みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
お金についていろいろな話題を教えていただく、
「川部紀子のお金カンケイ」!
今回は、税金って何?というお話です。
税金の基礎知識について、ファイナンシャルプランナーで
社会保険労務士の川部紀子さんに伺いました。
どうぞ、最後までお付き合いください!
Contents
税金は社会という”会”の会費
税金とは、何か。
みなさんは、この質問に何と答えますか?
税金といえば、
- 支払うのが嫌だ
- 税金は高い
という話題になりがちなのですが…
税金の問題は避けることはできません。
ですので、「税金って何?」ということを
改めてここで学んでおきましょう!
私たち人間は、誰がなんといっても全員が社会の一員です。
- 社会と関わりたくない
- 社会が嫌だ!
と言っても、社会の一員であることに変わりはありません。
税金とは、何なのか。
この質問の答えを、ズバリ発表します。
税金は、社会という”会”の会費です。
これは一体、どういうことなのでしょうか?
社会と関わらずに生きていくことは不可能
まず…
- 社会という”会”はやめたいです
- しばらくお休みします
と思っても、これはできないんです。
なぜできないのか?
それは、日常に社会が溢れているからです。
たとえば、家から出て外を歩いたとしましょう。
その歩いた道、それが既に社会なんです。
そして、ゴミ出しをしますよね?
ゴミ出しをしたあとは、ゴミ収集車が来て
ゴミを回収して処理してくれます。
これも、立派な社会です。
ですから、知らず知らずのうちに私たちは社会と
関わっているということなんです。
「社会とは関わらない!」と言うことはできても、
全く社会と関わらずに生きていくというのは不可能です。
道をつくったり整備したりする費用や、
ゴミ収集をして処理する費用は当然のことながら発生します。
そういった費用、つまり社会という”会”の会費を払うことで
それらを行ってもらうということなんです。
社会にはいろいろな費用がかかりますから、
それを運営していくためには会費が必要です。
その会費というのが税金というわけです。
クイズからわかる、税金の基礎知識
さて、ここからは税金の基礎知識について
クイズ形式で解説していきたいと思います。
みなさんも、考えながら読みすすめていってくださいね!
それでは、第1問!税金の分類の問題です。
税金は、納める相手によって○○税と○○税に分かれます。
それぞれの○○に入る言葉は何でしょうか?
正解は…
国税と地方税です!!
みなさんも、一度は聞いたことがあるかと思います。
学校の教科書にも出てきましたよね。
国税は、日本の税ですね。
国税の代表的なものは、
- 所得税
- 相続税
- 贈与税
などです。
地方税は、都道府県や市町村税がそれに当たります。
- 事業税
- 自動車税
- 固定資産税
などもそうですね。
税金には国税と地方税の2つがある、ということは
わかりましたよね。
それでは、消費税は国税と地方税どちらかになると思いますか?
それは、国税と地方税の両方です。
国税でもあり、地方税でもあります。
消費税は国税として7.8%、地方税で2.2%なので合計すると…
10%ですよね。
消費税が10%なのは、そういう理由があったんです。
税金について詳しく知りたい方は、
こちらをチェックしてみてください。
ここまで、納める相手によって国税と地方税の
2つに分かれているという話をしました。
それでは、第2問にいきますよ!
今度は、税金の納め方についての問題です。
税金は、納め方で大きく2つに分けられます。
それは○○税と○○税です。
○○に入る言葉を、それぞれ答えてください!
正解は…
直接税と間接税です!
これも、学校の教科書に載っていた記憶が…ありますよね?
これは、消費税で説明するとよりわかりやすいです。
ということで、消費税を例にとって
直接税と間接税の違いを見ていきたいと思います。
消費税は、国にも地方にも払うと先程述べましたが…
「でも、払うのはお店じゃないの?」
と、思う方もいらっしゃいますよね。
直接的ではなく、お店を通して払うので
間接税ということなんですね。
一方の直接税は、税務署で手続きをしたり納付書で払うものです。
所得が多い人は、所得税の金額は高くなります。
たくさん納めてねということなんですね。
そうなるように、税率や計算式が所得によって違ってくるからです。
データによると…
公務員や会社員の給与所得者で年収800万超えと聞くと、
「高いなあ」
と、思う方もいらっしゃると思います。
ですが、年収800万円超えの給与所得者は
人数的には少ないんです。
どのくらいなのかというと…、全給与所得者のうち約12%!
でも、その12%の人が全所得税の51.1%払っているそうです。
つまり、”たった12%の人が全体の半分を支えていますよ”ということです。
稼いでいる人に対して嫉妬するみたいな人もいらっしゃると
思うのですが、稼いだ額に比例するわけではありません。
税率や計算式も変えられているので、払う金額も多い。
稼げば稼ぐほど、払う金額は増えるということなんです。
ですから、”たくさん払ってくれてありがとうございます!”と
いってもいいくらい有難いです。
そして税金を払うだけではなく、消費の方も
グイグイと引っ張っていただきたいですね。
最後になりますが、ラストのクイズです!
地方税の○○税の収入が多い市町村ランキングの第3位に、
札幌市がランクインしています。
さて、○○税とはなんでしょうか?
ここで、ヒントを3つほど出しますね。
ヒント1
今まで税金のお話をしてきましたが、
今回のお話では出てきていません。
振り返っても答えは出てこないのでご注意ください…。
ヒント2
GWっぽい。
ヒント3
札幌市は3位にランクインしていますが、
札幌市の中でも南区で稼いでいるそう。
みなさん、わかりましたか?
さらに、スペシャルヒント!
1位は箱根、2位は熱海、3位が札幌で、4位は日光です。
それでは、答えを発表します。
答えは…
入湯税です!!
要するに、温泉ですね。
札幌市の南区には定山渓温泉があります。
「定山渓温泉には、もっともっと上に行ってほしい!」
と、川部紀子さん。
私としても、定山渓温泉にはがんばってもらいたいです。