絵本だけで65万部!「えんとつ町のプペル」大ヒットの驚きの仕掛けとは?

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みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪

脳科学者、茂木健一郎さんが日本や世界を舞台に活躍している人々を迎え、
その人の夢や挑戦に迫っていく番組、Dream Heart。

今回のゲストは、
漫才コンビ・キングコングの西野亮廣さんです。

西野亮廣さんは、2018年に絵本「えんとつ町のプペル」を発売。
その「えんとつ町のプペル」がついに去年、映画化され大ヒット!

映画化という1つのゴールを迎えた「えんとつ町のプペル」は、
今後どんな展開を見せていくのかについても伺っていきます。

 

どうぞ、最後までお付き合いください!

 







立ち上げから8年で実現した「えんとつ町のプペル」の映画化

 

 

Dream Heartでは夢と挑戦がテーマとなっているのですが、
今回お迎えした人ほどこの2つの言葉がふさわしい人は
いないのではないでしょうか。

ウォルト・ディズニーを超えると宣言している、
お笑いコンビキングコングの西野亮廣さんです!

このたび、「えんとつ町のプペル」が映画化されました。

実は、「えんとつ町のプペル」は立ち上げから
8年がかりで映画化が実現した超大作
なんです!

 



「映画を絵本に」遠回りをした作品が報われるまで

 

 

この「えんとつ町のプペル」。

映画化されて大きな話題になりましたが、
みなさんは絵本が先だと思いますか?

それとも、映画が先だと思いますか?

 

その答えは…

 

映画が先です。

 

えっ、絵本が先じゃないの? と思った方。

 

そうなんです、映画が先なんです!

 

「えんとつ町のプペル」はもともと、映画の脚本が先にありました。
全7章立ての脚本なのですが、この時点ではまだ誰も知らない映画です。

なぜかというと、アニメ化された有名な作品ではないからなんです。

この時点では、ですが。

そのため、映画館に出してもらえないなと思った西野亮廣さんは
映画脚本のうちの3章と4章だけを世に出しました

それが、絵本「えんとつ町のプペル」だったんです。

つまり、世の中では絵本が先という気がしていますが
順番は逆だということなんてすね。

遠回りをしないと届かない作品だったこともあり、
どうしても長い時間を要してしまいました。

最初の試写会では観客のみならず、脚本をつくった
西野亮廣さん自身も泣いていました。

それほど、多くの人の涙を誘う作品を8年もの時間を
かけてつくった努力が報われたと感じたといいます。

 



鬼滅の刃に次ぐ大ヒット それでもなかなか認められなかった過去

 

 

「えんとつ町のプペル」のすごさは、数字にも現れています。

12月25日の公開から10日間で、動員数は63万人
興行収入は8.7億にまで到達しました。

アニメ映画としては、大ヒットの「劇場版鬼滅の刃無限列車編」に
続く
とされています。

これは、かなりすごいことですよ!

それなのに、絵本「えんとつ町のプペル」出した当初は、
世間からなかなか認められませんでした

というのも、15年ほど前は今とは
価値観や考え方がまるで違ったからです。

 

「何で芸人が絵本書いとんねん」と言われたり、
「ひな壇でろよ」という声もかなりあって
非難ばかりが飛び交っていたそうです。

それが今や、出すぎた釘は打たれない

今は今で批判はそれなりにあるとか。

それでも、西野亮廣さんの考え方や世界観には
素晴らしいものがあると私は思います。

 

さて、ここからは西野亮廣さんのプロフィールについて
簡単にご紹介します。

 

西野亮廣さんは、1980年兵庫県出身。

1999年に、梶原雄太さんと漫才コンビキングコングを結成します。

活動の場はお笑いだけにとどまらず、絵本の執筆や舞台の脚本、
執筆を手掛け、海外でも個展やライブ活動を行っていらっしゃいます。

社会的な活動もされていて、2015年には渋谷のハロウィン翌日の
ごみ問題のブラック化を提案

区長や一般人を巻き込む異例の課題解決法が評価され、
広告賞を受賞されました。

その後、クリエイター顔負けのまちづくり企画世界一楽しい
学校づくりなど、未来を見据えたエンタメを生み出し
注目を集めています。

さらに!

