124年ぶりに節分が変わる!今さら聞けない節分と豆まきの由来

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

今回は、西山美食話から。
豆まきを含め、春の節分にまつわる豆知識をお届けしたいと思います。



 

 

Contents

124年ぶり!今年から変わる節分と立春

 

 

2月初めの季節行事といえば、豆をまいて鬼を払う節分ですよね。
その後に年齢の数だけ豆を食べれば、1年間無病息災。

そんな春の節分が今年から2月2日になったことを、ご存知ですか?

去年までは2月3日だった節分。
2日にずれるのは明治30年以来、124年ぶりなんだそう。

このズレは、太陽の動きから計算する1年が365日ぴったりではなく、365.24221であることが関係していて、この小数点以下の時間が
積もり積もって数時間、1日、1年となっていくことで
暦がズレていくのです。

春の節分は立春の前日のことをいうので、この立春が
2月4日から2月3日にズレたことで節分が2月2日になりました

今年の節分はもう過ぎてしまいましたが、来年の節分が近づいて
つい、いつもの感覚で節分が2月3日だと思っていると
気がついたら節分か終わっていた…なんてことにもなりかねないので、
気をつけてくださいね。

節分といえば誰もが2月を思い浮かべると思いますが、
節の分かれというその文字の通り季節の変わり目を示すもので、
立春、立夏、立秋、立冬の前日が全て節分なんてす。

春の節分が特に大事にされてきたのは、農耕民族である日本人に
米づくりや畑を始める春をその年の始まりと考える
風習があったからだといわれています。

豆をまくようになったいわれには諸説ありますが、
病気や災いなど悪いものを”鬼”、つまり魔物にたとえ
その魔物の目、”魔目”を豆でつぶすとか、
”魔物を滅する”という意味で、鬼滅ならぬ”魔滅”という
言葉から豆を連想したとか…。

いずれにせよ、語呂合わせ的な説が数多く語られています。

豆をまくのは、鬼や魔物が姿を現し徘徊する夜です。

その家の家長か、もし家族の中に年男や年女がいれば
その人が豆をまく係をつとめるのが正式。

「鬼は外、福は内」とひとしきりまき終わったら、
鬼を退治したご利益のあるその豆を拾って食べます。

でも、年の数だけ食べるって結構大変ですよね。

そんなときは10の位の分だけとか、縁起の良い3や7とか、
誕生日の数とか、自由にアレンジしてもバチは当たらないようです。

ところで、豆は全国一般的には煎った大豆を使いますが、
北海道では多く”殻つき落花生”をまきます。

「なんで?」という疑問の答えには、これまた諸説あるのですが

 

「殻つき落花生なら落ちてもきれいだから無駄にせず、
全部食べられるじゃん!」

 

という、開拓時代から培ってきた北海道民ならではの合理的、
かつおおらかな考え方
がベースにあるのでは?と伝えられています。

 

「雪は天からの手紙」は科学的にも根拠があった

 

 

 

雪は天からの手紙であり

これは、世界で初めて人工雪を作ることに成功した物理学者、
中谷宇吉郎が残した言葉です。

雪の結晶の美しさに魅せられ、生涯を雪と氷の研究にかけた
まさに雪博士

雪は天からの手紙とは、なんともロマンチックな言葉ですが
実はとても科学的な意味が含まれています

結晶がどんな種類の六角形をしているかによって、
その雪が生まれた雲の中の気温や水蒸気量がわかる

つまり、そのときの地球の空の状態がわかということなんです。

 

 

たとえば、私たちが雪の結晶といわれて
真っ先に思い浮かべる、代表的なこの形。

この結晶は雲の中の水蒸気が多めで、マイナス15℃くらい
気温のときにできるのだそう。

でも、そんな理屈を知らなくても真っ白に積もった雪の
きれいさには思わず惹かれてしまいますよね。

そして、なんとなくおいしそうにも思いませんか?

積もったばかりの新雪にシロップをかけて食べてみたいなんて、
ちょっとでも思ったことのある人は多いのではないでしようか?

でも、雪は舞い落ちてくる間に空中を漂う有害物質などを
取り込んでいますから、むやみに食べたりしない
ことをオススメします。

そうして降り積もった雪。

その成分を研究すればやってきた空の状態がわかるという意味でも、
雪は天からの手紙なんですね。

ちなみに、札幌市の年間積雪量は多い年だと6メートルにもなるのですが、200万人近い人口を持つ大都市でこれほどの積雪があるのは
地球上すべてを見渡しても札幌ぐらい
なのだそうです。

まさに、スノーシティー札幌。

家の周りの雪かきのことを考えると憂鬱にはなりますが、
とうせなら雪を楽しんでしまおうという気質もあるのが札幌市民。

そんな気質の象徴である雪まつりが、何事もなければ
今年もちょうど今頃大通公園会場で開催されるはずでした。

来年こそは、雪まつりが開催できるようにと祈らずにはいられません。





 

 

映画「かもめ食堂」にも出てきた”幻のコーヒー”
コピルアックとは?

 

 

雪の降る寒い日に、暖かい部屋の中で温かい飲み物を味わう。

そんなひとときには、こだわりのコーヒーや紅茶が
あればなお、嬉しいですよね。

もし究極の1杯をお求めなら、
コピルアックというコーヒーはいかがですか?

かもめ食堂という映画の中では、コーヒーをおいしくする
おまじないとしてコピルアック、コピルアックと唱えていましたが、
これはインドネシアで産出される希少で超高級なコーヒー豆の名前

このコーヒーには、驚きの秘密があります。
それはなんでしょう?

なんて、クイズになることも多いコピルアック。

つくられ方が特殊なため、実に希少で一時期は
”幻のコーヒー”などとも呼ばれていました。

気になるその味わいを実際に飲んだことのある人に尋ねたところ、
「一言でとたとえるなら、スムース」との答えが返ってきました。

飲む人を選ぶクセの強い香りがあるものでもなく、かといって
重い飲み口でもなく、ただほのかで独特な芳しさが香り、
飲むと何の抵抗感もなくするりとさらりと喉を通っていく

本当に良い日本酒やウイスキーの飲み口を”水のごとし”と
例えるのに似ているといいます。

ゴクッと飲み込んだあと、口のなかにふわりと
今まで飲んだどのコーヒーとも違う風味がふわりと戻ってくる。

それを確かめるために、何度でも飲みたくなるのだそうです。

さて、そのつくられ方の答えですが…

実はこれ、現地に生息する野生のジャコウネコが
コーヒーの熟した実を食べたあと、未消化のまま
排泄した種を生成してつくります。

ジャコウネコのお腹のにある特殊な酵素などの影響で、
コーヒー豆が独特の発酵をして、唯一無二の風味を
与える
のだといわれています。

野生のジャコウネコが出したものを探して集めるので、
大量生産ができないのも希少な理由ですが、
もちろん味わいに魅せられる人が多いからこそ
こうして珍重されているのです。

機会があれば是非一度、コピルアックをいかがですか?

 

コチラの記事も参考にしてみてください!↓

映画かもめ食堂 “コーヒーを美味しくするおまじない” コピ・ルアック – コフィア<コーヒー情報・口コミサイト> (ism.fun)

 

コピルアク(コピルアック)コーヒー|特撰アイテム|Yahoo!ショッピング店 (geocities.jp)

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪

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