「けちょんけちょんに」寺島しのぶが決意した人生を背負う覚悟

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

現在公開中の映画「Arc」に出演している寺島しのぶさんに、
映画の見どころや役づくり、撮影秘話などについて伺っていきます。

8歳の息子さんを持つお母さんとしての顔も垣間見ることができました!

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 













映画「Arc」は絶妙なリアルとファンタジー

 

 

人類初、永遠の命を得た女性を描いた映画「Arc」が6月25日から公開されています。

石川けいさんが監督されているこの映画、坂本美雨さんはいち早く
試写会で見てとても興味深かったと感じたのだそう。

不老不死と永遠の命がテーマになっているこの映画は、
リアリティーもありファンタジーでもあり、すごく生々しい。

映画「Arc」について、坂本美雨さんはそういいます。

ファンタジーが好きな坂本美雨さんですが人間らしさを強く感じ、
共感したのが寺島さんの役どころ
だったのだとか。

ファンタジーとリアルのバランスがなんとも言えない新しい映画、「Arc」

この映画の設定を少しご説明しますね。

映画の舞台は、エタニティー社という会社。

愛する人を亡くされご遺体を永遠に残したいと思われる方が、とある技術でそれを残す。

その会社の責任者を、寺島しのぶさんは演じていらっしゃいます。

責任者でもあり天才だ“というセリフも映画の中にはあります。

この”残し方”はアーティスティックで、芸術作品のようにご遺体を残すという技術でした。

 

「寺島しのぶさんがご遺体を操っているシーンがとても印象的だった」

 

と、坂本美雨さん。

 

寺島しのぶさんは、どのように役と向き合われたのでしょうか?

 

「何にもわからなかった」寺島しのぶが感じたこと

 

「今回は、台本の時点からよくわかんなかった」

 

という言葉が、寺島しのぶさんの口から飛び出しました。

 

このことについて、寺島しのぶさんはこう話しています。

 

 

「たぶん、なんにもわからなかったんですよ。笑
これ、どうするんだろうなと思って。

ただ、何か気になる作品だったんですよ。

これは一旦監督にあって、お会いすれば…何をすればいいのかわかるかなと思ってお会いして。
監督はもちろんいろんなプランがあって、すごく熱く語られたんだけど
私は口をポカーンと開けて。笑

うーんと…わかりました…みたいな。

でも、この熱い監督についていけばきっと大丈夫だと思って。

私も結構理屈をつくって、こういうふうな演技をして、とかいろいろ考えてやるのが好きなんですけど。
今回は別に考えないでやってみるのもいいかなと思って。

それで、ざぶーんと飛びこみましたね。その現場に。

そのうちにわかってくることがあるかと思ってやったんですけど。
でも、最後の最後までわからなかったです笑

本当にわからなかった。」

 

 

その場その場で、

 

「なんとなくこういう気持ちだな」
「こういう感じだな」

 

というのはわかったのですが、全体がどうつながっていくのかはわからなかったそうなんです。

そんな混沌とした中で、寺島しのぶさんは毎日撮影をしていました。

監督から、今回のテーマやメッセージのようなものは伝えられたのかというと…

 

特にありませんでした。

 

だからこそ、役作りをするのはとても大変なことだったのではないかと思います。

 

それでも、映画の中での寺島しのぶさんの存在感は必要不可欠なものでした。

プラスティネーションの作業は、いわゆる踊りの振り付け。

それをプロフェッショナルにしているエマだから、何をやっているのかわからないけれども、すごい説得力は見せたいな。

そう思いながら、体の動きで説得力を見せていったということなんですね。

それを見た芳根京子さん演じるりなが、後々それを継承していきます。

りなもそのうちやることだから、そこは大事にしたい。

そんな思いがあったんですね。

りな自身の心の動きはそこまで描写がなく進んでいくので、それが返ってSF感のような不思議さもありました。

 

香川県庁だからこそできた「Arc」のフォトジェニックな演出

 

 

「Arc」の撮影は、香川県庁で行われました。

映画をご覧になった方はわかるかと思うのですが…

とても綺麗な建物でしたよね?

