みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
お金についていろいろな話題をお伝えしていく、
「川部紀子のおかねカンケイ」。
今回はiDeCoのお話です。
以前の記事で、6月は住民税の月だということをお伝えしました。
ふるさと納税はぜひ6月に、ということもお話しましたよね。
覚えていますか?
「なんだっけ?」
「覚えてない…!」
「そういえば、そんなことも言ってたような…」
と思った方は、こちらの記事を読んでいただくと今回の内容がスッと頭に
入ってくると思いますので、ぜひ復習してみてください!↓
りんく
「住民税高い!」と言う人に限って、
実はふるさと納税もiDeCoも両方やっていなかったりします。
今回は、ふるさと納税と同様に税金対策にもなるiDeCoについてお伝えしていきます。
Contents
iDeCo(確定拠出年金)とは?
先程から、iDeCoという言葉が何度も出てきましたが
この、iDeCo。
何の愛称(あだ名)かわかりますか?
正解は…
確定拠出年金です。
みなさんも、一度は聞いたことがあるかと思います。
確定拠出年金は、”年金”という言葉がついていますが、
国からもらう”2階建て”の公的年金ではありません。
2階建ての年金だけでは心細い、金額的に寂しいと感じていて
自分で積み立てて資産を増やしていきたい。
その積立金というのが、確定拠出年金。
二階建ての年金にプラスして積み立てていく確定拠出年金は、
三階部分ということになりますね。
確定拠出年金の種類
その確定拠出年金は、大きく2種類あります。
- 個人型(iDeCo)
- 企業型
の2つですね。
確定拠出年金には個人型と企業型の2種類があって、
個人型にはiDeCoという愛称がついているということです。
「個人型に愛称がついているってことは、企業型の方に愛称はあるの?」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
企業型は、個人型と違って愛称はないんです。
その理由は、そもそも愛称がいらないから。
個人型は普及させるためにあだ名が必要だという話になったのですが、
企業型はあだ名がなくてもどんどん普及したのであだ名をつける必要がなかったんですね。
会社員の5人に1人が加入の企業型
それでは、企業型はどれほど普及しているのかというと…
企業型には、会社員の5人に1人が加入しています。
かなり普及していますよね?
「確定拠出年金って、会社員は自分で申し込むの?
それとも、何もしなくても会社で積み立ててくれてるみたいな感じ?」
と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
結論から言うと、どっちもあるんです。
というのも、退職金の一部、または退職金の全部として確定拠出年金企業型を使って
お金を積み立てていくという会社もあるからです。
中には”福利厚生として会社に制度は用意しておくから、自腹で給料とかボーナスから
確定拠出年金を積み立てていってもいいですよ”という会社も。
どちらにしても、預金や保険などの元本確保型や
投資信託から商品を選んで運用するというのは個人型も企業型も共通しています。
個人型と企業型の確定拠出年金、両方は使えない?
「税金対策的に、会社で企業型の確定拠出年金をしているけど
さらに自分で個人型の方もやりたい!」
という方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
個人型と企業型は、法律的には両方できることになっています。
ですが、会社のルール上それができない会社が9割もあるんです!
結構多いですよね。
なぜ9割の会社が両方できないのか。
これには、深い意味はほとんどありません。
ただ単に、会社のルール変更の手続きが面倒だったりして
まだ制度が整っていないということなんです。
会社にも、そういった事情があるみたいですね。
「iDeCoがやりたいけど、ウチの会社だとできない!!」
と、不満に思う気持ちもわかりますが…
企業型の確定拠出年金を積み立てることができる人はまず、
会社でやっているものを活用してしっかりやっていくことが大切です。
そして、これからはiDeCoがやりやすいように法整備もされていきます。
まずは、企業型の確定拠出年金がある方は
しっかり積み立てていってほしいなと思います。
会社が手数料を支払ってくれるなど、企業型にはiDeCoにはない
良いところがたくさんあります。
iDeCoの場合は自腹ですからね…。
iDeCoと同じ効果を発揮する「マッチング拠出」は絶対やった方がいい
企業型は、税金対策的にはiDeCoと同様の効果があります。
たとえば、企業型で会社が掛け金を積み立ててくれている場合。
自分のお金をもうちょっと、自腹で上乗せしたいと思う方もいらっしゃいますよね?
自腹で上乗せしたら、積立金が当然増えていくわけですから
できるものならやりたいと思うのも頷けます。
「でも、そんなことできないよね…」
と、思ったみなさん!
実は、それができるんです。
それが、マッチング拠出という制度です。
自分のお金をマッチングさせるから、マッチング拠出。
マッチング拠出を活用すると、iDeCoと同じ税金の効果があります。
このマッチング拠出ができる会社とできない会社はあるのですが
できるとしたら、これはもうやるしかありません。
川部紀子さんも”超オススメ”の制度です。
会社にその制度がなければ、iDeCoをやればいいですし。
企業のマッチング拠出、そしてiDeCo。
このどちらかをぜひ今月は考えてほしいなと思います。
会社の制度上、マッチング拠出はないところもありますし
9割の会社はiDeCoができませんからね…。
そんな方は、法律の改正と会社の手続きがされるのを待ちましょう…!
川部紀子さんによると、もう少しでiDeCoもやりやすくなるそうなので、
今回お伝えした内容はぜひ覚えておいてほしいなと思います。
最後に…
iDeCoもマッチング拠出も両方できる立場なのに、やっていない人。
それ、めちゃくちゃもったいないですよ!!
単に知る機会がなかっただけなのかもしれませんが、
それはもったいない!
マッチング拠出とiDeCoは、この国の人生を考える上では
絶対にスルーしてほしくないお金のテーマでもあるので
ぜひみなさんも活用できる制度は活用してコツコツ積み立てていきましょう!
今月はそういうことを考えていく”住民税月間”にしていきましょうね!
一歩踏み込むというのが、大事かもしれませんね。
この機会を、いいきっかけにしていただければと思います。