みなさん、こんばんは。愛原夢音です♪
お金についていろいろな話題をお届けする「川部紀子のおかねカンケイ」。
今回は、一般教育訓練給付金のお話です。
「一般教育訓練給付金って何?」
と思った方も、多いと思います。
「なんか長いし、難しそうだな〜」
と思ったみなさん!
これからわかりやすく説明していきますので、ご安心ください。
一般教育訓練給付金とは何なのか。
そして、給付金の対象者などについてお伝えしていきます。
どうぞ、最後までお付き合いください!
Contents
一般教育訓練給付金とは?
去年は新型コロナウイルスの影響で、
会社にいる時間も短くなったり外出することも格段に減りました。
テレワークの方も増えてきましたよね。
と、いうことで…
家にいる時間が増えた今こそ、学ぶことを考えてみてはいかがでしょうか?
今は、e-ランニングなどの通信教育が充実しています。
それらの講座を学ぶ費用、つまり受講料の給付金が一般教育訓練給付金です。
これは、資格試験の講座を受講した場合にその一部が給付されるというものです。
たとえば…
川部紀子さんが持っている
- ファイナンシャルプランナー
- 社会保険労務士
- 簿記3級
という資格。
これらは、一般教育訓練給付金の対象となっています。
川部紀子さんは仕事をする際、この資格をフル活用しています。
「えっ、簿記3級も?」
と思ったみなさん!
そうなんです、簿記3級もなんです。
というのも、川部紀子さんは事務所の経理を税理士に任せることなく
全て自分でやっているから!
簿記3級で学んだ知識で、すべて対応できているというんです。
すごいですよね!
仕事をしていく中で、この3つの資格をフル活用できているとのことで…
“1番勉強してよかった“と、川部紀子さん。
得た知識を全て活用できている。
これこそ、資格を取ったかいがありますよね。
対象となる講座は?
ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士、簿記3級が
給付金の対象となっていることを先程お伝えしましたが…
他には、どのような講座が対象になっているのでしょうか?
対象になっている講座は、
- ファイナンシャルプランナー
- 社会保険労務士
- 簿記3級
- インテリアコーディネーター
- 社会福祉士
- 保育士
- ITパスポート
- 医療事務
- 調理師
- 秘書検定
などなど…。
その他にも、着物の着付け関係やフラワー装飾などのお花関係、
ワイン関係、食べ物関係など…
対象講座は多岐にわたります。
一般教育訓練給付金を受ける際の注意点
これほど幅広い資格の講座を受けられるので、
「この資格をとってみたい!という方はたくさんいらっしゃると思います。
でも、ここで注意点が1つあります。
それは、一般教育訓練給付金の対象は、会社員だということです。
この制度を全く利用したことがないという会社員の方の場合は、
通算で1年以上雇用保険に加入している方が対象。
そして、雇用保険に加入して掛けていたけれど
会社やめてまだ浅いという方も対象となっています。
そして、この制度は1回じゃなくてもいいんです。
この給付金を利用するのが2回目以降、かつ前回給付金をもらってから3年が経過していた
という場合も、一般教育訓練給付金をもらうことができます。
なぜなら、その間も雇用保険が掛けられているからです。
会社員であれば、かなりの人が対象になります。
間が空いたら2回目以降は給付金をもらえるということなんですね。
雇用保険は”週に20時間以上”がポイント
ここで、松尾亜希子さんからこんな質問が。
「ところで雇用保険っていうのはみんなかかってるんですか?」
これ、みなさんどう思いますか?
雇用保険は、正社員であればほぼ掛けられています。
「正社員だけなのか…」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうでもないんです。
というのも、長い契約のパートの方であっても週に20時間以上も働けば
雇用保険を掛けなければいけないと決められているからです。
これは、個人事業主のところで働いていても同じ。
なので、かなり多くの人が対象になりますよ!
週に20時間というのがポイントですよ。
「雇用保険って、失業保険みたいなイメージがあるんだけど…」
と、思う方もいらっしゃいますよね?
でも、雇用保険は失業のときだけではではありません。
雇用の安定や雇用の継続という目的もちゃんと法律で掲げられています。
だから、こういった一般教育訓練給付金があるんです。
そう考えると、会社員って本当にすごいですよね。
会社員の方は雇用保険料を払っていると思いますが、
実は払っている金額はなんと0.3%!
結構安いです。
会社では、その倍の額をみなさんのために毎月払ってくれているんです。
それでいて、スキルアップの講座を受講してお金がもらえるといいますから…
この一般教育訓練給付金を利用しない手はないですね!
2割引き、最高10万円引きで講座が受けられる?
それでは、受講したお金はどれくらいもらえるのでしょうか?
結論から言うと、受講の学費の20%で最大10万円。
ただ、あまり安すぎる講座はだめなので、最低でも2万5円以上の講座が対象となります。
つまり、2割引、最高10万円引きで講座を受講することができます。
まず最初に講座の学費を払って、後からお金が戻ってくるということです。
なぜ、後からお金が戻ってくるのか。
それは、お金だけ払ってサボるような人に給付ができないから。
基本的には80%以上出席し、ちゃんと講座を終えて修了証をもらう。
そして確認テストで70%以上の点数を取ることという条件がついているわけです。
うまくできてますよね。
対象の講座かどうかは、すぐにわかります。
こちらの記事を参考にしてみてください!
何も決まってないけどなにかやってみようかな?という人も、
面白そうなのあるかな?くらいの感じでもいいので、
調べてみると面白いですよ!
こちらもぜひ、チェックしてみてください!↓
今、本当におうち時間なんて、言葉もでてきていますよね。
この給付をきっかけに、何か学んでみてはいかがでしょうか?