2018年「えんとつ町のプペル」を発表し、累計発行部数65万部の
大ヒット
となり、2020年12月には映画化もされご活躍でいらっしゃいます。

映画化された、絵本「えんとつ町のプペル」は65万部も売れています。

絵本で65万部売れるというのは、かなりすごいことです。

ただ、「えんとつ町のプペル」が他の絵本とは違い
65万部もの大ヒットになったのにはいくつか理由があります。

 



“普通の勝負”をしてはいけない 西野亮廣の絵本が売れ続ける理由

 

 

西野亮廣さんは、「えんとつ町のプペル」を発売したときに
決めていたことが1つありました。

それは、“普通の勝負”をしてはいけないということです。

これはどういうことなのかというと…

まず、書店に並んでいる本を想像してみてください。
書店に入ると、棚などに本がずらりと並べられていますよね。

絵本に限らず、書籍は発売されてから1・2週間くらいは
平積みになっています。

しかし、3週間目には棚出しになり4週間目になると
書店から次第に消えていく…という感じですよね?

西野亮廣さんは、「その勝負をしちゃだめだな」と思っていました。

要するに本のタイトルや内容も含め、
2週間以内に結果が出るものじゃないと、売れない

それが、本なんです。

ちゃんと人にわかって、すごく伝わるようなもので
なければならないということなんですね。

 

西野亮廣さんたちは、個展を国内で開催しています。

その個展の出口で、お土産として絵本「えんとつ町のプペル」を
置いている
んです。

ここで重要なのは”お土産として”ということです。
なので、西野亮廣さんの絵本は売上が止まることはありません。

個展を回し続ける限り、バズっていなくても
売れ続けている
ということなんですね。

 

絵本「えんとつ町のプペル」はなぜ分業制でつくられたのか

 

 

ここでみなさん、先程から何か気づいたことはありませんか?

 

西野亮廣さんの絵本なのに、何で「西野亮廣さんたち」なの?

 

と、思いませんでしたか?

 

この絵本は、総勢33名のクリエイターが集結してできたものなんです!

みなさん、ご存知でしたか?

もともと西野亮廣さんの原画は、密度が強いものばかりです。
原画は、ボールペンで書いているという西野亮廣さん。

ここで、西野亮廣さんから驚きの一言が。

 

「僕、色が塗れないんですよ。」

 

「えっ、ちょっと待って!」と、驚きを隠せない茂木健一郎さん。

 

西野亮廣さんは原画をボールペンでしか、かけないのだそう。
色を塗るのは得意ではないといいます。

でも、西野亮廣さんの頭の中にあるえんとつ町は当然色がついている。

得意ではない色塗りという作業を、どう効率的に進めていくのか。
それについて西野亮廣さんはこう話しています。

 

「作家性を出すことに重きを置いたときに一人でやる方が
作家性が出るのか、それとも大勢でやる方がいいのか。

これを考えたときにたぶん、大勢でやる方を僕はさすはずで。

僕の面白いって思ってるものが、バンッ!ってキャンパスに
出るほうがいいと考えたときに、分業制のほうがいいと思って。

色を塗るのが得意な人が塗ってくれたほうがいいなと。

その方法が、えんとつ町はちゃんと出るので。」

 

 

映画のように、分業制で絵本「えんとつ町のプペル」を
つくっていった西野亮廣さん。

ただ、順風満帆とはいきませんでした

そのときは、分業制で絵本をつくることに対しての
批判が噴出したからです。

 

西野亮廣は15年も前から時代の先を行っていた!

 

絵本を映画のようにつくったことで苦労したのは、
批判だけではありません。

まず、予算を集めるところから始める必要がありました。

先程も述べたように、「えんとつ町のプペル」には
総勢33名のクリエイターが携わっています。

そのため、33人分のギャランティーを用意しないとつくれないんです。

では、そのギャランティーをどうやって調達したか?

