みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
お金についていろいろな話題をお届けする、川部紀子のおかねカンケイ。
ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子さんに、ためになるお金の話を伺いました。
今回は、今月から利用開始になったマイナンバーカードの保険証利用についてのお話です。
マイナンバーカードの保険証利用については、以前の記事でご紹介しているのですが今回改めてそのメリットや最新情報をお伝えしていきます。
どうぞ、最後までお付き合いください!
10月1日からマイナンバーカードの保険証利用ができるようになったことを、みなさんはご存知ですか?
病院やクリニック、調剤薬局で保険証を出さずにマイナンバーカードを出せば受付ができるようになったんです。
以前の記事にも、マイナンバーカードの保険証利用のメリットについてお伝えしてきましたが…
今回、改めてそのメリットについておさらいしたいと思います!
この前にぜひ、こちらの記事をお読みいただくとマイナンバーカードの保険証利用のメリットがよくわかると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
Contents
マイナンバーカードにするべき5つのメリット
そもそも、なぜマイナンバーカードがいいの?
という疑問から、まずはお答えしたいと思います。
マイナンバーカードにしろ保険証にしろ、どっちみち窓口で出すということは変わらないわけです。
なぜマイナンバーカードの方が良いのか、その5つのメリットについて説明していきたいと思います。
メリット1 引っ越し手続きが楽になる
まず1つ目は、就職や転職などで引っ越しした際の手続きが楽になります。
就職や転職をすると引っ越しがつきものですよね。
そのとき、保険証の切り替え手続きをする必要があります。
住所地にもよりますが、その手続きのときにはとても便利です。
ファイナンシャルプランナーの川部紀子さんは社会保険労務士でもあります。
その業務の中で多くの方に言われるのが、
「保険証いつできるんですか?病院に行くんで早くほしいんです」
ということ。
たとえすぐに手続きしたとしても、保険証が送られてくるまでには当然日数がかかります。
でも!
マイナンバーカードを保険証として利用すれば、保険証が来ない!と焦ることなくすぐに受診することができます。
これは、かなり安心感がありますよね。
メリット2 薬や健康診断の情報が共有できる
2つ目は、本人が同意をすれば初めてかかる医療機関でも今までの薬の情報や特定健診(健康診断)を受けた情報がお医者さんと共有できるということです。
特に薬の名前はすぐ忘れてしまったりしますから、情報を共有できるというのはいいですよね。
メリット3 健康診断や薬の情報を自分で確認できる
3つ目は、自分でも特定健診を受けた情報や薬の情報を確認できるようになることです。
これは、マイナポータルというサイトで確認できます。
前にいつもらった薬か知りたい!というときも自分で確認できますから、便利ですよね。
メリット4 医療費控除の手続きが楽になる
4つ目は、来年の2月、3月の確定申告から医療費控除の手続きが楽になるということ。
マイナポータルというサイトから医療費の情報が自動入力できるようになります。
今年は医療費がかかったから確定申告で控除を受けられるという方は、手続きがかなり楽に!
パソコンを普通に使える人は特にメリットが大きいです。
今後もあり得ることですからね。手続きのときに大活躍しそうです。
今はもう、スマホでも確定申告できますからね。
メリット5 高額療養費制度の手続きが楽になる
そして、最後。5つ目は高額療養費制度の手続きが楽になるということです。
高額療養費制度は、その月の医療費が一定額で頭打ちになってそれ以上はいらないよというありがたい制度なのですが…
その手続きも楽になります。
ここまで、マイナンバーカードを保険証として利用する5つのメリットについてお伝えしてきましたが…
この5つ、実は今すぐとても便利になるとは限りません。
確定申告の医療費控除や高額療養費制度に縁がない人や、就職、転職などで住所変更の手続きが必要ない方には特に大きなメリットはないかもしれません。
急いでマイナンバーカードの保険証利用をしようとは思わないかもしれませんが、もしも急に体調が悪くなって病院にかかったりしたときのためにはすべていいことばかりですので、保険証登録をしておくことをオススメします。
マイナンバーカードを医療機関で利用する前にやるべきこと
マイナンバーカードを病院やクリニックなどで利用する前に、やっておかなくてはならないことがあります。
それは何か、みなさんわかりますか?
まず、マイナンバーカードをつくるということです。
マイナンバーカードを作っている方はまだまだ少ないそうなので、作っていない方は忘れずに作っておきましょう!
マイナンバーカードは、紙の通知カードではなくプラスチックのものを。
そして、もう一つ。
マイナンバーカードを作っただけで満足している方、いませんか?
それだけでは、マイナンバーカードを保険証として利用することはできません。
なぜなら、マイナンバーカードを保険証として使うために保険証利用登録をしなければいけないからです。
後から登録することはできません。
マイナンバーカードにはデータが入っているので、登録をしないとデータが入らないですからね。
なので、マイナンバーカードをつくったら、最初に登録するようにしましょう。
登録の仕方は、川部紀子さんのYou Tubeチャンネルでも解説されているのでそちらをぜひチェックしてみてください!
すごく、簡単にできます。
医療機関でマイナンバーカードを使う際の注意点
マイナンバーカードをつくって、保険証利用登録をしてから保険証として使えるようになります。
そして、いざ病院やクリニックなどでマイナンバーカードを利用しよう!
となったときに、注意しなければならないことがあります。
それは…
その医療機関で、マイナンバーカードが使えるかどうか確認するということです。
マイナンバーカードが使える医療機関であれば、ポスターが掲示されています。
それがあったら、マイナンバーカードをつかうことができるということです。
まだ全ての医療機関で対応しているわけではないので、注意しましょう!
マイナンバーカードが使えるかどうかは、ポスターが貼ってあるか確認する以外にも方法があります。
それは、窓口で
「マイナンバーカード使えないんですか?」
と聞いてみること。
これが手っ取り早いかもしれませんね。
病院やクリニックなどでマイナンバーカードをどのように出すのかというと、渡すというよりは専用のマシーンで読み取るとのことです。
マイナンバーカードと保険証、どっちが便利?
みなさんは、保険証とマイナンバーカード、どちらを持ち歩くほうがいいと思いますか?
川部紀子さんは、保険証よりもマイナンバーカードを保険証として持ち歩くほうが便利だと思っているのだそうです。
それは一体、どうしてなのでしょうか?
まず、マイナンバーカードには写真がついていますよね?
なので、写真つき身分証明書の役割を果たしてくれます。
免許は持っているけど、車には乗らないという方にとっては免許証をおいて歩くこともできるそう。
一枚で、いろいろ使えるマイナンバーカード。
みなさんもぜひ、保険証登録をして保険証として利用してみませんか?