みなさん、こんばんは。愛原夢音です♪
今回のテーマは、小樽雪あかりの路。
冬の小樽が夕暮れを迎えると歴史的な街並みがキャンドルの明かりに照らし出される静かな冬の風物詩、小樽雪あかりの路。
多いときには50万人を超える人が訪れていましたが、去年は新型コロナウイルスの感染拡大のために中止となり、今年はメイン会場を設けず形を変えての開催を模索してきました。
前回に引き続き、小樽雪あかりの路について、さらに冬の小樽についてお伝えしていきます。
今回のポイントは…
「コトリアード」です。
コトリアードとは何なのか、みなさんも考えながら読み進めていってくださいね♪
どうぞ、最後までお付き合いください!
Contents
小樽雪あかりの路で注目してほしいところは?
今回の小樽雪あかりの路は、「あかり人」という企画がメインになりました。
この「あかり人」企画は、小樽市内に無料配布され商店街や市民の方々がお店や自宅の前にろうそくを置き点灯するというもの。
小樽のいろんなところで明かりがどんどん広がっていきます。
小樽のいろんなところに明かりがあるところを見かけた方もいらっしゃったかもしれません。
仕事が終わって、
「ああ、今日一日疲れたな…」
と思いながらも帰ってきたら、近所に明かりがある。
それだけで、和みそうですよね。
普段からろうそくの明かりを灯すというのは簡単なようですが、なかなかできることではありませんよね。
家の前にろうそくの光を灯すということもなかなかないですしね。
小樽雪あかりの路のろうそくの秘密とは?
今回の小樽雪あかりの路で使用されたろうそく。
実は、ある秘密があるんです。
その秘密とは……
小樽雪あかりの路は17時から21時までのまでの点灯なのですが、17時から21時までの間でつくようになっているんです。
風がなければ、17時に点灯するとずっと灯ったまま21時ごろにちょうど火が消えるように計算して作られているということなんです。
ろうそくは小樽市内に10万本を配布!
かなりたくさんの数ですね。
今年は大きな会場でという催しがない代わりに街のいろんなところでみなさんの手による優しい明かりが灯されるということなんですね。
冬の小樽の見どころは?
冬の小樽のみどころは、小樽雪あかりの路だけではありません!
ここからは、冬の小樽のみどころについてお伝えしていこうと思います。
おたる水族館で見られるペンギンの雪中さんぽ
冬の小樽の見どころはたくさんありますが、冬の小樽を思い切り楽しみたいならまずはおたる水族館がオススメです!
「えっ、でも冬は営業してないんじゃないの?」
と思った、そこのあなた!
実は、近年おたる水族館は冬季も営業しているんです!
そんなおたる水族館で行われているのが、ペンギンの雪中さんぽ。
ペンギンのお散歩です。
自由なペンギンたちが多いので、コースアウトして観客のところにヒョコヒョコ入ってくることも…!
間近でペンギンが歩くところを見られるので、ぜひあまり人のいない今の時期だからこそお出かけしてみてはいかがでしょうか。
ペンギンは雪が降る中でも、元気に散歩しています。
目印のように立っている旗のところに自分から歩いていって旗をくちばしでつついたりしているペンギンもいるとか。
そんな、ペンギンのいろんな様子が見られるかもしれません。
“脚力”が支える冬の小樽の人力車
小樽といえば、人力車が走っているのを夏の間見かけますが、冬の間はどうなっているか皆さんわかりますか?
小樽の人力車は、冬でも雪の中を活動しています。
冬でも人力車に乗れるのは北海道ならでは。
人力車を支える俥夫(しゃふ)さんの話によると、すべらないようにコントロールしているのはタイヤではなく俥夫さん自身の足。
俥夫さん自身の足、つまり“脚力”ですべてをコントロールしているのでタイヤは全然関係ないのだそう。
俥夫さんが履いているスノーブーツは、スパイクタイヤのブーツのように後ろにピンがささっています。
それで全てをコントロールして、お客様を乗せているということなんですね。
どうですか、みなさん!!
すごくないですか?冬の人力車の俥夫さん。
人力車を見たら、ぜひ”脚力”に注目してみてくださいね。
冬こそ乗ってみたい気もします
小樽の路面は、きれいに除雪されているところが多いわけではありません。
ツルツルのところもあれば、砂浜のようにサラサラで走りにくいところもあります。
それでも、俥夫さんはどんな状況でも走っていくとのことなので、かなり訓練されているということがわかります。
小樽でオススメの食べ物は?
小樽でオススメの食べ物は、「コトリアード」という料理です。
これは、後志の美味しい食材を使った「食べる漁師なべ」(食べるスープ)といわれています。
この取り組みは数年前から始まった取り組みなのですが、まだまだ知られていないのが現状です。
小樽雪あかりの路のイベントめがけて、フェアが開催されています。
今年も今月にかけてフェアを開催中です。
北海道の牛乳、小樽、後志近海でとれた魚、フルーツやワインなどを使うなど、食材にはルールが設けられています。
そのルールを守りながらつくられた料理が、しりべしコトリアードです。
しりべしコトリアードは、お店ごとに微妙に味が違うので、その個性が魅力となっています。
コトリアードとは?
コトリアード、と聞いて
「何それ?」
と、ピンにとこない方もいらっしゃいますよね。
コトリアードとはブルターニュ地方の郷土料理、いわゆる漁師なべです。
魚で出汁をとって具材を入れて食べるスープなのですが、そのままだと日本人の口には合わない。
そのため、味を整えて提供されているメニューになっています。
なべはこの時期、体もあったまるのでいいいですよね。
コトリアードという言葉自体、あまり聞いたことがないから想像がつかず、食べたい!と思われない方もいらっしゃるかと思いますが…
実際に食べた方はみなさん、
「すごくおいしい!」
とおっしゃるのだそうです。
「どうしてもっと宣伝しないんだ?」
と言われることも…。
それくらい、おいしいということなんですね。
しりべしコトリアード、みなさんもぜひ機会があれば召し上がってみてくださいね。
かまくらで食べられるジンギスカンがある?
そして!
まだまだ冬の小樽の楽しみがあります。
それは、かまくらジンギスカンです。
その名の通り、かまくらの中でジンギスカンを食べるというこのイベント。
これは、小樽の大正硝子館を経営しているアートクリエイトが始めた新事業なんです!
南小樽の近くの広場にかまくらを立てて、その中でジンギスカンを食べよう!というもの。
かまくらは、北海道に住んでいてもなかなか入ることはないですから貴重な体験になりそうですよね。
かまくらにはテーブルもしつらえてあって、広さにも余裕があります。
これは大人でも心が弾みますね。
このかまくらジンギスカンのコンセプトは、「大人の修学旅行」。
かまくらジンギスカンは本日まで!
予約は忘れずに!
まとめ
今回のポイントは、コトリアードでした。
ブルターニュ地方の漁師なべ、コトリアード。
魚介類や野菜を白ワインで煮込んでクリームで整えたなべ料理なので、スープの色が白っぽくて白いブイヤーベースとも言われているそうです。
気になった方はぜひ、検索してみてください。