こんなにかかる大学の教育費 最低限用意すべき金額から奨学金まで徹底解説!

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

今回は、Sparkle Sparklerから。

聞くとためになる、役に立つという情報をその道の
スペシャリストにお話をお伺いしています、Sparkle College。

ゲストは、ファイナルシャルプランナーで
社会保険労務士の川部紀子さんです。

今回は、大学にかかる教育費についてのお話です。

 

Contents

100万円じゃ足りない?大学の教育費はいくらかかるのか

 

 

大学は、とにかくお金がかかるっていいますよね。

もともと奨学金制度や教育ローンを利用する人も多いのですが、
新型コロナの影響が家計にも及んでいて、経済的理由で
大学進学を諦めてしまったり、大学を辞めてしまう人も
います。

学ぶ意欲があるのに、経済的理由で大学を諦めてしまうのは
とてももったいないことです。

お子さんがいらっしゃる方は、お子さんの可能性を広げるためにも
早い段階から費用について作戦を立てておかなければなりません

教育費と一口にいっても、小学校や中学、高校、大学…と
幅が広いですが、今回は大学の費用について。

小学校から高校、大学まで教育費が均等に
かかってくるのかというと、そうではありません。

小学校から高校までは費用を用意できていたとしても、
何となく、漫然と生活していると…

高校卒業から大学にかけて大きな壁が
立ちはだかる
ことになってしまいます。

 

入試から大学入学までの費用はどれくらいかかる?

 

 

それでは、実際にどのくらいのお金がかかるのかをみていきましょう。

まず、大学の直前。そこから入学費用まで、
どのくらいかかると思いますか?

例えば、札幌市内の私立大学に通うとしましょう。

そこに自宅から通う人であっても、大学入試から
大学入学という3ヶ月の短い期間で100万円前後かかってきます

「100万円とか、そんなに簡単に出せないんですけど…」

というわけにはいきません。

 

これは、最低限払わなければいけませんからね。

 

それが厳しいという状況であれば、奨学金制度などの
情報を集めておく
必要があります。

100万円単位で費用が増え続けるので、年間ではそれ以上かかります

 

ここで、少しデータを紹介しますね。

 

日本学生支援機構、JASSOの調査によると
大学生の生活費と学費の合計は、自宅通学の場合は年間で171万円
寮や賃貸住宅に住むなど、自宅外の場合は222万円はかかります。

その金額に加えて、100万円単位で費用がかかってくるんです。
大学は4年間ありますからね。

 

最低でも用意しておいたほうがいい金額はどのくらい?

 

 

それでは、大学受験までに最低でもどのくらいの金額を
用意しておいた方がいいのでしょうか。

お子さん1人につき用意するべき金額は、250万円
高校3年生の秋までには、この金額を用意しておかなければいけません。

150万円では、足りません。というのも…

入試から入学まで100万円前後かかってしまうので、
入学まではしのげたとしても、それ以降のお金が
ほとんどなくなってしまうからなんです。

自宅で私立大学に通う人で100万円と先程述べましたが、
これは札幌市内の大学を2つ受験した場合の金額です。

私立大学とはいえ、旅費などのお金がほとんど
かかっていない上での金額
ということです。

ですが、もし都府県の大学を受験するとしたら…

大学に向かうまでの旅費交通費もかかりますし、
必ずしも文系とは限りませんよね。

合格して、その大学に通うとなると
大学の近くに引っ越して住む、なんてことも考えられます。

そうなった場合は、仕送りもしなければいけません。

そのため、かかる費用は多く見積もっておかなければなりません
お子さん1人につき、250万円は必ず用意しておきましょう。

 

大学の教育費はどう貯める?

 

 

大学の教育費がどれくらいかかるのかわかったところで、
ここからはその費用をどのように貯めていけばいいのか
お伝えしていきます。

まず、貯め方としては児童手当を有効活用します。

児童手当をもらっている方がほとんどだと思いますが、
これに手をつけなければ、大学の教育費は用意できます。

それでも厳しいとなった場合は、奨学金制度を活用することになります。

 

ですが、その前に少し覚えおいてほしいことがあるのでお伝えしますね。

それは、おじいさん、おばあさんからの贈与がないかということ。

日本の金融資産の7割以上が高齢者のところにあるといわれているので、
孫に対して150万円や200万円のお金を出せる人は、実は多くいます。

110万円を超えるお金を受け取ると
贈与税という税金がかかります。

しかし、それが学費ということであれば
1500万円を上限に贈与税が非課税になるんです。

この制度、実は3月で終わる予定だったのですが
2年延長されることがほぼ確定となりました。

30歳になっても奨学金の返済に縛られていると
いう方もかなり多くいます。

なので、もし贈与を受けられる方はこの制度を
ぜひ利用してほしいなと思います。

それは期待できないという方は、
奨学金制度を活用するということになります。

 

返済しなくてもいい給付型の奨学金がある?

 

 

奨学金制度というと返済しなければいけないとイメージが強くありますが、実は奨学金制度の中でも給付型の奨学金があるんです。

ご存知でしたか?

この給付型の奨学金は是非活用していただきたいです

給付型の奨学金は返済する必要がないだけでなく、
そのお金をもらえるというとてもありがたいもの。

給付型奨学金の対象となれば、大学の入学金や
授業料が減免されてかなり安くなります

奨学金制度を利用する際は、まずこれを検討しましょう。

他にも、民間のものや大学の中でも返済不要のオリジナルのものや
成績優秀者の特待生制度もあります。

学ぶ人を支援する制度は、探せばあります

なので、機会があるのであれば大学進学を諦めずに
学んでほしいなと思います。

歳を重ねてから、もっと勉強しておけばよかった…と
後悔している方は多いはず。

川部紀子さんもそう思っている1人です。

川部紀子さんは全く勉強していなかったそうですが、
20代の途中から一念発起。

資格試験を受けるため猛勉強をしてからは、急に”学ぶ人”に
そこから勉強したことが今も役に立っています。

”高校生からしっかり学んでおけばよかったと思うことが
多々ある”と川部紀子さん。

経済的理由で、学ぶことを諦めてほしくないと話します。

学びたい意欲があるのにお金がなくて諦めざるを得ないというのは、
とてもつらいことですからね。

みなさんもぜひ、大学にかかる費用をコツコツ
貯めていっていただけたらと思います。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪

 

 

 

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