百貨店の新サービス「服のサブスク」が注目を集める3つの理由とは

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

 

西山美食話から美味しいトークエッセイをお届けしていきます。
どうぞ、最後までお付き合いください!

 










Contents

全国展開の百貨店が「服のサブスク」サービスを開始

 

 

 

全国展開する百貨店が、この春から1万1880円の月定額で婦人服を3着まで
貸し出しするサブスクリプションサービスを開始
しました。

 

会員登録をしお金を支払えば、海外有名ブランドや国内人気ブランドを含む
約50ブランドの服が借りられる
システムです。

定額には、自宅までの送料やクリーニング代も含まれます。

利用者は季節に合わせて流行の色やデザインの服を着られる上、
返却が前提ですから収納の心配もいりません

百貨店側としては衣料品の販売が苦戦する中、
新しい需要を取り込もうという作戦です。

もちろん、レンタル後に返却された洋服はクリーニングして
他の利用者に貸し出されるため、洋服の廃棄・削減にもつながるんですね。

こうした洋服のサブスクは既に大手6社が手がけています。

 

  • 手頃な料金でたくさんの洋服を楽しめる
  • 1回着ただけで、たんすの肥やしになる心配もない
  • レンタルならばいつもと違うイメージの服にチャレンジできる

 

こうしたメリットから、服のサブスクを利用する人が少しずつ増えているとか。

 

ファッションを楽しむ1つのモデルとして、
この服のサブスクが浸透するかもしれませんね。

 

 



殿様も庶民も愛した”9つの穴”岩国れんこん

 

 

 

 

 

昔から、先が見える、見通しが良いということで
縁起が良いとされているれんこん。

おせち料理はもちろんのこと、煮物、きんぴら、天ぷらなど
普段の食卓にも登場する身近な野菜ですよね。

ところで、みなさんはれんこんの穴はいくつあるかご存じですか?

れんこんの穴は通常、8つ
でも、例外があるんです。

それが、山口県岩国市の特産品である岩国生まれのれんこん。
岩国れんこんはなぜか1つ多く、9つの穴があります。

岩国れんこんは今からおよそ200年前、村元三五郎が当時の岩国藩主に命じられて
種れんこんを持ち帰り植え付けたのが始まりとされています。

吉川家の家紋が九曜紋でれんこんに似ていたことも、
この地でれんこんが愛された要因ともいわれているそう。

殿様も庶民も愛した、9つのれんこんというわけです。

岩国れんこんは春に植えつけ、だいたい9月から翌3月に収穫するのだそう。

6月には蓮の葉が大きく空に向かって広がり、7月〜8月にかけては
わたぼうしを散らしたような真っ白な花が咲くといいます。

れんこんは、根ではなく地下茎が発達したもの。
それゆえ、大根のように泥の中で下に向かって生えているのではなく横たわっているんですね。

ちなみに、れんこんの穴は空気を根や葉っぱに運ぶ
パイプのような役割
をしているそうです。

シャキシャキとした食感、もっちりホクホク感といったように
料理によって違った味わいとなるれんこん。

美味しいだけでなく、ムチンと呼ばれる糸を引く成分は胃腸などの粘膜を守り、
ポリフェノールや食物繊維、ビタミンCも豊富
なんだとか。

今夜は、れんこんの天ぷらなんていかがでしょうか?

 



メーカーの努力と苦難が宇宙食を地上の食事に近づけた

 

 

 

宇宙航空研究開発機構、通称JAXAはこの秋、
13年ぶりに宇宙飛行士を募集するそうです。

これまで同様若干名の見通しですが、これまでと違って理系だけではなく
文系も応募できるよう、応募条件の緩和を検討しているとか。

 

「文系宇宙飛行士が誕生するかも!」というニュースが飛び込んできて
驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ところで、みなさんは宇宙飛行士がどんなものを食べているのかご存知ですか?

 

JAXAは日本の家庭で日常的に食べられている45品目の味を
独自基準により宇宙日本食として認定
しています。

 

  • からあげ
  • やきそば
  • カレー
  • おむすび
  • ラーメン
  • サバ缶
  • 赤飯

 

など…。

 

 

厳しい基準がありながらも、そのラインナップは多彩です。

 

「私たち、地上にいる人間と同じようなものをたべているじゃないか!」

 

と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ここまで来るには
宇宙食の開発に挑む各メーカーや団体の並々ならぬ努力と苦難がありました

人類が宇宙に進出した1960年代初期の宇宙食は、チューブ式のみ。
野菜ペーストなど、全てチューブに入った離乳食のようなものでした。

アメリカのアポロ計画の頃にはお湯が使えるようになり、
スペースシャトルが登場する80年代になってようやく地上の食事に近づいたそうです。

それでも、宇宙での調理は簡単ではありません。

なぜなら、宇宙ステーションではコンロやレンジは使えないからです。
水かお湯で戻すか、フードウォーマーという専用機で温めるだけ。

お湯も80℃までという制約があります。

 

宇宙ステーションでは、野菜栽培も試みられています

 

2015年に滞在した油井亀美也さんが宇宙で育てたレタスを
味わっている映像を思い出した方もいることでしょう。

宇宙飛行士の野口聡一さんも若田光一さんも。

宇宙における食事の重要性を強調しています。

食事には、無重力という特別な空間での健康維持、
そしてストレス軽減という役割があるからです。

宇宙飛行士の活動を支える宇宙食。
その存在は、想像以上に大きなもののようです。

 



ガーデニングが根付いた街、カナダのバンデューセン植物園

 

 

そろそろ、ガーデニングの季節ですね。

自分の庭を自分で手入れするガーデニングもあれば、
膨大な庭園を街の人が力を合わせて手入れをするガーデニングもあります。

その例として挙げられるのが、カナダのバンクーバー

高緯度に位置する都市でありながら海辺ならではの温暖な気候に恵まれ、
暖流の影響からあまり雪が降らないため、植物がよく育ちます。

春から秋にかけて街中ではたくさんの花が見られ、どこも手入れが行き届いていて
街にガーデニングが根付いているといった印象です。

それを象徴するのが、22ヘクタールもの広大な敷地を有するバンデューセン植物園。

1960年代初頭まで長らくゴルフ場だった土地が再開発されようとした際、
緑豊かな場所を残すべきという市民運動が起き、地元実業家のバンデューセン氏、
そしてバンクーバー市と州政府が出資して土地を買い取ったという経緯があります。

注目すべきは市や州政府だけに管理を任せるのではなく、
およそ1450人ものボランティアスタッフが力を持ち寄り植物園を維持している
ということ。

ボランティアスタッフは現役を退いた人、街中のオフィスに勤務する人、
街の学生、少し離れた街からやってくる人など様々です。

月に1、2度、3ヶ月に1、2度といったようにローテーションを組み、
早春から晩秋にかけてはいつもどこかにスタッフの姿が見られ、
8000種以上の植物の手入れをしています。

ここに移り住んだ人の中には、
大きな庭があった田舎の家を手放してきた人もいます。

ふくよかな土に触れ、葉のひとひら、花びらの美しさを慈しむ時間を失った人たちにとって
バンデューセン植物園はかけがえのない場所なんだとか。

ここはまさに、一人ひとりの大切な庭なのかもしれません。

 

 










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