 

それは、クラウドファンディングです。

当時、クラウドファンディングというものは存在していました。
ですが、ここでも非難の嵐が…。

なぜなら、日本中がクラウドファンディングというものを
知らなかった
から。

ざっくりと一行で説明すると、クラウドファンディングで予算を集めて
クラウドソーシングでスタッフを集めてつくる絵本をつくる

そんな方法で絵本をつくることに決めていたのですが、
ここで大きな問題が。

 

 

当時は、「なに言ってんの?」という感じだったとか…。

 

つまり、クラウドファンディングという概念自体がなかったんです。

 

西野亮廣さん曰く、

 

「クラウドソーシングって何?みたいな。
ファンディングも咀嚼できてないのに、みたいな。

本当に、理解されなかった。」

 

西野亮廣さんの頭の中にあったイメージをつくるという意味において、
作家性がそこに存在していたんですね。

これは、今回のアニメ映画にもいえることです。

映画化された「えんとつ町のプペル」では33名どころか、
今はスタッフだけでも3400人以上が制作に携わっています。

音楽部門やアニメーション部門だけでも、
かなりのスタッフが関わっています。

しかも、振り付けのスタッフも多くいるというんです!

えんとつ町のプペルの、ハロウィンの冒頭の方の振り付けは、
振り付け部門で考案されたものです。

 

 

 



映画の前半にアクションが多い理由は”弱点”にあった

 

 

茂木健一郎さんが感動した場面の1つに、印象的なものがあります。

それは、冒頭の部分。
プペルが出てきて、トロッコに乗って逃げるシーンです。

そのシーンは、アクションが得意なスタッフさんにも
制作チームに入ってもらい実現しました。

このシーンを見て西野亮廣さんが非常に重要だと思ったことがあります。

それは、アクションの重要性

えんとつ町のプペルは大ヒットしましたが、ドラえもんやポケモン、
鬼滅の刃のようなアニメに比べると、キャラクターが
認知されていないという弱点があります。

すでにテレビでアニメとして放送されて、
その映画化というわけではないからです。

全く知らないキャラクターが出てきて、この主人公2人に
感情移入しなければいけません。

しかも、最速で感情移入してもらう必要がある

いきなりこの2人が話し始めても話を聞いてもらえないなと思った
西野亮廣さんは、アクションの重要性に改めて気づかされました。

アクションはお客さんと主人公たちの距離を縮めるためには
良い打ち手と話す、西野亮廣さん。

映画の前半でアクションシーンが多いのには、
こういった理由があったんですね。



興行収入で”元が取れた”映画の予算

 

 

 

今回、西野亮廣さんは脚本、制作、そして総指揮としての
役割もこなしています。

総指揮としての仕事は、かなり大変だったそうです。

あまりに大変な役割だったのでしょう。

思い出を振り返るように、西野亮廣さん、
スタジオの中で上を見ていました…。

 

実際に、総指揮としての仕事はどのような感じだったのでしょうか?

 

まず、総指揮の仕事は全部です。

総指揮なんだから、当然じゃん!と思うかもしれませんが、
これがかなりハードな仕事なんです。

総指揮の役割について、西野亮廣さんはこう語っています。

 

「アニメーションは当然、アニメーションの監督がいます。

とはいえ、お金のこともやらなきゃいけない、
集客のこともしなきゃいけない。

作品のクオリティのこともやらなきゃいけないということで、
やらなくていいことが1つもなくて。

あと、スタッフ間とのコミュニケーションとか。
これ、めっちゃ重要です。」

 

そんな超大作にかかった予算、ズバリどれくらいか
みなさん、わかりますか?

それは…

 

10億です!!