綺麗にするために、香川県庁をまるまる貸していただいてかなり協力してくださったのだそうです。

香川県庁はすごくつくりが大きく細々しているものがないので、プラスティネーションのものなどもスムーズに入れることができました。

そう、ピッタリのロケーションだったんです。

 

「美しかったー!」

 

と、坂本美雨さん。

 

 

映画は、全体的にフォトジェニックな映像になっています。

 

そして映画の音楽は、個人的に坂本美雨さんも親交のある世武裕子さんが手がけられています。

 

その曲を一曲ご紹介したいと思います。

 

世武裕子さんで、Arcのサウンドトラックから「Arc アーク」メインテーマ。
ぜひみなさんもきいてみてくださいね。

 

 

 

 

 



寺島しのぶはズバリ、どんな性格?

 

 

ここからは、ゲストの方のプライベートな部分を少し覗かせていただくコーナー「拝啓、なじみたち」です!

 

寺島しのぶさんへの質問はこちら!

 

 

寺島さんは、ズバリどんな性格ですか?

 

 

シンプルですけど、難しい質問ですね。

 

 

寺島しのぶさんが自己分析した結果は…

 

 

この年になってまで、嘘がつけない人間ということ。

 

「それはもう、今日の前半のお話で伝わりました笑」

 

と、坂本美雨さん。

 

もうちょっと、いろいろなことをちゃんとやればもううまく生きられるんだろうなと思いながら、この年になってもずっと直球しか投げられない

 

そう、寺島しのぶさんはいいます。

 

「子供に対しても直球で言ってしまうので、結構厄介なお母さんだとは思うんですけど。」

 

と、寺島しのぶさん苦笑い。

 

 

寺島しのぶさんのブログには、親子でありながら、ローランさんとご夫婦でありながら、一人の人間として客観的に見て日常を綴られています。

そして、ご自身のことについても書かれています。

坂本美雨さんは、寺島しのぶさんのブログを拝見していてとても面白いと感じているようです。

そんな坂本美雨さんに、寺島しのぶさんからこんな質問が。

 

「坂本さんはどんな性格なんですか?」

 

 

その質問に、坂本美雨さんはこう答えます。

 

「ええ、私ですか!?笑

私はどうでしょう…。愛情が…ねっとりめです笑」

 

それを聞いた寺島しのぶさん、

 

「どういうことですか、ねっとりめというのは?」

 

とすかさず切り込んできました。

 

 

「あの…うざったく感じられているとは思います、娘に。子供とか、動物とか。」

 

と話す坂本美雨さんですが…

 

 

私がInstagramを拝見していて感じるのは、坂本美雨さんとなまこちゃん(娘さん)の仲の良さ。

とても仲睦まじくて、坂本美雨さんのなまこちゃんに対する愛情がとても伝わってきます。

 

うざったく感じられている要素が見あたらないように感じるのは、私だけでしょうか。

 

 



8歳なのにもう反抗期?

 

 

寺島さんの息子さんは現在8歳!

8歳にして、立派にステージを踏まれています。

 

「うーん…ステージは踏んでるんですけど、日に日に憎たらしいことを言ってくるようになってくるんでね。」

 

と、子育ての面では悩みも多い様子。

 

ちょっと弱ったときや、足から血を出したときだけ

 

「おかあさーん!」

 

と駆け寄ってくるけど、大体は”ちょっとどっか行け”みたいな感じになってきたのだしう。

 

いわゆる、反抗期…でしょうか?

 

それにしても、かなり早い反抗期ですよね。

 

独立心がすごく強くて、”あまり近寄ってこなくなってしまった”と寺島しのぶさんは最近よく思うのだとか。

親としては、とても寂しいですよね…。

 

「でも、きっとお父さまも見て愛情表現というのは豊かなんじゃないですか?」

 

との坂本美雨さんの言葉に、

 

「主人からはもうちょっと女の子に優しくしろってしょっちゅう言われてます。

エレベーターでも必ず先に、とか女の人には優しくっていうのは口酸っぱくして言ってるけど、日本にいる限りは無理ですよね。」

 

と、寺島しのぶさん。

 

日本とフランスのカルチャーの良いところを取り入れることができたら、なお良いですよね。

 

 



楽しんでいる限り、やり続けたほうがいい

 

 

同業者として、息子さんにアドバイスできることは?

