みなさん、こんばんは。
愛原夢音です。
今回は、SUNDAY’S POSTから。
現在開催されているLetter From 代官山の会場に
小山薫堂さんと宇賀なつみさんがロケに向かいました!
その模様をお伝えしながら、このイベントの魅力や
文具、さらにはおすすめの書籍まで紹介していきます!
Contents
コンシェルジュ直伝「Letter From 代官山」の楽しみ方
11月27日から開催中のイベント「Letter From 代官山」。
文具コンシェルジュの佐久間和子さんからSUNDAY’S POSTに
お手紙を下さったことが縁で始まった、手紙を書く楽しさ、
大切さを体験できるSUNDAY’S POSTとのコラボイベント。
今回は、そのロケーションでの模様をお伝えしていきます!
まず…「Letter From 代官山」についてはこちらを見てみてください。↓
そのイベント会場に、小山薫堂さんと宇賀なつみさんが訪れました。
お手紙をくださった佐久間和子さんのもとへ行くため、
2人は代官山蔦屋書店の中へ。
代官山蔦屋書店限定の万年筆を目当てに来店する人も
まず2人が向かったのは、佐久間和子さんが担当する文具フロアです。
文具フロアを訪れて最初に気付いたことは、
万年筆がびっしり並んでいるということ。
字の幅の違いや色違いを含めると、2000種類もあります。
2000種類ですよ…!想像もつかないくらいの量です。
ちなみに、在庫は3000個ほどあるそうです。
今の万年筆の売れ筋は好調です。
というのも、半年ほど前に代官山蔦屋書店の限定の
万年筆が発売されたからです。
それを目当てに、この代官山蔦屋書店を訪れる方もいらっしゃるのだとか。
ノベルティーやバースデーカードの展示が目白押しの文具フロア
文具コーナーには、椅子に座って手紙を書けるコーナーもあります。
さらに、佐久間和子さんが代官山蔦屋書店の文具フロア公式の
Twitterで毎日アップしているバースデーメッセージのカードの展示も
行われています。
そこに展示されているのは、11月27日から1月11日分の
原画が展示されています。
文具フロアをはじめ、代官山蔦屋書店には
「Letter From代官山」のオリジナルポストカードや
番組ノベルティーの「ハガキコースター」も配布。
書店内で手紙を書いてポストへ投函することもできますよ!
しかも、これらは全て無料。
切手も、カウンターに行けば1枚無料で貼ってもらえます。
気軽に手紙を書いて投函するところまで
参加していただければ嬉しい、と佐久間和子さん。
メイン会場にはあのミュージシャンの年賀状やクリスマスカードも
佐久間和子さんの案内に続き、2人がやってきたのは
2号館1階の建築デザインギャラリーにある
「Letter From 代官山」のメイン会場。
ここでは、カウンターテーブルで手紙を書くことができます。
その他にも、「あの人からの手紙展」が開催されています。
さらに!
大宮エリーさんや谷川俊太郎さん、ハービー山口さん、FROGMAN、
YOASOBIのAyaseさんとikuraさん、Luckey Killimanjaroの熊木幸丸さんが
書いたクリスマスカードと年賀状も飾られていますよ!
そして、このメイン会場には木製のポストが置かれています。
このポスト、実はこのイベントのためだけに
アンティークの家具を改造してつくったんです!