 

 

予算自体は7・8億円くらいなのですが、
それでは足りませんでした

というのも、この7・8億円の予算というのは
制作費や広告費、宣伝費がある場合の予算。

先程も述べた、ドラえもんやポケモン、鬼滅の刃などの有名な
映画ならともかく、えんとつ町のプペルはもっと
たくさんの人に知ってもらう必要がありました。

そのためには、宣伝費がもっと必要。8億円では足りません

足りなかった分は自分たちの持ち出しで、
1・2億円ほど予算としてつぎ込みました。

「元取れたね!」と、茂木健一郎さん。

 

ちなみに…

英語のウィキペディアではハリウッド映画の項目に必ず、
予算やボックスオフィスが載っています。

予算よりも多く稼いだことが評価の対象になるのだそう。

「そうすると…勝ったじゃないですか!」と茂木健一郎さん。

それに対して、西野亮廣さんの答えは、

「まだまだこれから、僕たちはもっともっと」。

もっと上を目指していくという気概を、垣間見ることができました。

 

それでは、西野亮廣さんはどこまで上を目指していくのか?

 

その目標についても伺いました。

西野亮廣さんはすでに、世界の40社の企業から
オファー
をいただいています。

最終的には、世界で勝負したいという野望をお持ちの西野亮廣さん。

もしかしたら、アカデミー賞をとれるかもしれませんね。

アメリカの企業からも、いくつかオファーをもらっているようです。

 

ここで、茂木健一郎さんが

「勝手な質問なんですけど」と前振りした上で、
西野亮廣さんにこんな質問を投げかけました。

「ウォルト・ディズニーを超えるって言ってたじゃないですか。
ディズニーからオファー来たらどうするんですか?」

ディズニーを超える!と何度も言っていた西野亮廣さんの答えは…

 

「すぐに寝返ります笑 すぐに僕は、もうディズニーで働きます、
よろしくお願いします、って言って。笑」

 

それほど、西野亮廣にとってディズニーの存在は大きいものなんですね。

 

「西野亮廣さんの話、デフレ日本では珍しくない?」との
茂木健一郎さんの言葉に、

西野亮廣さんはたった一言。

 

夢や希望みたいなのがないと、やっていけないじゃないですか。

 

特に今の時代は、えんとつ町の煙のように不安が
くすぶっていて周りが全然見えなくなってしまっている。

だからこそ、自分が夢中になれるものや希望が大切になってくる。

そんな気がします。

夢や希望から、何かが生まれることもある。

実現してもしなくても、夢や希望は生きる支えになり
前を向く大きな力になる。

私自身、そんなふうに思っています。

 

 

 



えんとつ町のプペルの豪華声優陣 西野亮廣が立川志の輔をオファーした理由とは

 

 

えんとつ町のプペルのキャラクターの声を担当する声優陣は、
豪華な天才揃いです。

少年ルビッチを女優の芦田愛菜さん、プペルが俳優の窪田正孝さん
そしてルビッチの父親、ブルーノが立川志の輔さんです。

このブルーノは、非常に重要な役割を果たしています。

立川志の輔さんのポジションがかなり重要になっているんですね。

主人公の少年ルビッチに、「星はあるよ」と言う役割が
志の輔師匠演じるブルーノ。

真実を伝える、キーとなる役柄です。

この煙の向こう側には、星はあるよ”というメッセージを
ルビッチに伝えるのですが、これは誰も信じてはいないんです。

ただ、ブルーノだけはそう言うんです。

 

25歳で感じた限界 立川志の輔の落語が救いに

 

 

えんとつ町のプペルは、実は西野亮廣さん自身の半生を投影しています。

西野亮廣さんが25歳のときに、転機が訪れます。
それは、限界を感じていたということ。

 

「このまま僕テレビやっててもあんまり先ないなって
思い始めてたときだったんですよ」と、西野亮廣さん。

ビートたけしさんやさんまさんの上には、行けない。
そう痛感したそうなんです。

これはテレビ業界に限らず、
世の中のこだわりでもあると思うのですが…

競争に参加してしまうと、最終的には興味を作った人に
ポイントが入ってしまいます

例えば、さんま御殿。
結果を出せば出すほど、さんま御殿が続くといったように。

結果出せば出すほど、その大元がずっと延命していく。
そういうものなんだなと思った、西野亮廣さん。

それが、えんとつ町から出る煙なんです。

 

