野村総研のデータから見えた”お金を使わない”富裕層増加の理由

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

聞くとためになる、役に立つという情報をその道の
スペシャルリストにお話を伺っていきます、Sparkle College。

ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の
川辺紀子さんをゲストに、お金の基礎知識についてお伝えしていきます。

今回は、富裕層のお話です。

「景気が悪いのに、なんで富裕層の話なの!」

と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
心穏やかに最後までお付き合いいただけたらと思います。

 

野村総合研究所のデータからみる、富裕層増加のワケ

 

 

なぜ川辺紀子さんが、富裕層の話をしようと思ったのかというと…
興味深いデータを見つけたからなんです。

それがどんなデータなのか、説明していきますね。
このデータは、株式会社野村総合研究所によるものです。

ここで少し前置きしますと…、お金というのは預貯金、株式、
債権、投資信託、貯蓄性の強いタイプの保険
のことを指します。

これらの金融資産の合計額から、借金などの負債を差し引いた
純金融資産保有額をもとに5つの階層に分類した調査の
データが示されました。

これが、野村総合研究所のデータ。

純金融資産保有額というのは、純粋なお金のこと。
わかりやすくいうと、お金をいくら持っているのかということです。

これは、年収ではありません

「自営業の方で、年収が何年間か高い時期が続いても
お金持ち気分になって天狗になっていてはかなり危ない!」と、
川辺紀子さんは警鐘を鳴らします。

特に今の時代は、コロナ禍なので何が起こるかわかりません。

大手企業のJTBも中小企業になるというニュースをみなさんも
ご覧になったと思いますが、このご時世、大手も
中小になる時代になってしまいました。

何が起こるかわからないのが、今の時代。

なので、天狗にならず自営業の方は特に、
堅実に経営していくことが望まれます。

…と、話が少しそれてしまいましたが話をもとに戻しますね。

 

純金融資産保有額は、年収ではないという話を先ほどしました。
年収1000万前後の方は、貯蓄がほとんどない方が多いのが現実なんです。

野村総合研究所による調査で、富裕層の定義づけがされました。
あくまでも富裕層は純資産保有額が多いこととされています。

ここで、勘違いしてほしくないことが1つあります。

それは、お金をいくら稼いでいるかではなく
純粋にお金をいくら持っているかということです。

 

純金融資産保有額で定義づけられた富裕層の世帯数

 

 

さあ、お待たせしました!野村総合研究所による調査結果を発表しますね。

この調査では、超富裕層というものが定義づけられています。
5億円以上のお金を持っている人が、超富裕層。

 

そんな超富裕層の世帯数は…

 

8.7万世帯

 

 

多いのか少ないのか、いまいちわからない数ですよね…。

 

次に、1億円以上5億円未満のお金を持っている富裕層の世帯数。
これは、124万世帯です。

 

先程の超富裕層と富裕層を合わせると、132.7万世帯になります。

 

ここでみなさん、132.7万世帯ってどのくらいなのか想像つきますか?

 

「うーん、すごく多いんだろうなって思うけど、
イマイチよくわかんないなあ」

 

と、思う方も少なからずいらっしゃると思います。

そこで、川辺紀子さんはイメージをしやすいように
市区町村の世帯数を例に132.7万世帯がどれくらい多いのかを考えました。

それが、コチラの計算式です。

 

札幌の全世帯数+旭川の全世帯数+帯広の全世帯数×2=約133世帯

 

つまりどういうことかというと…

 

札幌+旭川+帯広×2=約133世帯=1億円以上持っている世帯数

 

ということです。

 

いかに日本にお金持ち世帯が多いかが、これでわかりますよね。

 

ですが、みなさん。ここで1つ気になることありませんか?

