みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、西山美食話から。
今日はクリスマスということで、クリスマスの習わしや
ディナーのお話をお届けしたいと思います
Contents
クリスマスツリーDIYにオススメなコニファー
今日は、待ちに待ったクリスマス。
街にはクリスマスソングが溢れツリーの電飾が輝くなど、
大人であっても心浮き立つような季節です。
テレビで「自分だけのクリスマスツリーをつくりましょう!」
というコーナーがありました。
その内容は、丸や四角のテラコンタに土を入れ、
コニファーを植え替えるというもの。
コニファーは年間を通して緑を保つ丈夫な品種で、
色の濃淡はもちろんのこと、クリスマスツリーにふさわしい
円錐系が手に入りやすいとか。
グランドカバーとして、アイビー、シートモス、
フィッカス、ヒイラギなどを使い、アクセントに。
最後に、木の先端に真っ赤なリボンを包んで出来上がり。
クリスマスが終わっても、そのまま部屋を彩る観葉植物になる
というのもコニファーの魅力です。
また、材料を買いそろえたり、どんな配置するか考えると
いうのもいいですよね。
クリスマスはもちろん、日常でも。
目の保養として、あなたもコニファーを生活に取り入れてみませんか?
コチラの記事も参考にしてみてくださいね♪
もうすぐクリスマス「今年は本物のクリスマスツリーを飾ろう」 | LOVEGREEN(ラブグリーン)
コニファーで作るクリスマスツリーがIKEAのモミの木よりもかわいくておすすめ! (taniku-succulent.com)
ドイツのクリスマスは家族が集まる日
神聖ローマ帝国より、自由都市の栄誉を授けられた南ドイツの
中央を走る商業ルートとして栄えた数々の街。
フランクフルトの南方、ベルツブルグからアルプス山脈に接する
ウフュッセンに至るおよそ300キロののどかな道を、
人々はいつの頃からか”ロマンティック街道”と呼ぶようになりました。
このロマンティック街道には、1年中クリスマス市が開かれる
ロンデンブルグがあります。
12月に入ると、その街はたくさんの人で賑わいます。
ドイツのクリスマスは盛大に行われるミサを除き、
キリストの生誕祭という宗教的な意味合いよりも
離れている家族が顔を合わせる年に1度の日といった
感覚が強いようです。
なぜなら、キリスト教発祥よりも早くから言い伝えられてきた
伝承のクリスマスがあったから。
クリスマスにもみの木を飾る習慣は、
ゲルマン民族のシンボルだったんですね。
また、気候も関係しているといわれています。
ドイツでは南に行くほど標高が高くなり、寒くなります。
北欧もそうですが、長く寒い冬が続く北国であれば
お祝い事は太陽の恵みのようなもの。
よって、クリスマスは家族が集まる日。
そして、家族で喜びを分かち合う時間と捉えるのは
自然な感情なのかもしれません。
ドイツでは、24日のクリスマスイブが1番大切な日です。
1年中クリスマスグッズを扱う店の主人も、
24日の午後2時頃にはお店を閉めるんですって。
近くの教会のミサに参列し、夜は家族が揃って
食卓を囲むのが習わし。
ワインを飲み、手作りの料理を味わい、会えなかった日々を
埋めるかのように会話を楽しむ。
そんなふうにして、イブの夜は更けていきます。
デンマークのクリスマス 定番はフレスケスタイとリュドコール
デンマークには、300念以上前に建てられた古い館が
いくつも残っていて、館の主が小さなレストランとして
開放しているところも珍しくありません。
12月に入ると、そうした館で頻繁にクリスマスを祝う
ディナーパーティーが行われるそうです。
でも、それはあくまでもクリスマスの前。
なぜなら24日のクリスマスイブから26日にかけては
家族だけで過ごす習わしがあるからです。
古い館では、このような順番でパーティーが進んでいきます。
まず、落ち着いた書斎で食前酒やカクテルを楽しみます。
知人・友人が揃ったところで、花とキャンドルが彩られた
テーブルに移動してフルコースディナー。
最後に、300年前の家具などが配置されたリビングで
コーヒーをいただくという流れ。
そんなディナーのメインディッシュは、
フレスケスタイと呼ばれるローストポーク。
豚肉のかたまりの皮部分に細かく切り目を入れ、
オーブンでじっくり焼き上げた料理です。
皮の部分は、パリパリ。
中はジューシーで、グレイビーソースをかけて食べるのが
デンマーク流なんだとか。
つけあわせには、赤キャベツを蒸して煮た
リュドコールが登場します。
ちょっと酸っぱく、ローストポークの重さを中和してくれるんですね。
ローストポークは、もともとデンマークの人の大好物。
しょっちゅう食べている人も多いらしいのですが、
クリスマスメニューには欠かせないようです。
日本ではチキンが定番ですが、デンマークのように
ポークという国もあります。
クリスマスだからチキンと決めつけず、家族の好物あれこれを
テーブルに並べてみるのもいいかもしれませんね。
気になるレシピはこちらから!↓
フレスケスタイ(デンマーク風豚肉のロースト)|レシピ|S&B エスビー食品株式会社 (sbfoods.co.jp)
デンマークのクリスマス料理 | Next, 北欧 (nexthokuou.com)
ドイツ、イタリア、デンマーク…それぞれの国に共通するクリスマスの過ごし方
イタリアには、カトリックの総本山、バチカン市国があります。
そのため敬虔(けいけん)なカトリック教徒も多く、
クリスマスは宗教的な意味合いからも
1年で最も重要な祝日となっています。
クリスマスイブの深夜には、教会のミサに参列。
午前0時に高らかに鳴らされる教会の音を聞いてから帰宅するそうです。
私たち日本人が大晦日に神社やお寺にお参りに行き、
除夜の鐘を聞くことと、どこか似ていますよね。
そして、25日のクリスマス、26日のサントステファノの日も祝日で
この2日間はオフィスもお店も全てお休みとなります。
イタリア語で、クリスマスは「ナターレ」。
ツリーやキリスト生誕の場面を再現した人形などを飾りますが、
これは1月6日の救世主が現れるエピファニアと呼ばれる日まで
そのままにしておくのだそう。
クリスマスのプレゼントも地域によっては、
1月6日まで開けないなんてところも。
ドイツやデンマークと同じく、イタリアでもクリスマスは
家族と過ごすのが当たり前。
美食の国ですから、クリスマスイブのディナーも豪華なのですが
あまり肉は食べないといいます。
これは、キリスト降誕(こうたん)の前日は
体を清める意味合いがあるから。
その代わり、クリスマス当日はマンマが腕を振るう
本格的なコース料理となります。
アンピパストと呼ばれる前菜にはじまり、パスタ料理、
肉や魚料理、コントルドと呼ばれる副菜、デザートまで。
マンマの仕切りで一品一品出され、それぞれの料理に合うワインも用意。
家族だからこそ心置きなく和気あいあいとワインを飲み、
食事やおしゃべりを楽しむ。
そんな時間が、永遠と続くのがイタリア流。
今年は、おうちでクリスマスという家庭も多いことでしょう。
ヨーロッパでは、おうちで家族とともに過ごすのが
当たり前と聞けば、それも悪くないと思えてきませんか?
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