みなさん、こんばんは。愛原夢音です♪
今回は、今世界を取り巻いているウクライナ情勢とお金のお話です。
日々、ニュースでも取り上げられている話題。
決して明るい話ではありませんが、世界の一員として、大人として知っておくべきウクライナ情勢についてわかりやすく解説していきます。
どうぞ、最後までおつき合いください!
Contents
経済制裁とは?
ウクライナ情勢を伝えるニュースでよく耳にする言葉、経済制裁。
みなさんは、
「経済制裁って何?」
と聞かれたら、ちゃんと答えられますか?
「えっと…」
と、すぐに言葉が出てこない方はこの機会にしっかりと学んでおきましょう!
経済制裁とは、
「それはだめだよ!」ということを行った国に対して、お金、経済面からダメージを与えるものです。
今回のウクライナ情勢のことで、川部紀子さんは
「やっぱり、いろんな物事をつき詰めると本当に命とお金っていうところだなあと思う」
と話します。
私たち個人だって、生きるために大切なのは命。
健康とお金です。
新型コロナ感染拡大したときにも、「命か経済か」という議論は巻き起こっていました。
そして今回のロシアのウクライナ侵攻も、「命を脅かすか経済を脅かすか」みたいなところがありますよね。
突き詰めていくと、最終的に命とお金に行き着くということなんですね。
日本が行う経済制裁は?
経済制裁についてわかったところで、日本が行う経済制裁についてみていきましょう。
日本は、ロシア政府関係者らの資産を凍結させる措置を決定しました。
1番強い経済制裁として、世界各国はSWIFTと呼ばれる国際的なお金の決済ネットワークからロシアを除外することを決定。
日本の経済制裁のこの決定は、世界各国の動きに賛同する形となりました。
SWIFTって何?
先程出てきた、SWIFTという言葉。ニュースでも、よく聞きますよね。
SWIFTは国際銀行間通信協会と訳されてる団体で、本部はベルギーにあります。
約200の国と地域の1万1000以上の金融機関が輸出や輸入の支払い、送金に使っているシステム。
それが、SWIFTです。
1日に約575兆円の取引が行われているというから、すごいですよね!
世界がつながっている今、自分の国だけでは経済が立ち行かなくなる。
このネットワークがないと、国としては何も買えないし、何も売れない状態になってしまいます。
この経済制裁、ダメージが大きいように思いますよね。
ですが、心配事が全くないわけではありません。
経済制裁で浮上する新たな心配事
なぜなら、ロシアは、天然ガスや石油をかなり輸出しているから。
特にヨーロッパの国に天然ガスや石油を輸出しているので、輸入している国からするとその支払いもできなくなるし、たくさん輸入できなくなる可能性もでてきます。
世界はつながっているから、経済制裁を与えた側の国にも影響が出ることにもなりかねません。
日本でもガソリン価格や電気、ガス料金がさらに価格が上昇する、なんてこともありえます。
日本の大手電力会社は、発電所の燃料として天然ガスを大量に輸入しています。
電気やガスなど、灯油や石油に関係あるものは全て影響がある可能性が高いです。
石油からいろいろなものがつくられていますよね?
そうなると、いろいろな物価が上がる可能性も。
そう考えると…
他の国の話ではなく私たちの身近に迫った問題として、世界の一員として影響を受けるという気持ちでいたほうがいいかもしれません。
そして、今回のウクライナ情勢で比較的安全といわれている円にお金が流れてきて円高が進みやすくなっています。
そうなると、外国資産に投資をしている場合は損をする可能性があります。
輸出の多い企業も、経営が大変なことになってしまいます…。
日本は輸出で成り立っている企業も多いので、この状況が長引けば給料にも影響が出る可能性が…。
「だから今ね、世界のどこかが平和じゃなかったらみんなが影響受けるんですよね」
と、川部紀子さん。
本当に、本当にその通りだと思います。
今まさに命を脅かされている人もいる。
そのことで、ニュースを見て心を痛めている人も多いと思います。
今は、ウクライナへの寄付がとても簡単にできます。
なので、少しでも心を痛めている方たちが自分の心に良い影響があるのであれば寄付をするというのも一つの方法だと思います。
ウクライナ大使館だけでなく、UNHCRという団体や国際NGOのADRAでも寄付することができます。
ちなみに、ADRAではTポイントの寄付もできます!!
寄附金控除の対象にもなりますよ。
いろいろなやり方もありますので、ニュースを見てても本当に苦しくなりますが、私たちにもできることはあります。
少しずつでも寄付の輪が広がっていけばいいなと、そして戦争が早く終わるようにと願わずにはいられません。
これからも、ウクライナ情勢については注視していかなければなりませんね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