みなさん、こんばんは。愛原夢音です♪
夏川りみさんのカバーアルバムが、3月3日にリリースされました。
コロナ禍で感じた「家族」の大切さをテーマにしたカバーアルバム「あかり」。
年代の違う名曲が夏川りみさんの声で生まれ変わりました。
さらに、アルバムのレコーディングには息子さんと旦那さんも参加!!
アルバムのテーマにちなんで、「家族愛」のエピソードも。
どうぞ最後までお付き合いください!
Contents
夏川りみのカバーアルバム テーマは「家族愛」
去年はライブがなかなかできなかった、夏川りみさん。
そのため、沖縄から配信ライブを行ってきました。
配信ライブの場所が鍾乳洞ということもあり、
他のアーティストの方とはまた違った雰囲気でのライブになりました。
画面越しでも、旅を感じるような配信ライブでした。
去年はもどかしい1年でもありましたが、
新しい作品がその中から誕生しました。
家にいる時間がすごく長くても、
私にできることは歌うことしかない。
夏川りみさんは、そう話します。
スタッフと話をしていくうちに、
「カバーアルバムが今にぴったりでいいかもしれない」ということに。
少しずつ進めていきながら、ようやく出来上がったのが
今回のカバーアルバム「あかり」です。
軸を「家族」と決めて作られた、今回のアルバム。
夏川りみさんはコロナが嫌だったのですが、家族といる時間が
多くなってお子さんがとても喜んでくれたことが大きな支えとなりました。
カバーアルバムのテーマは、「家族愛」。
いろいろな愛を詰め込むことができたらいいなという思いで
つくりあげたアルバムは、満足の行く仕上がりに。
幅広い世代の”愛を感じる”楽曲をセレクト
カバーアルバムという名の通り、アーティストの楽曲を
カバーした曲が収録されている、今回のアルバム。
これらの楽曲は、どのように選曲されたのでしょうか?
夏川りみさんが大事にしたいと思っていたのは、歌詞です。
今、自分が歌いたい思いはどういう曲なのか。
自分の思いにマッチした楽曲を、
夏川りみさんは集めていきます。
そのときに感じたのは、愛を感じられる楽曲が多かったこと。
もちろん、ファンや周りのスタッフからの
「夏川りみのこの歌が聞きたい!」というリクエスト曲の
リストからも選曲を行いました。
リクエストのリストは、ずらりとあったそうです。
選曲したときのことを、夏川りみさんはこう話しています。
「リストの中から、自分の声をワンコーラスだけでも入れて、
ちょっとこの世界観は違うかなとか。
あ、これはもう”夏川りみだな”っていう感じで
みんなで決めていったって感じですね。」
今回のカバーアルバム「あかり」には、オープニング曲となっている
BEGINの山本隆太さんの「うたのうた」から始まり、
玉置浩二さんの「しあわせのランプ」、
竹内まりやさんの「いのちの歌」、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」、Kiroroの「未来へ」など…。
幅広い年代の名曲がセレクトされています。
“自然と口ずさんでもらえたら”という思いで
これらの曲を選曲したようです。
中でも、「しあわせのランプ」はとても良い曲なので
みなさんにもぜひ聴いていただきたい曲です。
音楽の力でコロナ禍で見失った”あかり”を灯す
りみさんのカバーアルバム「あかり」が、
3月3日にリリースされました。
この「あかり」というタイトルは、どこから生まれたのか。
それは紛れもなく、このコロナ禍から生まれました。
新型コロナの感染拡大で、今まで通りの普通の生活が
突然できなくなってしまいましたよね。
気持ち的にも元気がなくなってきている方も
少なからずいらっしゃると思います。
そんな方々に向けて、音楽や歌の力でみなさんの心に
少しでも「あかり」を灯せたら。
そんな思いで、カバーアルバムのタイトルを
「あかり」にしたということなんです。
「うたのうた」は家族でレコーディング?
自粛期間中は、夏川りみさん自身が音楽や歌に救われた経験も。
夏川りみさんの息子さんは、大の音楽好き。
なんでも、毎日のように朝から寝るまでいろいろな歌を
口ずさんだりしているとか。
夏川りみさんは、息子さんの歌う歌をききながら、
”歌が流れているということは幸せなことだ”と強く感じたといいます。
「こういうのを聞きなさい」というよりも、自ら検索して
動画を見ていつの間にか覚えていくというから、驚きです。
“今流行りの音楽はこれなのか”というのは、
息子さんの口から出る歌を聞けばわかるといいます。
「これは誰の歌なの?」と夏川りみさんが
息子さんに質問することも。
そんな、音楽に目がない息子さんとカバーアルバムの中で1曲、
コラボレーションしされています。
一曲目に収録している「うたのうた」という曲では、
夏川りみさんの夫でパーカッション奏者の玉木正昭さん、
そして息子さんがドラムとして参加しています。
息子さんは、2歳、3歳くらいからドラムが好きで叩いていました。
ギターも好きで、たまに夏川りみさんの三線も触ったりするらしく…。
それでも1番大好きなのはドラムのようで、
なかなか譲れないようです。
おもちゃのように赤ちゃんの頃から触っていたことも影響してか、
息子さんのドラムの技量は夏川りみさんも驚くほどの成長を遂げています。
今回のテーマは「家族」なのですが、
実はスタッフからこんな話が飛び出しました。
「息子さんにドラム叩いてもらうのってアリですか?」
それを聞いた夏川りみさんは、
「えっ?そんなことやっていいのかしら?」
と戸惑いながらも、息子さんに聞いてみました。
すると、本人は
「やりたい!」と、既にやる気満々。
そんな経緯もあって、「うたのうた」のドラムを息子さんが
担当することに。
当日緊張するかな?と思ったのですが、
そんな心配は杞憂に終わりました。
息子さんがあまりにも堂々としていたので、
夏川りみさんはここでも驚きます。
本当に楽しみながらドラムを叩いていたとのことで、
宝物のような経験を息子さんはされたということなんです。
ちなみに、息子さんは小学校4年生で10歳。
そんな若さでプロ顔負けのドラムさばきができるとは…。
さすが、としか言いようがありません。
夏川りみさんの息子さんの将来の夢は、ドラマー。
このことを、何より玉木正昭さんが喜んでいるそうです。
今回のアルバムでドラマーとして参加した夏川りみさんの息子さん。
ということは、もうデビューしたということになりますね…!