 

「お金持ちがたくさんいるのはわかったけど、帯広×2ってなに?」

 

そうです、この帯広×2。気になっている方も多いと思います。

 

帯広×2というのは、帯広市の全世帯数を2回掛け算した数字という
意味なのですが、なぜ川辺紀子さんは帯広×2にしたのか。

その理由は、単純です。

札幌市、旭川市、帯広市…などたくさんの市の世帯数を夜中に
調べていた川辺紀子さんは、133世帯になるように足し算を
何度も繰り返ししていたそうなのですが、途中で嫌気が差してしまい…。

 

「面倒くさいから、帯広×2にしちゃおう!
帯広人気あるし。みたいな感じでやったっていうね。」

 

と、思わず本音が。

 

帯広×2でちょうど良い数になったということもあり、
帯広×2になったのだそう。

 

その是非はともかく、お金持ち世帯数がとても多いと
いうことがお分かりいただけたかと思います。

 

2013年以降増え続ける富裕層の資産

 

 

この調査のデータが興味深いのには、他にも理由があります。

それは、1億円以上の資産を保有している世帯数が2013年以降
一貫して増え続けている
からです。

しかも、その世帯数が増えているだけではなく
お金持ち世帯が持っているお金がさらに増えているんです!

1億円以上の世帯に仲間入りする人たちが増えているだけではなく、
もともとお金をたくさんもっていた人たちが、
さらにお金を増やしている
ということなんです。

日本の格差は、確実に広がってきています。
貧困の問題も、かなり深刻な状況です。

金融資産が全くない世帯は、3割もいるんです。

少し前までは、日本は中流世帯という感じだったのですが
もうそんな時代はとっくに終わっています。

格差が確実に広がってきているという状況です。

 

嫉妬が富裕層の資産増につながる?

 

 

富裕層に対しては、嫉妬の感情を拭いきれない方も多くいるとは思います。

 

「そんな富裕層の話なんて聞きたくない!」

 

と思ってしまう方も、少なからずいらっしゃることでしょう。

SNSで”リア充自慢してる”と皮肉られたり
批判を浴びることは、お金持ちにはよくあることです。

皮肉られたりするのは、大抵、ものすごく稼いでいたり
高級なものがアップされていたりするものばかりですよね。

SNS疲れという言葉もあるように、高級なものや
セレブであることを示すような投稿を見ただけで、
気分が落ち込んでしまうことも日常茶飯事…ということもありますよね。

その気持ちもわからなくはないのですが、経済的に問題があると
川辺紀子さんは指摘します。

これはどういうことなのかというと…

お金をたくさん持っている人がどんどんお金を使うことで、
商品やサービスを提供する会社が儲かります。

会社が儲かると、働いている人たちの給料も上がってきます。

なので、お金を使ってくれる人たちはかなりありがたい存在なんです!

それを、よく思わない気持ちをあからさまに出したり
ディスったりしてしまうと、お金を本当は使える人たちが
お金を堂々と使いにくくなってしまいます

その結果、お金持ちの手持ちのお金がどんどん
増えていっている
ということなんです。

ですから、みなさん。

お金を持っている人に、嫉妬している場合じゃありませんよ!

むしろ、気持ちよくもっともっと使ってもらった方が会社のため、
そして働いている私たちのため、さらには経済活性化のためにも
良いということなんですね。

今回のデータを見て、川辺紀子さんは経済の大きな流れを
改めて考えるようになりました。

お金をたくさん使う人の見る目が、変わってきたからです。

それに、いくら嫉妬してもディスっても何の得にもなりませんよね。

そんなことをしても、自分の手持ちのお金が増えるわけでもありませんし、セレブになれるわけでもありませんから。

だったら、いっぱい稼げる人には稼いでもらって、
貯まっているお金もできるだけ使ってもらった方が
私たちのふところに入るお金も増えてくるのでおトクですよね。

お金をたくさん持っている人が気持ちよく使えるように、
私たちもそんな風潮、空気を全体的につくっていく必要があります。

富裕層だと毛嫌いせずに、まずは広い気持ちで。

そういう視点で見ることも、
これから大切になってくるかもしれません。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪

 

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