茂木健一郎さんも、「今腑に落ちた!わあ…すごっ。」と思わず声が。

 

それでは、どうしたらいいか。

西野亮廣さんが出した答えは、どこかのタイミングで
自分で舵を取って自分の競争をしていく
というものでした。

とはいえ、どうすればいいものか…と考えあぐねていたところ、
志の輔師匠の志の輔落語を見る機会がありました。

「そこでの一挙手一投足は、もう最高で。」

そう、西野亮廣さんは話します。

西野亮廣さんは、ずっとテレビの仕事をやっていました。

その仕事というのは、かなりの割合で折り合いつけて
やらなきゃいけないものばかり。

ゴールデンに上がれば上がるほど、消化しなきゃいけないことや
仕事としてやらなきゃいけないことがたくさんありました。

その点、志の輔落語は全く違いました

立川志の輔さん自身が面白いと思ったことを全て、
落語というものを通して観客に伝える

志の輔師匠が面白いと思ったことを中心に
地軸に星が回っていると言ってもいいほど、見事な落語でした。

まさに、芸術です。

“これが、許されるんだ!”という驚きとともに
感動も覚えた西野亮廣さん。

でもよくよく考えてみると、西野亮廣さん自身も
そんなことをしたくてテレビ業界に入ったことを思い出しました。

バランサーになりたくて、この世界に入ったわけじゃない
自分が面白いと思うことをやりたい

そう思ってこの世界に入ったのに、求められることに応えると
褒められるので、どこかのタイミングで、その原点がちょっとずつ
ズレていってしまったことに西野亮廣はハッと気付かされました。

志の輔師匠の落語を見たときに、志の輔師匠の「おもろい」を中心に
お客さんが集まり、スタッフが集まり、エンタメが成立している。

西野亮廣さんにとっては、「こういう面白い星があるよ!」と
いうことを見せてくれたのが、立川志の輔さん。

だからこそ、ブルーノ役は立川志の輔さんにぜひやっていただきたい
そんな強い気持ちがありました。

 



立川志の輔が西野亮廣に提示したたった1つの”条件”

 

 

志の輔師匠にオファーの依頼をしに行ったとき、
西野亮廣さんはとても緊張していました。

それでも、西野亮廣さんは1つ決めていたことがあります。
それは、西野亮廣さんが直接立川志の輔さんに依頼しに行くということ。

スタッフからオファーを出してもらって断られたら
一生後悔すると思ったそうです。

そのため、自分でお願いして思いを伝えて、それで断られたら仕方ない。
そう思い、まず志の輔師匠に連絡をしました。

そして、麻生のうなぎ屋さんに…。

そこで、西野亮廣さんは志の輔師匠に本題を切り込みます。

 

「実は師匠、こういう思いがありましてえんとつ町のプペルの
ブルーノという役で声優をやってもらえませんか?」

とお願いしたところ…

二つ返事で「そんなん、絶対やる!」という答えが返ってきました。
”そんな有り難い話、やらせていただきたいです”と立川志の輔さん。

 

しかし!

 

ただし、という条件がつきました

 

その条件は、いかにもガッテン!なものでした。

それは…

 

「えんとつ町のプペルという作品は、西野亮廣くんと西野亮廣くんの
周りのスタッフ、そしてファンの方がすごく大事に育ててきた
作品でもある。

僕は西野亮廣くんよりもだいぶ先輩だから、恐らく
アフレコの収録のときに西野亮廣くんが僕に気を使うことがあると思う。

だけれども、それを、やっぱスタッフのみなさん、ファンのみなさんが
育ててきた、西野亮廣くんが育ててきた作品にそんなのが混じって
しまったら、よろしくないから僕の技術が至らなかったら
何度でもやり直しを押しつけてください。

それができないのであればお断りします。」

 

というもの。

 

「さすが、志の輔師匠!ガッテンだな〜、これは!」

 

