みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
美味しいトークエッセイをお届けする、西山グルメトーク。
今回のラインナップはコチラです!
☆全国展開の百貨店が導入しているリモートショッピングとは?
☆日本とヨーロッパのお花事情はこんなに違う!その違いとは?
☆心機一転したい方にオススメ!ヘアドネーションとは?
☆包丁の3大生産地はどこ?古墳時代にまで遡る包丁の歴史を紐解く
どうぞ、最後までお付き合いください!
Contents
百貨店が導入したリモートショッピングとは?
全国展開する百貨店が、スマホを利用してチャットや動画で
販売員に相談しながら店頭商品を購入できる
リモートショッピングをスタートさせました。
顧客はまずアプリで店舗や商品のカテゴリーを選び、
次に販売員にチャットで
- 「年配男性への贈り物を探している」
- 「出産祝いを選びたい」
- 「結婚式に参列するためのドレスやバッグがほしい」
などと伝えます。
動画で販売員と話をしながら、商品を見たり
提案を受けたりできるというわけなんです。
気に入った商品があればアプリ内のクレジットカードで購入、
自宅に配送してもらうという流れです。
各種ブランドが揃っていること、商品数の豊富さが地方に
住む人たちには魅力的で、百貨店側も手応えを感じているようです。
リモートワーク、リモート見学、リモート飲み会…。
そして、このリモートショッピング。
リモートの枠は、またまだ広がりそうです。
長く持つ花を好む日本人と、そこまでこだわらないヨーロッパ人
そろそろ歓送迎会のシーズン。
花束を贈ったり贈られたりする機会も多いですよね。
日本では誕生日や記念日といった特別なお祝いごとのときに
花束が登場しますが、ヨーロッパでは日々の暮らしの中に
花が溶け込んでいます。
パリ、ブリュッセル、アムステルダム。
休日の朝市には歩道にあふれるように色とりどりの花が並び、
1000円ほど払えば一抱えの花束になって返ってくるそう。
日本人のツーリストは、その安さに誰もが驚くといいます。
安くて種類も豊富な理由は、
日々花を買い求めている人がたくさんいるからです。
たとえば、パリには生花店が数多く存在し
ほとんどの店にフラワーアーティストがいるそうです。
中には日本人の男性や女性もいて、
アレンジメントの技を磨いています。
彼らにパリに来た理由を尋ねると、日本では決まった形の
ブーケを注文する人が多く、その技術を磨く機会が少ないからと
いう答えが返ってくるとか。
また、日本では長くもつ花が好まれる傾向があるそう。
それに比べてヨーロッパの人たちは長く持つかどうかに
こだわる人は少数派。
花はきれいに咲くのも、枯れていく儚さも美しいという
価値観があるからです。
そして、ヨーロッパの人たちは普段から花選び、花合わせをしているため
贈り物のブーケをつくる際、フラワーアーティストにしっかりと
イメージを伝えることができるといいます。
ちょっと嬉しいことがあった日は、花を買う。
好きな色の花が目にとまったら、自分のために小さなブーケをつくる。
そんなふうに、花のある暮らしをしてみてはいかがでしょうか?
花はきっと、おうちじかんに癒やしをもたらしてくれるはずです。
心機一転するなら、ヘアドネーションで”一石二鳥”の社会貢献
新学期、新入学、新社会人。
「新」とつく生活がスタートする、4月が近づいてきました。
心機一転の気持ちからイメージチェンジを
考えている方もいらっしゃることでしょう。
そんな方々に、ヘアドネーションをご紹介します。
美容室で自分の髪をバッサリ切って寄付すると、
医療用ウィッグに生まれ変わり、不慮の事故などで
髪を失った18歳未満の子どもたちに贈られる。
これが、ヘアドネーションの仕組みです。
このヘアドネーションは、1990年代にアメリカで普及しました。
それを参考に、大阪の美容師3人がNPO法人
「JAPAN HAIR DONETION&CHARITY」を立ち上げ、
一般の人から髪の寄付を受け付けているんですね。
現在、その活動に賛同する美容室は全国およそ250店。
もちろん北海道内でも広がっていて、10店以上となりました。
ジャパンヘアドネーションアンドチャリティでは、
まず受け取る側の自宅に出向き採寸。
希望のスタイルなどの聞き取りをしてからメーカーへ発注。
まさに、完全なるオーダーメイドです。
そのため、寄付できる髪は長さ31センチ以上。
“極度の傷みがないこと”という条件があります。
もちろん、性別は問いません。
髪をバッサリ切って、イメージチェンジ。
その髪がウイッグとなり病気の子どもたちへの贈り物になる。
これって、なかなか素敵な取り組みだと思いませんか?
包丁の起源は古墳時代にまで遡る?
みなさんが毎日のように使っている包丁。
その3大生産地をご存知ですか?
岐阜県の関市、新潟県燕市・三条市、
そして大阪府の堺市です。
中でも大阪府堺の歴史は古く、起源は古墳時代にまで遡ります。
全長約486メートルの仁徳天皇陵は5世紀につくられましたが、
その際に鉄製用具が必要となり生産されるようになったのが
始まりなんだとか。
平安時代に入ると河内鋳物師が活躍し、奈良の東大寺修復や
鎌倉の大仏を手掛け、その先進的な鋳造技術を各地に広めました。
やがて、堺の高度な鍛冶技術を活かし、刀、剣、
武具製造が盛んになりました。
室町時代には日本と明の貿易が活発になり、
堺は日本有数の国際交易都市へ。
この頃から鉄砲鍛冶も盛んになり、織田信長ら
戦国武将の戦を支えたんですね。
さらに、たばこの葉を刻むたばこ包丁、
魚をさばくための出刃包丁など、堺の鍛冶屋が考案。
堺の鍛冶技術は古墳時代の鉄製用具に始まり、刀や剣、
たばこ包丁を経て料理包丁に結実したといえるでしょう。
包丁は日本刀を原型とした和包丁と西洋料理の普及とともに
使われるようになった洋包丁に大別されます。
洋包丁は両刃でプレス機で型抜きした抜き刃物。
対して和包丁は片刃が基本で、熱した鉄を金槌や
ハンマーで叩きながら仕上げる内刃物。
堺の場合、内刃物であっても熱した鉄の上に鋼を張り合わせる
「合わせ」と呼ばれる技術を用いているのが特徴です。
和包丁はプロ用を含めると、100種類以上あるといいます。
ふぐ、かつお、はもなど特定の魚専用の包丁もあるんですって。
また、うなぎ包丁は関東、中部、関西などの各地域では
形が大きく異なるそうです。
おうちじかんが長くなり、料理が好きな人、
調理具にこだわる人も増えているとか。
切った素材が離れやすく、断面の美しさを重視する
和食向きとされる和包丁。
使いこなせたら、もっと料理が楽しくなるかもしれませんよ。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