私もこの曲を聞いたのですが、何も言わなければ
プロがドラムを叩いているようにしか聞こえませんでした。
それくらい自然で、10歳の小学生が叩いているとは思えない。
そんな、クオリティーが高い曲に仕上がっています。
みなさんも、息子さんの見事なドラムさばきに耳を傾けながら
聴いてみていただけると、より魅力を感じられると思います。
ぜひ、「うたのうた」も聴いていただければと思います。
夏川りみの衝撃的な出会いとは?
森永乳業カフェトーク。
ここからは、ゲストの方にもっとリラックスしていただこうと
いうコーナーです。
夏川りみさんへの質問はこちら!
夏川りみさんにとっての衝撃的な出会いは?
夏川りみさんにとっての衝撃的な出会いは、
「涙そうそう」との出会いです。
初めてBEGINの「涙そうそう」をきいた夏川りみさんは、
かなりの衝撃を受けました。
夏川りみさんが初めて「涙そうそう」を聞いた場所は、
当時一人暮らししていた部屋。
そこでたまたまテレビをつけたら、そこにBEGINが出ていたんです。
いつもは外でご飯を食べに行ったり飲みに行ったりしていたのですが、
そのときはたまたま家にいてテレビを見ていたんですね。
そこに映っているBEGINを見て、
「本当に同じ島の人が出てるんだ!」
と、とても嬉しい気持ちになったといいます。
BEGINが歌っているとき、
一緒に口ずさんさんでいた夏川りみさん。
ですが、「涙そうそう」という曲は知りませんでした。
「涙そうそう」を初めて聴いたとき、夏川りみさんは
「何だ今の曲?この曲何?」
と思ったとか。
一回聞いただけでサビがずっと頭の中で、
何度も何度もリピートしている。
そんな衝撃を受けたことを夏川りみさんは今でも覚えています。
だからあのとき、外に飲みに行かなくてよかった。
夏川りみさんは心から、そう思ったといいます。
「涙そうそう」が好きすぎて、BEGINに直談判!?
夏川りみさんといえば、「涙そうそう」のイメージがある方も
いらっしゃると思います。
私も、そのうちの一人です。
「涙そうそう」を歌っているイメージが強い夏川りみさんですが、
この歌を歌うことになった背景について、
夏川りみさんはこう語っています。
当時、BEGINが渋谷でライブをBYGという
ライブハウスで行っていました。
夏川りみさんは、そのライブに足を運びます。
アンコールで「涙そうそう」を再び聞いて
「あっ、あのときの曲だ!」とすごく感動したそうなんです。
興奮するあまり、夏川りみさんはBEGINの楽屋にライブが終わった後、
挨拶をしに行きました。
そして、
「涙そうそうって曲、すごく良かったよ!この曲、ちょうだい!」
…と、あろうことか本人たちに直談判!
それから、縁があって「涙そうそう」を歌わせてもらえることに。
ライブが終わった後に楽屋に行って直談判しに行き、気持ちを伝える…。
これ、なかなかできないことですよね…。
そのときのBEGINの反応はというと…
「女の人が歌う涙そうそうもいいはずなー!」
と、肯定的なものでした。
そして、
「涙そうそうもいいけどよ。俺らが作詞作曲BEGINでりみに曲つくるよ」
と、すぐ言ってくれてBEGINから一曲いただいたそうです。
太っ腹ですね…!
もちろんその曲も大切なものなのですが、夏川りみさんの中では
「涙そうそう」を歌いたという強い思いがありました。
2000年にBEGINが「涙そうそう」をリリース。
翌年の2001年には夏川りみさんバージョンの「涙そうそう」を
初披露することに。
夏川りみさんの活動から20周年でもあるのですが、
何よりも夏川りみさんバージョンの「涙そうそう」から
20年ということで、今年は記念すべき年となっています。
“この曲に出会えていなかったら、
20年迎えることもなかった“と夏川りみさん。
「涙そうそう」には、感謝しかないとのこと。
海外に行くことも多い夏川りみさんは、「涙そうそう」が
いろいろな国の言葉で歌われたり、カバーされたりしていることに
驚きを感じています。
それほど多くの人に愛され、歌い継がれてきた「涙そうそう」。
これからも歌い継がれて、違う世代の方々にも歌い継がれていく、
そんな曲になっていくのでしょうね。
「家族」をテーマに選曲された、夏川りみさんの
カバーアルバム「あかり」は3月3日にリリースされています。
そしてこのアルバムをもってのツアーが始まっています。
詳しい日程は、こちらをご覧ください!↓
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