イベントに対する並々ならぬ情熱が、
このことからも伺えますね。
年賀状のメッセージの参考にもなる「年賀状に沿える一言集」
カウンターの下には、「年賀状に沿える一言集」もあります。
年賀状、もうみなさんの手元にも届いているかと思いますが…
「今年もお願いします」というよくある定型文のような
言葉を書く方も多いと思います。
でもそれだけだと、つまらないじゃないですか。
つまらないというよりも寂しい気持ちになると
いったほうが近いのかもしれません。
心のこもった温かい言葉が書かれていたら、
受け取った側も嬉しくなりますよね。
そう想っている人たちのために、
「年賀状に沿える一言集」の展示は実現しました。
代官山蔦屋書店のコンシェルジュが定型の挨拶文意外に
使える言葉を考えて、その例文集を用意。
次回年賀状を書くときの参考にできそうですよね。
どんな例文なのか、とても気になります…。
名物コンシェルジュがあなたにオススメの本を紹介
さて、メイン会場で実際に手紙を書いた小山薫堂さんから
リクエストがありました。
代官山蔦屋書店にせっかく来たので、
オススメの本や映画を買って帰りたいとのこと。
そんな小山薫堂さんに、佐久間和子さんは
代官山蔦屋書店の名物コンシェルジュを紹介。
その名物コンシェルジュ、実は小山薫堂さんが
よく知っている方なのだそう。
そんな名物コンシェルジュが待つ書籍フロアにやってきた
小山薫堂さんと宇賀なつみさん。
小山薫堂さんの以前からの知り合いだという”名物コンシェルジュ”こと
ブックコンシェルジュの間室道子さん。
間室さんは日本一のブックコンシェルジュと
小山薫堂さんは絶賛しています。
なぜ小山薫堂さんがそこまで大絶賛するのかというと…
間室さんの眼鏡にかなう本は間違いなくヒットすると言われているから。
1日1冊、休日は5冊、月に60冊、そして年間で720冊。
これは、間室さんが目標としている読書の量です。
現在は、1日1冊読むことは仕事の関係もあって
なかなかできないとのことですが、
1日に1行も本を読まなかったという日はないといいます。
さすが…、書店に勤める方は違いますね。
”なくなりそうな世界の言葉”に思いを馳せて
そんな読書家の間室さんに年末年始に
オススメの本をご紹介していただきました。
まず、1冊目は「なくなりそうな世界の言葉」です。
タイトルに書かれている通り、なくなりそうな世界の
少数民族の言葉がこの本には載っています。
たとえば、フィジーの挨拶。
日本だと、時刻によって挨拶が変わりますよね。
- 朝⇒おはようございます
- 昼⇒こんにちは
- 夜⇒こんばんは
でも、フィジーの場合はどの時間帯でも
「ンブラ」
というのだそう。
どの時間帯でも同じ言葉を使うということなんです。
この言葉には、
- 生きる
- 命
という意味合いもあります。
誰かに元気であいさつできる喜び。
去年はそれが、心に沁みた1年でしたよね。
2021年が「ンブラ」に満ちた年になりますように。
そんな気持ちでこの本を手に取って、この本で紹介されている
心に響いたなくなりそうな世界の言葉を、
年賀状に添えてみてもいいのではないかなと思います。
あなたの知らない7つの美しい日本語 実はちょっとした仕掛けが
そして、もう1冊ご紹介するのは文藝春秋より刊行された
「Seven Stories 星が流れた夜の車窓から」というアンソロジーです。
テーマは、九州を走る豪華寝台列車の「ななつ星」。
この列車に実際に乗った三浦しをんさんをはじめ5名の作家が
小説を書いています。
さらに、小山薫堂さんと糸井重里さんもエッセイを寄稿しています。
小山薫堂さんのエッセイのタイトルは、「旅する日本語」。
夫婦が一緒に長生きすることを表す”相生(あいおい)”という
言葉の他にも、現代人が知っている人はかなり少ない、
けれども美しい日本語がそのエッセイには7つ登場しています。
さらに、このエッセイにはちょっとした”仕掛け”も。
旅の絵葉書を思わせる信濃八太郎さんのイラストが
このエッセイには添えられていて、読んでいるだけで
たびを追体験できるような、素敵なアンソロジーとなっています。
まさに、”世界でなくなりそうな言葉”をエッセイにして
伝えているということですね。
どんな仕掛けがなされているのか、みなさんも
ぜひ書店でチェックしてみてくださいね!
オススメの映画は、音楽が題材の2作品!
さて、次に2人が向かったのは映画フロア。
現在、手紙をテーマとした映画DVDコーナーが設置されているとのことで
映画コンシェルジュの吉川明利さんにオススメの映画を伺っていきます。
映画フロアにある映画作品は2万本。
吉川さんは、劇場だけでも年間200本もの映画を見に行っています。
そこで見た作品でとても良い作品だと思ったものを
DVDやBlu-rayが発売されたときに店に入れているそうです。
ここからは、吉川さんオススメの映画をご紹介していきます。
まず、ご紹介されたのが「ワイルド・ローズ」という映画です。
2人の子供がいるちょっとだめなカントリー歌手の母親の人生を
立ち直らせるのは、歌の力だという映画。
ナッシュビルにまでロケに行った、最後に人生を再生する
歌の力を信じた感動の映画となっています。
同じく音楽を題材とした映画として、「星屑の町」という映画もオススメ。
オヤジコーラスグループに、のんさん演じる歌姫が加わって
コーラスグループを結成し成功していくまでの物語。
ミュージカル好きの宇賀なつみさんに、吉川さんは
「若草の頃」という映画をチョイスしてくださいました。
書店というと、本というイメージが強いですが
この機会に映画に触れてみるのもいいかもしれませんね。
そして、最後に…
宇賀なつみさんと小山薫堂さん、それぞれが愛用している万年筆が
イベント中に実際に使用できる企画も実施されます。
たくさんの新しい試みが実現している、Letter From 代官山。
ぜひみなさんも、足を運んでみてくださいね。
コチラも参考にしてみてください!↓
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