リスク=危険は間違い!本当に正しい意味とPayPayボーナス運用

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

 

お金についていろいろな話題をお届けする、川部紀子のおかねカンケイ。

ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の
川部紀子さんにためになるお金の話を伺っていきます。

今回はポイント運用を例に、リスクについてお伝えしていきます。

 

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 

 

 










Contents

リスク=危険ではない!リスクの”本当に正しい”意味とは

 

 

みなさんは、リスクの意味は何かご存知ですか?

 

リスク=危険というイメージがあるかもしれませんが、
実はリスクは危険という意味ではないんです!

 

特に投資の世界では、リスクは危険という意味合いでは使われません。

 

それでは、リスクとはどういうことを指すのか。

 

それは、値動きです。

 

 

意外、でしたか?

 

 

危険というと”損する”感じがありますが、儲けの部分も含めてリスクと呼んでいます。

リスクは危険ではなく、リスクは値動きと訳す。
みなさんもぜひ、覚えておいてくださいね。

上がったり下がったり、値動きが大きいものをハイリスク、
値動きが緩やかなものをローリスクといいます。

リスクは危険と訳さずに、値動きと訳す。

 

これがポイントです。

 

 

PayPayボーナス運用で考えるリスク

 

 

さて、話は変わりますがみなさんはPayPayボーナス運用を活用していますか?

 

実は、パーソナリティーの松尾亜希子さんもPayPayボーナス運用を始めています。

 

「PayPayボーナス運用やってるよ!」

 

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

今回お伝えするのは、そんな方にも知ってほしい内容でもあるので
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

 

 

 

 

 

PayPayボーナス運用はハイリスク?ローリスク?

 

 

いきなりですが、ここでみなさんに問題です!

 

PayPayボーナスはハイリスクでしょうか?それともローリスクでしょうか?

 

 

正解は……

 

 

ハイリスクです!!

 

 

なぜハイリスクなのかというと、PayPayボーナス運用は
アメリカを代表する会社の株価に連動しているから。

 

ローリスクの代表としてあげられるのが、預金です。
その次にリスクがあるのが、債権。ハイリスクなのが株式ですね。

 

つまり、リスクが低い順から並べると…

 

預金→債権→株式

 

 

となります。

 

 

この順番くらいは一般論として知っておいて損はないので、ぜひ覚えておきましょう!

 

 

なぜ債権より株式がハイリスクなのか

 

 

債権より株式のほうがハイリスク、ということはわかっていただけたと思いますが…
なぜ債権より株式のほうがハイリスクなのか、みなさんわかりますか?

 

それは、しくみを考えればすぐわかります。

 

債権というのはそもそも、

 

利息は何%で貸したよ、期日に返すよという”約束事”がある金融資産。

 

ところが株式は、

 

「出資しますー、以上!」

 

ということで、何の約束事もありません。

 

利息もないし満期もないし、貸したわけでもないから返ってくるわけでもない。
約束事があるとないのとでは、印象は当然違ってきます。

そう考えると、債権は約束できるということなので株式よりリスクは少ないということなんですね。

 

 

日本の金融資産と外国の金融資産、どちらがハイリスク?

 

リスクが低い順番は預金→債権→株式と、先程お伝えしました。

では日本の預金、債権、株式と外国の預金、債権、株式では
どちらが理論上ハイリスクでしょうか?

 

つまり、日本の金融資産と外国の金融資産ではどちらが値動きが大きいかということですね。

 

値動きが大きいのは…

 

外国です。

 

 

なぜかというと、預金でも債権でも株式でも、しくみが日本と外国同じであっても
“あるもの”かプラスされるからです。

 

それは…

 

 

為替です。

 

 

外国のお金の場合は、円に戻すときに円高なのか円安なのかという為替の値動きも加わります。

 

ということは、値動きが低い順に並べると

 

日本の預金→外国の預金→日本の債権→外国の債権→日本の株式→外国の株式

 

 

となります。

 

 

さて、ここでみなさん。

 

PayPayボーナス運用は、日本の預金、外国の預金、日本の債権、
外国の債権、日本の株式、外国の株式のどれにあたるでしょうか?

 

 

そうです、アメリカの株です。

 

ということは…

 

 

「一番ハイリスクじゃないか!」

 

 

と思いますよね?

 

 

もちろん理論上はそうなりますが、アメリカの株は長きに渡って上昇しているので
儲かっている人が非常に多いんです。

でも、理論上ハイリスクだということは覚えておきましょう。

繰り返しますが、リスクはあくまでも値動きという意味。
危ないというわけではありません。

 

 

なぜPayPayはアメリカ株にした?

 

 

ここで、松尾亜希子さんから素朴な疑問。

 

「そもそもなんですけど、何でPayPayってアメリカ株にしたんでしょうね?」

 

 

川部紀子さんも、

 

「え、日本は?って私も本当に思うんですけど」

 

と思ったのだそう。

 

 

 

理由としては、アメリカ株は引き続き上昇が強いだろうなとの見方が強まったことがあげられます。

 

PayPayボーナスポイントは、大体の人が何円、何百円という金額で
何百万円のような高額にはなりません。

 

川部紀子さんの見方では、

 

「動きが大きいもののほうが面白みもあると思ったのかもしれない」

 

とのこと。

 

 

少ない金額だと、あまりにも値動きしなかったらつまんないかもしれないですしね…。

 

 

ローリスクな楽天ポイント運用

 

 

 

ところが!

 

実はPayPayボーナス運用と似たようなものがあります。
それが、楽天ポイント運用です。

それは、アメリカの株式100に連動しているのではなく債権も混ざっているんです。

つまり、PayPayボーナス運用よりもローリスク。
楽天ポイントのほうが守りの要素を入れてきているということなんです。

楽天ポイントって、楽天市場や楽天トラベルでクレジット決済をしてためることが多いですよね?

そうすると何千ポイント、人によっては何万ポイントまで溜まってしまいます。
結構大きな金額になるから、少し値動きを抑えるしくみにしているそうなんです。

PayPayはそれに比べて、コンビニや小規模な飲食店で使う人が多いので
楽天ポイントよりもポイントのたまり方は少なめ。

だからこそ、値動きを大きいものにしてもいいということだったんですね。

そのほうが面白みがあると思ったのかもしれません。

 

ここまで、リスクのお話をポイント運用の例をとって解説してきました。

みなさん、いかがでしたか?

 

リスクは危険ではなく、値動き。これを覚えておいてくださいね!

 

 

最後に。

 

今回の内容については、川部紀子さんの新刊「得する会社員 損する会社員」の講義4にも丁寧な解説付きで掲載されていますのでそちらもぜひ読んでみてください!

 

 

 




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