これは非常に難しい話ですが、これについては
後ほどお伝えしていきたいと思います。

 

7人に1人 が貧困で苦しむ 日本の貧困の深刻な状況

 

 

パックンの著書「逆境力」が、現在発売中となっています。

この本を書くにあたって、今の日本の貧困問題について
とことん調べられたとか。

この本には相対的貧困という言葉が使われています。

日本で取り上げる貧困もアメリカが取り上げる貧困も、
世界規模の貧困に比べると、まだ”かわいいもの”みたいに
感じられてしまいがち。

日本の貧困層の方は靴は履けないかといったら、
そんなわけはないですよね。

屋根のついたところで寝ることだってできていますし、
ガスや電気コンロでご飯はちゃんとつくることもできます。

その点は世界の貧困に比べて、生活水準が遥かに高い

これが、日本やアメリカの貧困が”かわいいもの”と思われがちな理由です。

ですが、同じ国の中の相対的貧困だと苦しい立場ではあります。

たとえば、日本の相対的貧困層。
これは年収122万円未満の方を指すのですが、16%近くもあります。

これ、知らない方が非常に多いです。

ひとり親家庭に至っては、その貧困率が48%にも上っています。
子供だと、7人に1人が相対的貧困ということになります。

周りと同じ、部活ができない。周りと同じ遠足ができない。
周りと同じような塾に通えない。

つまり、将来への道も狭き門になってしまうんです。

進学という選択肢がなくなる

これは”個人的にも悲しい、もったいないことでもある”と
パックンは話します。

どうして、パックンがもったいないと思うのか。

それは、子供の可能性を活かしきれていないからです。

7人に1人の子供がどれだけの人材なのか
そこにどれだけのパワーが隠れているのか

貧困になっているから、その子供たちは
花を咲かせることができないんですよね。

 

パックン曰く、

 

「日本という国がめっちゃ損するわけですよ」。

 

 

日本が損するという考えは、私にとっても斬新でした。

 

すごい可能性を秘めているかもしれないのに、
貧困によってその可能性が開花できないでいる

 

これは、非常にもったいないですよね。

 

本当に困っている家庭の方は、もしかしたら
ラジオを今聞いてくださっているみなさんの
近くにもあるかもしれないですよね。

 

貧困に対して私たちが今、できること

 

 

ここで、先程お話した”どうしたらよい連鎖を周りの人に対しても
起こしていけるのか
”について書いていきたいと思います。

どうしたら、貧困というものに対してよい連鎖を起こすことができるのか。
すなわち、私たちがそれに対してできることは何なのか。

それは、まず投票に行くこと。

私たちは投票に行くという大事な権利を持ってますし、
大事な行為ができます。

ですから、貧困問題の解決に努めてくださる政治家に票を入れる
これがまず、1つ。

これは、1番わかりやすいですよね。

それでは、日頃から何ができるのか。
その答えを、パックンはこう語っています。

 

「例えば学校に行って、”私に何かできますか?”とか、
近くの施設があれば顔を出すとか。

あとは、僕がこの本を書くときにはキッズドアという
放課後に勉強できるスペースを提供する、
その環境づくりだけに努めるNPOを取材したんですけど、
そういうところにボランティアするとか。

小口でもいいから寄付をするとか、そういうことができるんです。

僕はいろんなところに定額で寄付しているんですけれど、
なんでかっていうと、ものすごく幸せですよ。

寄付する幸せ、ぜひ覚えていただきたいです」。

 

人のためにお金を使うと幸せになれる?

 

 

 

パックンにとって、人間とは”性格の良い動物”。

人間には感謝という思いや感情もありますし、
恩返しという素晴らしい単語が存在します。

そして、その行為が日頃から形として見えていますよね。

直接お世話になった先輩に対してだけではなく、次の世代、
子の世代、さらには知らなかった方に対しても恩返しが続いていく。

そんなことがあってもいいのではないか、と。

私たちは、見えない方からも助けられているということなんです。

 

みなさんは誰のためにお金を使うと、幸せな気持ちになれますか?

自分のためですか?それとも、他の人のためですか?

 

ハーバードビジネススクールの研究では、
自分にお金をかけるよりも他の人にお金をかけたほうが
幸せになる
という結果が出ています。

 

「性格の良い動物なんで、活かしましょうよ!
自分の良い心理状態を良くするチャンスですよ!」と、パックン。

 

日本でも、寄付という行為へのハードルが
徐々に下がっている気がします。

気さくに、でも無理はせず。
ほんのちょっとのあなたの気持ちが、誰かの笑顔を守ることになる

みなさんも寄付のように自分ができること、始めてみませんか?

 

 

パックンが好きな町は、第2のふるさとのあの町だった!

 

 

森永乳業カフェトーク。ここからは、ゲストの方にもっと
リラックスしていただこうというコーナーです。

 

パックンへの質問はコチラ!

 

好きな町は?

 

パックンが好きな町は、福井市!
”第2のふるさと”というほど好きなところなんです。

最初に日本に来た場所が、福井県。

コロラド州から直接福井県に来たのは、
福井市に住んでいる友達を訪ねるため。

最初はそこで就職して、2年半えいかわこうじをやりながら
日本語を覚え、日本という文化、食、国民などをはじめて
知ったところが福井市だったということなんですね。

福井のいいところを挙げるときりがないと絶賛するパックンですが、
唯一の難点は、気候です。

なぜなら、冬はとても寒いから。

でも、それ以外は全て気に入っているといいます。

 

日本に来てパックンが1番感動したこと。
そして、ここに住もう!と決めた理由は何だったのでしょうか?

それは、日本人がよく笑っているということ。

 

パックン曰く、

 

「日本の国民性は、暗くて真面目とか真剣とか勤勉という言葉は
すぐ思いつくんですけど、案外明るくて元気なんですよ。

みんな思ってるよりも、日本人はよく笑ってる

居酒屋行ってくださいよ。常に笑ってるんですよ!
大した面白いこと言わなくても笑ってくれるんですよ。

こんなにハードルの低いお客さんいないよ!」。

 

その発見は日本にずっといるとないですね、と坂本美雨さん。

日本にいると、なかなか日本の良さはわかりませんよね。
それを知るには、相対的な比較対象が必要です。

全世界の各国の国民もそれぞれの魅力がありますが、
日本の良さは海外に行って比較して初めて気づくことがほとんど。

そして、日本の治安の良さにもパックンは感動しています。

世界には治安が悪い国もありますから、日本はその点
安心して住めるのかもしれませんね。

パックンの著者「逆境力」はSDクリエイティブから出版されています。
ぜひ手にとってみてください。

Amazon.co.jp: 逆境力 貧乏で劣等感の塊だった僕が、あきらめずに前に進めた理由 (SB新書) eBook: パトリック・ハーラン, フジテレビュー!!「パックンと考える子どもの貧困」制作チーム: Kindleストア

 

貧乏な幼少期がなかったら今の僕はいない。パックンの「逆境力」 (msn.com)

 

逆境力|SBクリエイティブ (sbcr.jp)

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪

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