 

この質問に、寺島しのぶさんはこう答えています。

 

 

「とにかく彼が楽しんでいる限り、やり続けたほうがいいと思うんですよね。

そのうち、仕事ってつらくもなってくるし。

今は仕事と認識してるけど、でもやっぱりそれは自分の好きなことで楽しいことでやってるっていう認識があるんだけど。

ここで、もうちょっと大人になってくるとやりたくないのにやらなきゃいけない時期とかもくるかもしれないし。

それは彼なりの選択になってくると思うんですけど。

とにかく舞台に出ることを楽しんでほしいなと思ってますね。」

 

子供の心配より舞台の心配?

 

ここで、坂本美雨さんがブログに書かれていたかつらのエピソードについて寺島しのぶさんに尋ねました。

 

息子さんが舞台でつけていたかつらが、とてもきつかった…というお話です。

 

髪の毛も伸びてきていて舞台自体も中盤に入っていたのですが、ちょうど梅雨時期だったこともあり、舞台が始まるとだんだんと頭がむくんできてしまいます

そうするといつになく、かつらがきつく感じて気持ち悪くなってしまうんです。

寺島しのぶさんはそのとき、息子さんの舞台を見れなかったのですが、旦那さんが見ていたらすごい顔がしかめっ面で、

「痛い!」

と訴えていたそうです。

一旦、楽屋に帰ってきたら嘔吐してしまう。

それほど、つらかったんですね。

そういうことがあった、ということを旦那さんの電話で知った寺島しのぶさん。

その電話を受けたのは、仕事場でした。

寺島しのぶさんはというと、

 

「どうだった?それ見てて、お客さんにバレてなかった?痛そうなの」

 

と、旦那さんに聞いたといいます。

 

 

すると、旦那さんからは

 

「大丈夫だったのか痛みはどうなのか、って言うのが普通だろ!お前は鬼だ!」

 

と言われたそうで…。

 

 

確かに、親としてはまず子供の心配をしますよね…。

 

 

 

 



寺島しのぶが19歳で背負った覚悟

 

 

でも、役者として真っ先に心配するのはパフォーマンス。

 

寺島しのぶさんは、舞台のパフォーマンスがどうだったかということにまず頭がいくということなんですね。

そこで、覚悟をしっかりと決める。

役者は全てを、人生を背負って舞台に出ないといけない

なので、

 

「そんなかつら痛いどころで、何言っとんじゃ!」

 

と思ったそうなのですが、それは旦那さんに言わせたら、

 

「まだ8歳だよ?」

 

ということなんです。

 

そんな旦那さんの言葉に、

 

「私の考えがもう古いのかな?」

 

と思うことも。

 

寺島しのぶさんが、そういった覚悟を持ったのは19歳のとき

蜷川幸雄さんと出会って、初めての舞台で主演を務めることに。

その初日のお客さんの拍手をきいたときに、”私はこの仕事をやっていこう”と思ったといいます。

どんなことがあっても、やっていこうと決意したんですね。

蜷川幸雄さんは、いきなり主役に抜擢してくださったんですね。

周りは、何も知らない人だらけ。

そんな中、けちょんけちょんにやられて

 

「もう、こんなの嫌だ〜!」

 

と寺島しのぶさんは思っていたのですが、初日の幕が開いてお客さんから拍手やお褒めの言葉をいただいて心にじんわりとくるものがあったということなんですね。

 

そのとき、

 

「ほら、どうだ?舞台って一人で立ってる感じするだろ」

 

と蜷川幸雄さんに言われたのだそう。

 

それからは、”親と切り離せた感じはした”と寺島しのぶさん。

舞台だと一人で立っているというイメージ、そして気持ちがより強くなっていったといいます。

 

私は舞台で生きてった方がいいのかな

 

と寺島しのぶさんは思うように。

 

舞台だとその瞬間、誰も助けてくれませんからね。

逆に言うと、そのライブ感がたまらなく楽しくなったのかもしれませんね。

 



寺島しのぶさんが出演されている映画「Arc」は6月25日から公開されています。

寺島しのぶさんの今後の予定などは、公式ホームページをご覧ください。

ブログには、息子さんの様子も掲載されています。

そして、寺島しのぶさんは”ほどほどに”というコラムも書いています。

そのコラムの名前は、アプティパ。

フランス語で、”ほどほどに”という意味なのだそう。

この名前は、旦那さんがつけてくださったそうですよ。

一歩一歩、という意味もあるとか。

 

ほぼ毎日更新されています、こちらのコラムをぜひ読んでみてくださいね!

 

 

 








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