と、茂木健一郎さんも西野亮廣さんも感心。

 

ここでも、背筋がさらにピシャッと伸びたと西野亮廣さんはいいます。

そして、その条件通りアフレコの収録時には、西野亮廣さんが
大師匠である立川志の輔さんに「いや、そこはそうじゃない」と
ダメ出しをしたそうです。

そういう約束ですからね。

今回の映画では、後半からものすごく長いセリフがありますよね。
あれは、宛書きです。

志の輔師匠の声は、どこか音楽的なものがあります。
その声を、ぜひ聞きたい。

なので、志の輔師匠のあの声に合うように口上にしたとか。
映画では、珍しい形ですね。

普通、こういうのは音楽に任せるのですが
えんとつ町のプペルは、志の輔師匠の口上で、パッと締める。

あれが、グッとくるポイントとなっています。

 



宣言したことは必ず実践 茂木健一郎も感心するクリエイター的視点

 

 

西野亮廣さんと知り合って長い茂木健一郎さんは、
西野亮廣さん自身がかなり前から宣言していたことを
実践している
ことが素晴らしいと、尊敬の眼差しで見ていました。

確かに、自分自身が宣言して周りに言っていたことをこつこつ
実践していくって、簡単そうに見えて実は簡単じゃないんですよね。

宣言した手前、やらなきゃいけないけど全然できてない…と
罪悪感がのしかかることもあるでしょうし、
それが返って苦痛になることもあると思います。

途中で挫折して、そのまま放置…ということもあるかもしれません。

ですが、西野亮廣さんのお話を聞いていると
継続する力ってすごく大事だなと思いました。

夢は、周りの人に話したり宣言すると叶いやすくなるということを
聞いたことがありますが、西野亮廣さんの場合はまさにこれですよね!

自分にできることをこつこつやっていく
自分でできないことは、他の人の力を借りる

そして、自分が得意ではないことは他の人にお任せする。

これも、大切なことだと思います。

かといって、任せっきりで放置してはいけませんが…。

西野亮廣さんの物事の考え方は、クリエイター的なもので
私自身とても参考になるなと思ってラジオを聴いていました。

まずは、怠けグセが出ないように…こつこつ実践ですね!

 

「えんとつ町のプペル」は、夢や希望を持ち続ける人へのエール

 

 

えんとつ町のプペルをこれから見る人に向けて、
西野亮廣さんはこのように話しています。

 

えんとつ町のプペルは、もともと挑戦する人を応援することを
テーマとして作った作品

黒い煙に覆われた街で、夢も希望も持てない。

その中でも、煙の向こうに何かあるんじゃないかという
希望を持ち始める主人公たちがいる。

そんな背景が、現代のコロナ禍に重なっています。

“もう何もできない”という状況になってしまっている今、
ここで夢とか希望を捨ててしまうと、私たちはもう息もできなくなります。

そんな人たちに向けてエールとなるような作品に仕上がったのが、
えんとつ町のプペルです。

今だからこそ、みなさんに見てほしい。そんな映画です。

 

「えんとつ町のプペル」映画化するぞ!と
西野亮廣さんが言い始めたのは、ずいぶん前のこと。

その頃から茂木健一郎さんは、
西野亮廣さんとときどき会っていたとか。

ついに実現したなと、その実行力に茂木健一郎さんも感激。
しかも、映画の出来が本当に素晴らしいです!

西野亮廣さん自身が頭に思い描いていることを形にすることは、
まさにクリエイターのやることですよね。

そのためにいろいろな人の手助けを借りたりとか、
いろんな方法を使って自分の中のイメージを世の中に出していく

これが、クリエイターなんだと。

その原点を今回、西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」から
教えていただいたような気がします。

このことは、どんな仕事でもいえるのではないかと思います。

みなさん、自分が思い描いていることをどうやって形にするか
それを、それぞれの現場で夢見ていけたらいいなと思います。

 

次回は、西野亮廣さんに絵本のお話を伺っていきます!
お楽しみに…♪







 

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